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ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ

作者:天の道
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第四章:停止教室のヴァンパイアとバーニング
  ΩⅫ:龍神少女の方針/金の余韻

 
前書き
タイトルで察せる人はもうわかりますね? 

 
翔一視点

さてどうもイッセーを庇ってそして龍神少女に助けてもらった翔一です。
今は新校舎の生徒会室にいます。なぜなら

「ヴァーリを逃がしちまったのはまあ仕方ねえとして…
話は聞かせてもらうぜ、翔一。……そしてオーフィス」

と、理由で今何とかない体力を絞って説明するために生徒会室にいます
ちなみにこの場には俺の治療のために付き添っているアーシアと主である部長、
そしてサーゼクス様とセラフォール様、アザゼル、ミカエルさん。……そしてオーフィスしかいない。
それ以外の皆は今回の事件の後処理……
まあ生け捕りした組織の連中を拘束して尋問を受けさせるところに転送したり後は校舎の修復だ。

現在、俺は三人の目の前に対面するように座っていて、アーシアは俺の隣で回復をしてくれていて、そして部長は生徒会室の壁にもたれかかるように立っている。
オーフィスはというと……

「我、この位置、気に入った」

俺の太ももの上に座って足をパタパタさせていた…
なんてマイペースな龍神だろう、これも世界最強の部類に入る生物のなせる業なのか? 
そしてアザゼルの青筋がピクピクしてい手それをミカエルさんが慰めていた。

「聞きてえことは山ほどだが、まずオーフィスに聞こうか…
さっき言ったことは本当か? 組織を抜けるってやつは」

「我、その問いに頷く。我、翔一との約束、守るため、やるべきこと、終えた」

確かにそうだったな確か使い魔を取りに行く前日に組織を抜けるため
やるべきことをやりに行くとかであの日から今日まで俺のところにいなかったからな

「ふむ。そのことは私からも説明した方がよさそうだな」

その時、使い魔の時に使い魔になってくれた懐かしい声が聞こえた。
だが何故白髪美女の最強の龍王、ティアマットことティアは突然現れたんだ?
よく見ると彼女の足元には魔法陣。いやいつも見ている魔法陣とは違う紋章があった
まるで龍をかたどっているかのように

「やぁ、三勢力のトップ共。私は翔一の使い魔兼翔一のお姉ちゃん役の
龍王の一角ティアマットだ!」

は?なんで!?俺のお姉さん役?何言ってるんだ?
確かに使い魔にしたのだが…姉と決めたわけじゃないぞ!?しかも部長からの目線が痛い

そして空気が凍って数分の沈黙が流れた後
未だ決め顔でいるティアは、次第に自分がやらかしたことに気がついて顔を赤くなる
さらにそれを追い打ちをかけるのようなごとく

「で、オーフィス。そのやるべき事とはなんだ?」

「そうですね、オーフィスいったん何でしょうかそのやるべきことは?」

「私も気になるところだが?」

見事に三大勢力のお偉いさんに華麗なスールーをされてしまった

「うわぁぁぁん!!! 翔一!!三大勢力の変態カラスとシスコン魔王二人と
むっつりスケベの大天使がお姉ちゃんをいじめるよぉぉぉぉぉぉ!!」

「お、おい!いきなりこの場で泣くなよ…お前龍王のくせに
とゆうかお前メンタル弱くないか!?それに!なんでいきなり俺の姉発言してるんだ!?
どうすればいいんだ!?…そうだアザゼル!女龍王の慰め方を教えてくれ!」

「知るか、そんなの!!」

なんでこんなことになった場の雰囲気が一気に壊れたぞ
それにサ-ゼクス様セラフォール様は温かい目で見らているし
ミカエルさんは、この状況を楽しんでいる
もう、あの戦闘がうそのように感じるな…
ああ…部長とアーシアの視線が痛いく感じる…

「ふぅ……私とした事が、三大勢力のトップどもに精神攻撃をされるとはな
遅しい時代になったものだな」

それはあなたがただ自爆しただけだと思うが

「へいへい、全く嬉しくない評価をありがとよ!…で、そろそろ本題に入ろうや」

するとアザゼルは仕切り直しと言ったようにオーフィスを指差した。

「そいつはテロ組織。……禍の団のトップだった。
そのことは理解しているか? 龍王ティアマット」

「ああ、それはオーフィスから知らされていた。
まあトップと言うよりかはお飾りに近いんだがな」


「確かにそうだな…とゆうかお前もオーフィスと接触してたのか」

俺はその単語に少し反応すると、ティアは話を続けた。

「翔一のゆうとおりだ。オーフィスの願いはもちろん翔一知っているな?」

「ああ。……静寂を手に入れために、グレートレットを倒すだったな
確か俺もオーフィスに勧誘されたな。」

俺は事前に知っていた情報を口にすると、サーゼクス様が俺とティアの会話に乱入した。

「ちょっと待ってくれるかい?翔一君オーフィスとはいつ出会ったんだい?」

「ティアを使い魔にする前日の夕方ですが?」

「まったくまさかリアスの管轄する領地に堂々と入ってくるとは…」

なぜかサーゼクス様が頭を抱えていた。まあそうだな
いきなり妹が管理する領地にこんな大物がいつの間に入ってきたなんて思うと
誰でもそうなるな。しかも部長も頭を抱えていた。…すみません迷惑かけてしまって

