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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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進路指導のウィザード
  新たな仲間×グレモリーとシトリーでの修行

一日休養後の恋姫チームは早速メディカルルームへ行ってみたが、まだ目覚めていない事に不思議に思ったのか朱里と雛里。朝鍛錬後、俺を呼び出してから行く事で納得した俺。放課後に和平同盟があるけど、学校行く前にやっといた方がよさそうだな。

「ご主人様、私達のいた世界から連れて来た者達がまだお目覚めになっておりません」

「見れば分かるさ。今日は和平同盟だが、その前にやっておこうか」

「私達を見れば驚くと思うけど、今後に関しては私達に一任させてもらうわ。ご主人様は和平同盟や創造した星に行く予定らしいし」

「予定ではそうなっているが、何かあれば通信機で連絡してくれ。・・・・では始めるぞ」

半透明になっている者はまだまだ目覚めるには早いので、俺らと関係を持つ者らの部屋へ入るとそこに居たのは蜀・魏・呉の武将。馬休・馬鉄・曹仁・曹洪・徐晃・太史慈・程普の七人で、皆ベッドに寝ている状態だけど全員目覚めた事により少々パニックになった。

「ここはどこ?隣にいるのは蒼」

「鶸ちゃんこそ何故隣にいるんだろう~?」

「ここはどこっすか!?栄華と香風もいるみたいっすけど」

「確かお姉様と一緒にいたはずですけど・・・・」

「・・・・?」

「私も皆と一緒の気持ちだけど、ここはどこだろうー?」

「お姉さんでも分からないわ~」

とりあえず医療班によって落ち着かせて、ここは貴女達が居た世界から天だと告げてから元王である桃香と華琳と雪蓮に蓮華が近付く。一瞬分からなかったが、声音と気で分かったのか安心していた。そして俺登場したが、全員が疑問符浮かべていたので声だけを一刀にして挨拶したら興奮していた。そしてここは遥か未来の世界に居て、桃香達が元王であり現在俺が長となっている事も。

「と言う事だからさ、鶸ちゃんと蒼ちゃんもご主人様に協力してほしいの」

「まだ混乱していると思うけど、今の私は魏の覇王ではなくご主人様の部下として働いているわ。だから貴女達もご主人様の力になってもらいたいわ」

「私からもお願い、魏呉蜀の元王としてだけど今の長は織斑一真総司令官なのよ」

混乱はしていたが、落ち着いていた所で俺は和平同盟とこの先でやる事があるので朱里達に任せた。全員救出前の服に着替える前に風呂へ入ってもらうが、無論使い方も分からないので一緒に入って学ぶ七人。三国志外史に居た時、北郷一刀が度々言っていた横文字を七人以外が使っていた事に驚きを隠せないでいた。

「早速だが、ここで自己紹介を頼む。七人以外の者らは既に真名を許している状態だし、俺らは各チームによって動いている状態だ。自己紹介後、黒の駒と量産型聖剣エクスカリバー譲渡したらバトンタッチする。桂花達、説明大変だと思うが頑張ってもらいたい」

「畏まりましたご主人様。我ら軍師組は既にマニュアル作成しておきましたし、準備済みでございますのでご主人様は気にせずに」

『桂花が男嫌いを克服している!』

とそのように聞こえたが、まあ驚くよな。桂花が男嫌いでケダモノのように見下していたが、ここでは俺の事を長として見ていて普通に会話していた所か。自己紹介後、黒の駒と量産型聖剣エクスカリバーを譲渡後に愛紗達が主に使い方を学ばせていた。そんでメイド長の月により、今から俺の事を主人と呼ばなければ説教を受ける事になる。

「つまりお姉様達は、私達と暮らした記憶があるだけと言う事ですか?」

「そうだ。最近知ったんだが、これで馬一族が揃った事に関しては嬉しく思う」

「蒲公英も!それとご主人様とすぐに呼べるのはウチだけど他はどうだろうね~」

「蒼達はいつも通り呼べば~いいのね~」

蜀の武将らはすぐに呼べるが、魏と呉の武将らはすぐに呼べる事が出来ないままにいる。今は研修期間として学んで、最終的には我ら恋姫チームとして活躍するだろう。華琳に任せて俺は学校へ行ってる間には、基礎を完璧にさせて時には驚いた俺である。俺らの時は長い時間をかけて説明したが、流石は軍師達ですぐに説明できる事が素晴らしい。

