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東方1

作者:中二病君
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ある日、異世界へ飛ばされた。飛ばされた時は凄い傷だらけで動けない状態でいた。

傷だらけで地面に転がっている感覚だけ覚えており、その後の記憶はない。

…目を覚ますとベットの上にいた
2分くらいボーっとし、頭を色々整理していた。
するとガチャリとドアが開き、白い髪をしたメイドさんが現れた。
咲夜「おはようございますお客様。私の名前は十六夜咲夜と申します
色々とご質問があるかと思いますが、この館の主が直ぐにお話ししたいと申しておりますのでどうぞこちらへ」

とても礼儀正しく気品あふれる女性で、言われるがまま、女性の後に着いて行った。

咲夜さんに指示された部屋に入ると、そこには白い帽子を被った紫髪の幼女がいた。
レミリア「私の名はレミリア・スカーレット。私の屋敷の前で傷だらけで倒れていたので手当てしてあげたのよ」
外見からはありえないほどの大人の対応だった
しかも、背中には羽があり唖然とした。

〇〇「あっ…本当にどうも有難うございます。
僕は〇〇と言います。あの〜いきなりこんな事言うのおかしいと思うんですけど手当てのお礼に何か手伝いがしたいんですけど〜」

レミリアはその言葉に一瞬驚きを見せたが、直ぐに顔が薄気味悪い顔になり、
レミリア「本当かしら?ちょうど手伝って欲しい仕事があるのよ。じつは……」

レミリアの話曰く、屋敷の地下に妹(フランドール・スカーレット)がいて遊び相手になって欲しいとのことだった。

遊ぶだけで恩返しが出来るのでお安い御用だった。遊んだ後で、ここの世界について話そうと思った。

咲夜さんに地下へ案内され扉の中に入った。中には金髪の背中に七色の結晶がぶら下ったような翼を生やしている少女が人形を持ってコッチを見ていた。

咲夜さんも出て行き二人っきりにされる。
〇〇「君がフランちゃん?お兄ちゃんね〜〇〇って言うのよろしくね〜(^ω^)」
友好的に握手を求める〇〇だったが赤い目でジッと見つめられ握手を求めたまま時間が過ぎる

ベットに座っているフランの隣に座り
〇〇「……お、お兄ちゃんね〜フランちゃんとお話ししたいな〜
何でこんな地下にいるの〜?」

フラン「……お姉さまに言われたから」
警戒しているみたいで話がスムーズにいかない
諦めず質問攻めをする

〇〇「フランちゃんの背中の羽綺麗だね〜
どこで買ったの?」
フラン「フラン 吸血鬼だから産まれた時から羽が生えてるの」
この時〇〇はレミリアとフランが吸血鬼だと知った、羽が生えていたので人間ではない事は分かっていたのだが

〇〇「そっかそっか〜。今何歳なの?」
フラン「495歳」
〇〇「・・・あ、あははは〜フランちゃんは可愛いなぁ〜」
意外な答えが返って来たので冗談かと思いフランの頭を笑いながらナデナデする

頭をナデナデした所為か、警戒を解いたらしく可愛らしい顔でこちらを見てくれた。
その後フランから初めて質問がきた

フラン「お兄様ってさぁ、人間だよね?おねぇ様ってフランに人間のお人形さん沢山くれるんだけど、フラン力が強すぎて直ぐにお人形壊しちゃうんだ」
「お兄様も直ぐ壊れるの〜?」

可愛い顔でグロテスクな言葉をいうもので、冗談かと思った〇〇は
〇〇「お兄ちゃんはね〜普通の人間よりもね〜弱いの〜だから大切に扱わないとダメだよ」

その言葉でフランは目つきが変わり抱きしめていた人形が破裂した
フラン「壊れやすい人形はいらない。」
その言葉を発した瞬間、フランは〇〇を手で貫こうとした。

〇〇はフランの手が自分の体に当たる瞬間にフランの手を掴んだ
フランは止められた事にビックリしていた。
〇〇は危険と察知しフランと距離を取った

フラン「お兄様スゴイ! 初めてだよ!他の人形さんは皆んな貫かれていたのに!」
「今回のお人形さんは壊れにくそう!」
嬉しいそうな顔をするフラン

〇〇「フランちゃんストップ!お兄ちゃん争い事は嫌いなの!そーだ!かくれんぼしよ!」
〇〇は今までの経験から確実に危険な事が起きると判断した。

フランは聞く耳持たず一瞬にして炎に包まれた剣をだした。
その刀を持ったまま〇〇に突っ込んできた
〇〇は緊急回避でフランの一撃を避ける
〇〇「どわぁーーーー!あっ!あっ!アブねー!」
「おいおい、こんな危険が伴う遊びとは聞いてないっすよ(ーー;)」


フラン「あはははははは、あはははは、お兄ちゃんとっても楽しいね」
「次の一撃も避けれるかなぁ〜?」

フランがもう一度突っ込んできた
その瞬間フランの周りから鎖が出てきてフランの動きを止める

フラン「な!? 何この鎖!?」
フランに鎖が絡まり身動きが取れない
鎖を壊そうとしても壊れない
〇〇「やっと大人しくなったな」
フランの動きを止めている鎖は〇〇が出したものだ

〇〇「こんな危険な遊びをするフランにはお仕置きが必要だな」
ピシッ!っとデコピンをお見舞いした
フラン「キャッ!」

フランのおデコが真っ赤になり涙目で
フラン「イタァ〜い」
〇〇「これで危険な遊びは終わりね?」
フラン「は〜い。お兄様とっても強いのね!」

フランの動きを止めていた鎖が消える
〇〇「フッま〜な。色々な世界を旅してるからね」
フラン「この世界以外の世界!? すごーい!すごーーーい!」
「お話し聞かせて聞かせて!!聞かせて!!」

〇〇はフランに自分の事と少しだけ他の世界の話をした
フランにも色々と質問したが、どうやらほとんど地下室の部屋でこもりっぱなしで外の事は全く知らないらしい
フラン自身、何でも破壊する能力を持っているらしいが、〇〇には通用しなかったと言われた。

あらかた自分の説明とフランの事も聞き出せたので、レミリアの所に戻ろうとすると、フランからもっと遊んで欲しいと甘えられたので、人形遊びなど、二人で出来る遊びを十分に楽しんだ。
こうして〇〇とフランは遊び疲れるとベットで寝ることにした

 
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