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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
  MirrorXIV:四天龍の集結/彼が恐れたもの

『ヴォァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!』

翔一はいまだに暴れていた…もう戦いは終わっているはずなのに…・
あいつはずっと悲しい叫びをあげている…なんでわかるかわからない…
それに俺たちは只目の前で暴れている翔一を見ているしかなかった

「一体私たちはそうすればいいんだ……」

翼のゆう通り俺たちは何もすることができなかった……
今の俺たちじゃあいつには勝てない…それに元に戻せること自体がわからない……

「困っているようだな?」

その時、第三者の声と共に、空間に裂け目が生まれ、そこから現れたのは白龍皇のヴァーリ、そして初見の二人だが、おそらく孫悟空の美猴と背広の見知らぬ男性だった。

けど、男性の手にしている剣から察するに、伝説の聖剣の類だろう…
見るだけで体がピリピリしてきたぜ

「ヴァーリ」

皆ヴァーリの登場に驚いていたが、すぐに攻撃の姿勢に入る。

「やるつもりはない。見に来ただけだ…… ん?」

ヴァーリは戦意が無い事を告げると、僕達の後ろをみる。
釣られて俺達も後ろをみると、オーディン様のお付きだった金龍君のラケルさんがいた

「ほう……金龍君か…」

「そちらこそ白龍皇じゃありませんか」

ヴァ―リとラケルさんがお互いの確認するが、すぐに二人は翔一のほうに向いた

「なんなんだ…あれは…覇龍に近いが…」

「おそらくこの場の状況…そしてグレモリー眷属の皆さんと銀龍姫の
表情から察するに、あれは翔一さんでしょう…」

どうやら二人も暴れている龍を翔一と認識したのだろう

「……もとに戻るのかしら…?」

部長が二人にもとに戻るか聞く

「わからん…だがこれが覇龍と同じ原理なら戦闘不能にして解除することができるが……」

「はい、今の私、白龍皇が協力しても勝てません…私たちはまだあの力の領域に足していないのです」

やっぱりヴァ―リやラケルさんでも無理か…
すると空中から俺たちを呼ぶ声が聞こえた

「おーい。お前ら無事か?」

するとアザゼル先生と、オーフィス、ティアさんがこちらに降りてきた

「みんな大丈夫か!?」

「大丈夫?」

オーフィスとティアさんが心配してくれている…

「俺もさっき遠目で見たが…あれは翔一なんだな……」

「翔一なんで、そんなに…悲しんでいるんだ…」

「翔一、泣いている…そして怖がっている…」

オーフィスとティアさんはどうやら翔一から何か感じているようだ

『その疑問に我が答えよう…無限の龍神よ、天魔の業龍よ』

すると今まで黙り込んでいた翔一が契約している龍が話し出す

『まず汝がここまで情緒不安定に陥った理由・・・・
それはこの世界で受けた拒絶、否定、寂しさ、これが原因だ』

「一体、どうゆうことなんだ…翔一の契約者」

ヴァ―リが質問してきた

『汝はこの世界に転生した…これはおぬしたち全員が言っていることであろう…
だがその後が…汝がおぬしたちの話していない、転生してから5年の空白
そして、何故汝があのテロリストと敵対し始めたそれが原因だ』

翔一が俺たちに話していない過去…俺とオーフィスは前の世界での過去のを聞いてことが
あるが一体どんな過去なんだ?

「その前にお前さんに質問だ…翔一の契約者、なんであいつはまるでこっちの世界での
覇龍のような形態をとっているんだ?」

アザゼル先生が疑問をぶつけた

『わからぬか…堕天使の総督、力とは進化するもの、そして暴走するもの
故に我の力も進化すれば暴走する…ここにいる四天龍全員がそうであろう?
それに本来翔一が宿したAGITΩの力…本来ならば違う進化をするはずなのだが
この世界に来ておおきくその道をはずれ、そして今に至っている
我も何時に生み出された龍だ………まだ解らぬことが多いがな』

翔一の力は本来の進化をたどっていない…?
だからあんな暴走をし血待っているのか!!

『話を戻そう…汝がまず不安定になった理由それは汝自身の過去を知られたことだ』

「なんで知られると不安定になるんだ?それに知られたらまずいことでもあるのか?」

俺は質問を投げかける!俺は翔一に過去を打ち明けてもらったときに
どんな過去存在でも親友でい続けるって約束したんだ!

『良い目をしている、赤龍帝を宿す少年。だがそれだけでは教えられぬ
ここにいる者たちよ…今から汝の過去を見る勇気はあるか?そして
それを見てもお前たちは揺るがぬと誓えるか?』

翔一の契約龍が皆に問いかける…俺はもう覚悟は決まっている!!

「俺はある!親友のことを何もわかってないのはぜってぇー嫌なんだ!」

俺は覚悟を契約龍に伝えるた…するとみんなも答えだした

「私もある!翔一を恩人を助けられるのならばどんなことでも私は受け入れる!」

翼も前に立ち覚悟を伝える

「我もある、我は翔一に救われた・・・静寂よりも大切なもの、教えてくれた」

「私もあるぞ!どんなことがあっても私は翔一のお姉ちゃんだ!」

「そうですね、これで彼が救われるのならば喜んで」

そして次々ともいんな覚悟を決めて契約龍に伝える

『よかろう…そこにいる者たちはいいのだな?』

「俺は遠慮しておくよ」

「おれっちは別に興味ないからいんだぜぃ」

「私もいいです」

そして翔一の契約龍のカードが輝きだす

『ならば見せよう…汝がどのような過去を送って生きたのかを!』

そして俺たちの視界を光が包んだ






俺たちは気づくと目の前に大きなスクリーンみたいなものが表示される

『これから見せるのは、汝が恐れたもの光景だ…』

契約龍の声が聞こえスクリーンに映像が流れだす
そこに移っているのは

『フハハハハハ!!!!人間たちよ恐れるがいい!!』

そこには数人の悪魔の翼を広げた悪魔が小さな村の人たちを蹂躙している
光景だ・・・

『あの、偽りの魔王とは違うのだ!我らを恐れるがいい!!!』

言動から察するに村を襲っているのは旧魔王派の部隊だろう
前からこんなことをしていたのか!!なんて奴らだ!!