「今の所武器は不明だけど、香風のみ斧だと言う事は知っているし鶸と蒼の武器も槍だと想定しているな」

「はい。早速道具に関しては覚えが良いらしく、華琳様達が直に教えているので問題はありません。なお恋姫チームは普段メイドとして働いているので、落ち着いて来たらそれぞれの班に行かせるつもりのようです」

「俺は明日から惑星アースに行くんで、その間全て覚えられたら相当成長したと思うぞ。栄華と粋怜を出納長班、華侖と鶸と蒼は掃除・洗濯班に行かせて梨晏と香風は戦闘班に入れておく。ま、武器が分かり次第でいいが銃火器に関しても頼む。そこら辺は紫苑・桔梗・祭にな」

「承知しました。ご主人様が居ない間、出来る限りの事を覚えさせておきますので」

で、俺は惑星ナイトメアに行ったりしている間に色々と覚えさせて地下三十階にある広大な空間にて教え込んでいた。銃火器に関しての使い方と量産型聖剣エクスカリバーと己の内にある力のコントロール、料理・掃除・端末に関する操作方法など俺らが教え込んだ時は半年ぐらい経過したが七人だけなので一ヶ月で終えた事に驚いた。ミカエル達の案内が終えて解散の頃、地下空間ではリミッター解除後の姿となっての模擬戦。

「ほう、俺らが案内係を終えた頃には既に現代言語や現代兵器を使えるようにするとは。俺らが半年程教え込んだのが恥ずかしく思えてしまう」

「それだけ人数が居たからよ、私達の場合だと月中基地本部で今と大違いな家電とかを使ってたから」

「確かにな。雪蓮はここに居ていいのか?戦闘班筆頭の者が」

「今は最終試験を受けている最中だから私よりも華琳達の方がね。私だと手を抜く事出来ないじゃない」

「ま、それだけならいいんだがな。銃火器の知識やメイドに関する事もそちら任せとなってしまったが、軍師達には感謝すると伝言を頼む。俺ら明日から学校なのでね」

「了解よ。明日からメイド研修として人間界本家で仕事させるからと、冥琳からの伝言だから」

と言う事で、俺ら学校組が起きる頃には全て学ばせてからメイド研修としてメイド長月や詠が率先してやっているのを見ていたソーナ達。あの七人が俺らの新たな仲間だと知ると同時に真名を交換し、俺以外だと様付けとして活躍していたのを主である俺が見ていた。

朝鍛錬後、昼は学校で放課後は部室に行って魔法使いに関する手伝いをしたりと色々だがとある放課後にアザゼルからの頼み事を聞いていた時だったか。

「なあ一ちゃん。朝鍛錬から始まるのは知ったが、毎日の鍛錬が強さの秘密なのか?」

「まあそうだな~俺が直にやったり最近増えた仲間での模擬戦に、ルシファー達を呼んで鍛錬相手とさせている。それがどうかしたか?」

「小猫と朱乃は半分黒神だからいいとして、最近リアス達のパワーアップが微妙でな。グレモリー眷属とシトリー眷属の鍛錬相手を頼みたいのだが」

「それってまた非常勤バイトをしろと?そちらは最近だと魔法使いの書類選考と悪魔の仕事で忙しいはずだ」

随分前に護衛が嫌なら鍛錬相手として、グレモリー眷属専用鍛錬所=グレモリー領地下バトルフィールドで相手をした事があった。悪神ロキとフェンリルとの相手をするんで、一時的に非常勤バイトをしていた時があった。だが最近だと忙しくて、非常勤バイトするよりも試作武器を試す事が多い。

「そこで提案何だが、一週間人間界本家に泊まって修行させると言うのはどうだ?無論バイト料もいつもより多く出す」

「何でそこで俺らの家なのやら、冥界グレモリー領地下バトルフィールドにでも行ってやればいい」

「そう言われてもなかなかパワーアップが難しいんだ。例え小猫と朱乃が居たとしても、それは力を隠しているから鍛錬の意味を無くしてしまう。リアス、お前の意見はどうだ?」

「そうね。最近だとパワーアップ出来ていない状態だし、今後の為だと思ってお願い出来ないかしら一誠。私達は朱乃や小猫らに置いてかれてしまうわ」

ふむ、確かにそう言う事なら一致している。最近だと朱乃と白音はこちら側にて鍛錬をし、自らの技を磨いたりオリジナルの技を使う為にやっている。ソーナとシーグヴァイラにレイヴェルとイリナも同じくオーラが仲間になる前より、オーラが段違いに高まっている事に関してグレモリーとシトリーもな。ここにソーナが居ればいいのだが、最近になって生徒会に行っているんで呼び出した。

