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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  いざ、艦隊合宿!中編

 
前書き
説明し忘れてましたが、この話に出てくる艦娘達は、軍人から艦娘になるシステムにしています。なので外国艦の艦娘でも元の姿は日本人とか言う感じにしています。
 

 
「それでは、皆も昨日から楽しみにしていたであろう班に加わる新しい艦娘達を発表する。そして、加わったメンバーと一緒に合宿をしてもらうから。皆、仲良くするようにな❗」
朝から、司令官が張り切っている。と言うかテンションが金剛さん達より高くなっているが皆のテンションも上がっているので誰も気にしていない。司令官は皆が就寝しても一人考えていたらしい。
「そのメンバーは、各班にこのあと配る紙に書いてあってその時刻に、君達の部屋に行ってもらうから、歓迎会や、交流会など自由にして良いが、午後の訓練に支障がでない程度にするように、そうじゃないと合宿の意味ないからな。」
司令官の朝礼が終わり、ゆっくり朝食を食べながら、誰がくるか皆で話していた。
「やっぱり、グラーフさんとかが良いですね。いざという時に頼れますしね。」
「プリンツもいいわね。あの子しっかり仕事出来ると思うわよ。」
「やはり大鳳さんですかね。装甲空母の力を拝見したいですし。」
「ボクもグラーフさんが良いかな。何か親しみ安い雰囲気なんだよね。」
「誰が来ても私はallOKデース!」
朝食を食べ終え部屋に戻ると、1枚の紙が机の上に置いてあり、その紙には、メンバーに加わる艦娘の名前が書いてあった。
「私が読んで皆に伝えるわ。ええっと、私達の班に加わる艦娘は、」
この瞬間一同は、誰が班に加わるかを考えた。
「言うわよ。加わる艦娘は装甲空母"大鳳"ですって。ちなみに大鳳が来る時間は11:00よ。」
「大鳳さんですか。それじゃあ、軽く歓迎会でも開きますか!皆さん」
「newメンバーの為に頑張りまショー❗」
一同で歓迎会の準備をし、大鳳さんが来る11:00になり、ドアがノックされた。
「皆さんと同じ班に所属する事になった、装甲空母の
"大鳳"です。合宿の間に皆さんと良い成果が出せるようにサポートします。宜しくお願い致します。」
「それでは私達も自己紹介をしましょうか。私の名前は…」
「大丈夫よ。吹雪ちゃん、それと皆も。」
「私の名前知ってたんですか?」
「それは、だってこの班にいるの皆は、昔からの幼なじみだったから、覚えていて当然よね。皆?」
「ああ、貴女も昔一緒に遊んだ覚えがあったわね。」
「この班に限って何で皆つながりがあるのかしらね。」
「もしかしたら、提督が狙ってそうしたとか。」
「この話は、かなり興味深いね。」
大鳳さんも昔からの知り合いだったとは、私達も思いもしなかった。でも、皆と仲良く出来そうだったと思ったのはこれが原因だったとは。話していてもあれだったので、取り敢えず歓迎会兼久しぶり会?をした。
大鳳さんが、何故艦娘になる前の記憶を保っていたか、の話になった、私達はこの建物に入って思い出した事を伝えたが大鳳さんは
「私は、艦娘になる時に少しトラブルが起きたらしいけど、特に問題はないよ。って言われたわよ。」
「それって大問題だと思うんだけど。」
「まあ、細かい事は気にしなくて良いのよ。そのお陰で、皆と会えたわけだし。」
「そうね。記憶が残ってた事に感謝しなくっちゃね。」
歓迎会が終わり、皆で昼食を食べ、司令官のスピーチが始まった。
「皆、新しい仲間とはうまくやれたかな?そして今日の夜は、チームの仲を深める為に合宿イベントをやるから、楽しみにな。そして、このあとの14:00から訓練をするから時間までは自由行動だ。それじゃあ、解散!」
部屋に戻り訓練の準備をしていると
「合宿イベントって一体なんだろうね皆。」
「やっぱり、怖い話デスカー?」
「いやいや、それはないだろ。」
「イベントって何するんですかね?」
「でも、やはり絆を深める事ですよね。」
「出来れば、怖くない方が良いわね。」
こんな話をしていると訓練の時間になったので、港に皆で出掛けた。訓練を担当するのは、グラーフさん。そして何故か、大きな物が後ろに置いてある。
「後ろの物が今日訓練に使う物で、この建物にいるメカニックが作った模擬戦用の敵艦隊マシーンだ。そして説明をそのメカニックがする事になっているから良く話を聞くように。それじゃあ任せたぞ。」
そう言うと、黒の軍服を来た少年、つい最近会ったばかりで司令官の弟の孝祐君が説明を始めた。
「この機械が、貴方達の課題となる点を計算して最も良い訓練が出来る様に出来てます。ただし、人によって個人差があるので、気を引き締めて下さい。」
そう言うと同時に訓練が始まった。
「これは、かなり腕がなるわね。」
「ボクも、頑張らなくちゃね。」
「かなり、hardデース!」
「これも艦隊の為。ここで諦める訳にはいきませんよ。」
「さてと、皆さん頑張りましょう❗」
訓練が始まり数時間経過した。皆かなりヘトヘトになっていて疲れているのが良くわかる。
「さすがに、疲れたわね。」
「本当に、疲れたデース。」
「いつもの、演習よりかなり疲れましたね。」
「結構頑張れたから、良かった方かな。」
「経験は積めましたね。多分。」
「戻ったら、お風呂にいきましょうよ。皆さん。」 
部屋に戻り、入浴してきて夕食までの時間を潰す為に卓球をしに行くと
「そのくらいなの?これだから5航戦の子は。」
「何ですって❗戦闘の時ならまだしも、卓球でもそんなことを言うなんて。貴方こそこういう時に慢心して私に得点を取られてるじゃない。」
「頭に来ました(怒)」
加賀さんと瑞鶴さんが卓球で白熱な戦いをしていたので卓球は諦めて部屋に戻って来たら丁度夕食の時間になり夕食を食べていると司令官が
「それでは今日の02:00から一大イベントの肝だめしを行う❗諸君の検討を祈るよ。」
肝だめしをするなんて思わなかった。だけどこの肝だめしはかなり楽しかった。皆肝だめしが終わったのですぐに寝てしまった。


~会議室~

「班別演習大会でもしようかな~どう思うグラーフ?」
「良いと思うぞ。皆自信が付くだろう。」 
 

 
後書き
肝だめし編はまた今度投稿します‼
まだストーリーは決まってませんがね。 
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