『た、助けて…』

すると一人の男性が一人の悪魔に殺されそうになる

『人間のくせに!我ら誇り高き悪魔のに口答えをするなど…
生意気―――グホア!!!』

すると人間の男性を殺そうとしていた悪魔が突然何者かに殴られた…
いや殴っていたのは翔一だ…

『なんでここにお前が―――グホッ!』

すると翔一は覇気を纏っていた右手を襲おうとしていた悪魔の胸にめり込ませ
心臓をえぐる

『な…なにをする…――「グシャッ!!」』

すると翔一はえぐった心臓をその場で握りつぶし悪魔を絶命させた

そして翔一は村を襲っている悪魔を次々と倒していった
だが、俺はこう思ってしまった…まるで本当の悪魔みたいだと

それから戦闘が続き悪魔たちは全滅した。そして翔一は避難していた村人のほうに
寄り、話しかけるが…その時俺たちは…非情とゆう言葉連想した

『大丈夫です…「こっちによるな化け物!!!」…』

突然村人の一人が翔一に向かって化け物と呼んだ
そして他の村人も

『来るな化け物!!お前がいると私たちはまたこんな目に合う!!』

『そうだ早消えろ!!』

『失せろ、!!』

『こんな化け物だとは知らなかったよ…今まで私たちをだましていたなんて!』

『お前がここに来なければは平和だったんだ!!』

そしてだんだん悪化していき村人は翔一を追い出すかのように石や瓦礫の鍬などを翔一に投げていた

翔一は話しかけようとするが村人たちは聞く耳を持たず翔一を
追い出せと言わんばかりに、村人たちは翔一を追い出そうとする

そして翔一は悲しむように村から出て行った

それから同じような光景が何度も何度も起こっていた
翔一が救い…そして救われた人たちは、翔一を拒絶するそんな光景が続いた

「なんで、あの人たちは翔一さんに救われたのに…なんであそこまで化け物扱いをするんですか…」

アーシアが涙を流しながらつぶやいた

「こんなのひどすぎる…!」

「ああ、…助けってもらったのに…なぜなんだ……!」

木場とゼノヴィアが悔しがるように言葉を漏らす

そうだ!なんで、なんで翔一は正しいことをしたのにッ!!
なんでこんなにも否定され拒絶されなければならないんだ!!!なんで!!

「そうか…翔一は、恐れていたのか……!」

「翔一、孤独だった、そして泣いていた、心の奥で…」

オーフィスとティアが何かが解ったかのようにつぶやく
一体何がわかったんだ?

『汝の仲間たちよ、我が説明しよう…これが翔一の恐れていること――拒絶、そして孤独だ』

拒絶・孤独…翔一はそれを恐れていたのか……だがなんで……

「だがなんで翔一は暴走したんだ?翔一に宿る龍?」

『堕天使の総督よ…お前がわからないのは当たり前だ…なぜなら汝が暴走したのは
汝の仲間たちに自分の過去そして過ちを見られ、そして真実を知ったからだ』

「もしかして、シャルバが見せたあの光景が、原因なのか!」

『その通りだ赤龍帝を宿す少年よ…汝は自分の過ちを見られそしてまた
さきの通り拒絶された孤独になることを恐れた…そして負の感情が頂点に達し
我の力を暴走させたのだ』

そうか……翔一は恐れていたんだな…あいつ自身が俺たちに拒絶されることを

俺はあいつをわかった気がしていたが…全然わかっていなかったんだな
だけどよ俺は…いやみんなはそんなもの見たって変わらない!

『さて汝の過去を見た者たちよ。先の光景を見て汝たちは今何をしたい?
そして汝をどうしたい?救うのか?それとも見限るのか?』

俺は――――――

「俺は翔一に何があっても、たとえどんな過ちを犯しても!
俺はあいつの親友だ俺は、あいつを救いたい!」

俺は改めて覚悟を伝える
そしてほかのみんなも覚悟を決めたように伝える

「私もだ!どんなことがあっても私はあの人覇、私を救ってくれた英雄だ
だから今度は私が、翔一を救う番だ!」

「そうよ、翔一は私の大切な眷属よ。こんなこと知ったぐらいで
私は彼を拒否なんてしないわ!」

翼や部長他のみんなも翔一を受け入れている。翔一…
お前は拒絶されていることを恐れているが、俺たちはそんなことはしねえ
だから必ずお前を救ってやるぜ

『汝はよき仲間たちに巡り会えたな…ならその覚悟受け取ろう!
汝の仲間たちよ、なら我から伝える事は一つだけだ…
―――――汝を頼んだぞ――――』

そしてさっきまでしゃべったカードはまるで力を失うように地面に落ちた

俺たちは覚悟を胸に暴れている翔一を助けるため動き出した




 
 

 
後書き
どうも天の道です!

さて今回は翔一が恐れいる物そしてこの世界での過去に触れました
このネタは、自分がブラック・ブレットを見ているときに、呪われた子供たちを見ていて
思いつきました。そして力を持つとゆう事は何かを考えながら書いていました

そして翔一を助けるため次回四天龍が翔一を止めます!

それでは次回の後書きで


 
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