「失礼します。一誠さんからの呼び出しで来ましたが何かお困り事でしょうか?」

「丁度良かったが、これは俺の判断するかどうか難しいんだ。ぜひソーナの意見を聞きたい」

で、先程同じように語ってからここに居るシーグヴァイラ達にも念話会議をしていた。シーグヴァイラにイリナとレイヴェルも同じ事を思っているし、ヴァーリも俺の考えを尊重しているので口には出さない。会議が終わったのか嘆息しながらリアス達を見た。

「リアスにアザゼル、余り私達の主を困らせないでもらいたいわ」

「いいじゃない、たまには借りたとしても非常勤バイトのようにさせるから」

「一誠様、私はあの空間なら一週間経過しなくとも一日で出来るかと思います」

「あの空間か。あそこなら何ヶ月経過しようが、地上だと数時間経過してるかだが修行空間としてなら良い活用方法の案だ。早速手配しとくわ」

あの空間とは一体?と質問されたが、それはお楽しみと言う事で今度の土日にグレモリー眷属とシトリー眷属に修業させる事にした。ついでにサーゼクスとアザゼルも来いと言っといたが、アイツらの先生としてでもあり修行メニューを考える者でもある。こちら側のメニューに耐えられるかどうかだけど、約束の日までにレーティングゲームや神器所有者のはぐれによる討伐を終えたらしいが。

「よく来たな。早速で悪いが朱乃と白音はこちらに来てくれ・・・・半分黒神だし力を解放するには丁度良いからな」

「そうだな。朱乃と小猫のオーラはこちらと大違いだと聞くし、この日まではレーティングゲームや討伐でも手加減だったし」

「と言う事でジャージに着替えて来い。ヴァーリ達が首を長くしてお待ちだ、サーゼクスとグレイフィアにアザゼルはこのまま俺と待機な」

「ええ。と言う事で着替える部屋に案内してくれるかしら」

メイドらに言って男女着替える部屋を用意させて、俺らはしばらくリビングで待機となった。ちなみにサーゼクスは俺の頼みとして来てくれたので自動的に魔王オフとなっているが、グレイフィアはメイドオフになっていないらしく理由は聞いていない。グレモリーとシトリーが着替え終わって集合となったので、俺と共に大型エレベーターに乗って地下三十階へ向かう。

「本来ならここは俺らしか使えないようにしてあるが、今回だけだからな・・・・朱乃と白音は使っている」

「一気に下降しているようだが、人間界本家にこのような地下空間があるとはな」

「一見広大なバトルフィールドとされているが、ここは自然が沢山あるし恐らくサーゼクスだけは懐かしいと思うぞ」

「懐かしい?と言うと『俺らの鍛錬方法を思い出すんだな』ああそう言う事か」

あっという間に到着後、扉が開いたと同時にリアス達は体重が重くなる感覚に襲われた。アザゼルやサーゼクスは何やら懐かしいと思いながらだが、しばらく進むとヴァーリチームと英雄チームが俺らを待っていた。アグニらも居た事で、これから行うのを笑み浮かべていたけどな。

「やっと来たが、鍛錬メニューとして考えていたのもある。これから朱乃と白音がそれぞれ合った鍛錬方法を伝授し、監視員=鍛錬の先生だと思えば良い。シトリー眷属は無論ソーナだが補佐をレイヴェルとシーグヴァイラに任せる」

「リアス、貴女の考えは筒抜けでしてよ。必殺技を持っていない貴女ですので、まずは魔力アップとコントロールをルシファー様にお願いします。『滅殺の魔弾(ルイン・ザ・エクスティンクト)』は、テクニックとウィザードを持つサーゼクス様でしか出来ませんわ。リアスはパワーとウィザードですので、今後の必殺技を一緒に考えてくれるとの事」

「アーシアさんには魔物との契約か召喚魔法が向いていると思いますので、まずはアグニとオーフィスによる使役方法に関してを。回復の力を増幅と強化、これに関してはルフェイに一任されます」

「祐斗はベルゼブブとの鍛錬だ、聖剣創造での禁手化もそうだが各甲冑騎士に聖剣魔剣を持たせた引き連れながら自ら持つ剣での戦いを学んでもらおう。日頃行いが悪いゼノヴィアに関してはアーサーとな、テクニックタイプとしてもだがエクス・デュランダルの七つ持つ力を発揮させていない。パワーばかりではなくテクニックも学んだ方が得だぜ」

「ギャー君はこの前と同じ事をやってみて・・・・闇ギャー君との連携を」

「ロスヴァイセさんは魔力を上げた攻撃を出しながら防御を・・・・レーティングゲームでは力に圧倒されましたからね。全属性の魔術を高めるように」

「グレモリー眷属に関してだが、シトリーに関しては既に鍛錬メニューを伝えたソーナによって鍛錬開始した。それぞれ担当する監視員に中間報告を貰うが、サーゼクスとアザゼルは主にグレモリー眷属を見ていてもらいたい」

全ての指示書を渡した事で、それぞれの鍛錬を行う事で場所を移す事に。朱乃と白音は一緒にしなくとも充分強い、見回りとしてそれぞれの鍛錬場所に行くが皆真面目に取り組んでいた。全ての指示を出した事で、俺は地上に出ると数分しか経っていない事で苦笑していたけどな。ジークは仲間になる前よりもグラムとの相性も良いし、技術的にも消耗を最小限に食い止めていたり。

「俺らはどうすればいいんだ?」

「曹操らか。教師役としてだと余ったから最近の報告でも聞こう、例えばジークが持つ魔帝剣とかな」

「それなら問題無いよ。前だと体力・魔力と色々とすり減ってしまうし、一度の戦闘に連続で使えば命さえ削ってしまう。龍殺しを持つグラムだから僕にとって猛毒になってしまうが、今では黒の駒によって本気でグラムを使える。神器がドラゴン属性だから使用出来なかったけど、他の魔剣も呪いやら持ち主の何かを削る事も無くなった」

「ジークは仲間前なら長生きする気なかったんだろうが、戦士育成機関で生まれ付き命を弄り慣れていた様子だったな。だが俺達は不老不死となったんで、そこら辺のリスクも無くなった訳だ」

「私は聖剣創造と言う神器を持っていたけど、今では本物の聖剣を持っているからとても便利になったわ。エクスカリバーの七つの力は驚異的なはずなのに、ゼノヴィアは破壊以外の力しか使えてないみたいで苦労しているそうよ。擬態や透明なら扱えてもねぇ・・・・まあそこら辺はアーサーが一からやってくれているみたいだし」

七つの力を持つ聖剣エクスカリバーは独自の特殊能力を持ち、現在黒神以外だとグレモリー眷属のゼノヴィアだろう。黒神は量産型聖剣エクスカリバーを譲渡してるし、俺のは本物だからなー。

攻撃特化の破壊・如何様な姿にもなれる擬態・所有者の速度を底上げする天閃・刀身だけでなく所有者自身も見えなくなる透明・幻術や夢を司る夢幻・信仰限定者で聖なる儀式で使うと効果が発揮する祝福・如何なる存在を操れる支配。

「聖剣エクスカリバーは本来七つ持つ事など無い代物とされている。が、ここでは七つ持ったエクスカリバーとされているから、俺が量産してしまう程だ」

「どれも達人以外だと一つに拘ってしまいがちになるけど、私やジー君のような剣士はレア物よレア物」

「俺は主に拳だけだが、ちゃんと擬態を使った攻撃をしているから問題ねえか?」

「ヘラクレスの場合はエクスカリバーよりも神器を主な戦闘スタイルだ。そう簡単に剣術へ目覚めてくれないが、俺的にはそのままでいいと思う。逆に剣術使うヘラクレスを見ても変に思うぞ」

違いないと俺らは苦笑していたが、そろそろヴァーリチームと交代なので下に行った。そんでヴァーリチームは俺らと一緒に下の奴らを見ていたが、下だと数週間経過したらしいな。滝行をしていると精神が落ち着くからと黒神でもやっているが、ソーナにとって水を扱う者にとってオリジナルの技を思いつく時もあるからな。

「お疲れさんヴァーリ。アーサーとルフェイはそのまま下にいるらしいが」

「一応報告をな。それより『はぐれ悪魔』の捕縛任務が多いらしいと聞く」

「理不尽な取引で上級悪魔の下僕にされていた神器所有者が、力に目覚めて『はぐれ』になる事例が頻発している事は知っているが俺っちらは出撃しなくていいのかい?」

「英雄チームが仲間になる前に情報をリークして討伐任務が出るらしいけど、俺らは俺らでやってるよ・・・・主にブラック・シャーク隊がな」

「なるほど。対神器使いでも通用するか試験的部隊を展開したのか。例え禁手化したとしても力のコントロールを受けないままだと簡単に捕縛可能となるからか」

人間界に逃げてきた者に関してグレモリーが対処しているけど、冥界だとサイラオーグらが討伐任務を受けているらしい。世界中に派遣されている国連軍ブラック・シャーク隊は、黒神が持つ量産型を更に量産された代物で切れ味で言えば黒神より悪くとも充分戦える。対ドウター戦は最近無いが、朱乃と祐斗が中級悪魔になってから色々と勉強していると朱乃から聞く。

「現存している七十二柱の上級悪魔・・・・各御家事情や各領地の特色と特産やら細かい所まで覚えるんだとさ」

「上級悪魔への昇格条件に変化があったかもな。道のりは険しいが、最近だとレーティングゲームも何戦もしているそうだな」

「俺っちらは関係なくとも自動的に関係有りとなっちまうからな。面倒ったらありゃしない」

「そう言うなよ美猴。ゲーム当日にルールが告げられるのは珍しくて、事前に知らされるのが普通で戦術に関して練る時間はない。若手が『戦術(タクティクス)』をどこまで練れているかに関して、ウチとシトリーとアガレスだろう。まあ俺達はぶっつけ本番であっても充分だ、上層部も同じ事を言ってたけど若手が参加するゲームは直前報告だけでな。黒神とグレモリーだけであり、他の眷属は事前情報のあるゲームをしている」

「一見理不尽とされているが、内二名は半分黒神だからか。イレギュラーな力を持つ代わりに双方普通とは違う成長を促しているが、本当に起こった事もあったがグレモリーはぶっつけ本番に強いとされている眷属だからな~」

俺達は一番強い力を持ってるし、若手を育て甲斐がある者ばかりでもある。ソーナやシーグヴァイラは戦術以外にも戦力として自ら前に出る事もあるが、俺ら黒神は主と軍師と前線組で分かれている。まあ俺達の事はいいとして、結構な数の画面を見ていたが予想以上に力を発揮していたようだ。

例えばアーシアの場合だと使い魔としての契約なのか、対価を支払うギブアンドテイクとしての契約の二つに分かれている。

「術者の魔物を使役スキルか魔物に好かれる体質で契約難易度は違うと聞いてるが、俺らの場合だとどうなんだ?」

「忘れていると思うが既に強力な魔物に好かれているだろ、フェンリルとかは自動的に仲間となったからそのどちらの方法でもない。だがゲームに関して制限付きがあるしな、強力過ぎる魔物はゲームには向かない」

「フェンリルもだがポケモンもそうだろう。特に最近だとメガ進化とかは『最近だとZ技と言うのがあるらしいぞ』何だそれは?」

「最近になって新たなポケモンと共に新たな技もあるそうで、それに関しては後程言うが使い魔を出して合戦しても意味はない。俺らにはドライグとアルビオンがいるし、俺ら流でやると瞬殺だからな」

「それはそうだろう。創造神黒鐵を中心に動く眷属、剣術・体術・槍術と色々あるが神器所有者が使う禁手を別方向に行かせるのも俺らの特権だったか」

「ん?通信機から連絡が来たな。・・・・分かった、そちらに行って調整するわ。悪いがトレミー3番艦にある機体調整に行ってくるから、俺の代わりに見張っておいてくれ」

そう言いながら次元の狭間本家に行き、イアン達の元へ行くと早速ストライクフリーダムやダブルオーライザーの調整をしていた。ガンダムの出力を変えたと言ってたからか、次元の狭間にて出力調整をしながら通信をしていた。

二機の出力調整をしていると、地下にいるはずのサーゼクスから連絡が来たので俺は再び地下へと行く。すると真の姿になって、自身の意志関係なく滅びの力が周囲に展開されていた。

「サーゼクス。まだまだ調整が必要だから俺が手本見せてやるから、それを見て調整をしろ」

「ふむ、私としては結構な時間に居るのだがまだまだのようだね」

「ところであちらでは上手く行ってるようだな」

「リアスの必殺技に関してだけど、アレは流石にヤバいと思ったよ。何せ巨大な球体となって質量と魔力が膨れ上がった状態だ」

「一撃必殺の技を開発したそうだが、ゲームには向かないな。まあいいとしてそろそろ修行を終わらせて地上へ行くように、地上では日曜の夜だからな」

ここで修業終了となったが、皆の顔は修行前よりも良くなったしそれぞれの必殺技が出来たから良しとするか。銃火器に慣れた七人もだが、黒神の戦力増強は今に始まった事ではないしな。今後出てくる邪龍に関してもだが、俺一人で神皇帝になれるか考えてから全員地上へ出て来た所で風呂に入らせた。

で、ヴァーリに力の宝玉を貰ってから研究を始めたが良い案を思い出した事で創造の力を使った。グレモリーは今後、どのゲームでも敗北はしないと言うお墨付きをあげた。 
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