「話を戻すぞ。翔一の言う通り、オーフィスの願いは次元の狭間。……
そこに漂うグレートレッドをどうにか倒して静寂を手に入れることだった………当初はな」

「だが、考えが変わったのだろう?オーフィス」

「そう。……我、最初、静寂、手に入れること、願いだった」

するとオーフィスは俺の膝の上で口を開く。何が何でも
俺の膝には居座るのか…

「故に我、禍の団に蛇、渡した。いつかグレートレッド、倒すのに協力してくれる、言った」

「なるほどな。……カテレアの野郎が蛇を持っていたのはそれが理由か」

蛇っていうのは確かオーフィスの力の一つだったはずだな…
それを飲むことにより対称は異常なまでの力を手に入れることが出来る、
ある意味では、イッセーがよどしている神器、赤龍帝の籠手の能力に
似ているな…おそらく性質や特性は持ったく違うと思うが
だから俺の一撃をくらってもある程度生きながらえたのか…

「でも我、その考え、違うと知った。翔一、我のこと、家族と言ってくれた」

するとオーフィスは膝に座ったまま首だけ俺の方を向けて、上目遣いで俺を見つめる。
そしてその表情は、最高の笑顔だった。いい笑顔だなオーフィス。

「我は求めるもの、変えた。……当然、静寂も大事。
でも我、それ以上に、翔一との出会い、我の考え、変えた
今は、翔一の家族、翔一のもとで、平穏を、求める」

「つまりそういうことだ。オーフィスは組織に利用され、力をなし崩しに提供していたわけだ。だがオーフィスの願いを叶える奴が現れたとしたら、オーフィスは組織に頼る必要はなくなる。
私はそれを翔一に使い魔にされた後、オーフィスに相談されたのだ」

なるほどな…とゆうか、お前知っていたなら話せよ、まったく
ってことはオーフィスが言っていた組織を抜けるとゆうことは…

「私はほっとけば良いと言ったんだけどな。案外オーフィスは思った以上に律儀な奴で、
感情みたいなものが翔一との出会いで芽生えたらしいが、組織の連中を気遣った。
元は自分の欲で出来た組織。……裏切るようなことは出来なかったんだ。
だからオーフィスはな、無限の力の半分を占める割合を自ら切り離し、それを禍の団に献上した」

「おい、まじかよ…」

俺はティアの発言を聞いて驚いた
まさかオーフィスはそこまでして俺の傍にいようとしたとでもいうのか…
なんか悪いことしたな…
しかもそれに驚いているのはその場にいる全員だった。

「まあ話を最後まで聞け。切り離すと言っても、その力は無限ではなく有限。
そもそも無限を体現しているのはあくまでも《オーフィス》であり、力ではないからな。
無理矢理奪われるならまだしも、私も手伝って自ら力を切り離したんだ。
回復には時間を有するが、オーフィスは未だ無限の体現者だ」

……つまり禍の団に献上した力は有限なもので、いつかはなくなるってことか。
かにオーフィスのオーラは以前に比べて少し減少しているように見えるが
今はどのくらい回復したんだ



「オーフィス、今どれくらい回復しているんだ?」


「……8割弱くらい」

意外と回復が早いもんだな。
さすがは無限と称される最強のドラゴンの一角だな

「だが半分で有限とはいえ、オーフィスの力をそれほどに保有している組織はやはり危険です。
……もしそれを使えば少なくともどこかの勢力が崩壊する恐れもあります。」

「天使長は用心深いな。……でも大丈夫だろう。組織はどう思っているかは知らんが、
こっちにはオーフィスがいるんだ……少なくとも、オーフィスは翔一を守るためなら
惜しみなく力を使うさ」

ティアはさも当然のようにそう言うと、そこにいる全員が俺の方を見た。
で、あとは俺の意見次第か…

「サーゼクス様セラフォールー様も、ミカエルさん、
アザゼル、それぞれ抱く想いはあるとは思う、俺もわからなくわない。
……でも俺にとってオーフィスは家族だ。もしそれに手を出すなら
俺はこの世界をすべて敵にまわそうが俺はオーフィスを、家族を守る!!」

築けば俺の周りにはオーフィス、ティア、そしていつの間にかいた
俺の使い魔、暴れ龍と称される轟龍ティガレックス、そしてオルタリングから
ロードたちが俺のそばにいた。…俺は愛されているんだな…

「……おいおい、怖いなぁ。異世界の始祖神に龍王、しかも龍神に睨まれたら
流石に何にも言えないぜ……しゃーねーな。一応、黙認ってことにしてやるよ。
ただし、オーフィスが表立って何かするのは禁止だぜ?」

まあ、オーフィスを利用だなんて微塵にも思はないが

「そもそも伝説級のドラゴンが出てきている時点でそう答えるのが自然でしたね。
さらには、異世界の始祖神までもいますからね。
これはある意味での第四勢力。異世界の戦士…いや今は龍でしょうか?
龍華翔一君、全てはあなたに掛かっているので、
どうかその手で龍神をあなたの家族でいてあげてください」

アザゼル、ミカエルさん、サーゼクス様はそれぞれ諦めの表情や苦笑い、
笑顔を漏らしてそう言ってくれた。

まあ、これで大方の問題は片付いたとしてちょっと聞きたいことがあるな
ミカエルさんに

「ミカエルさん。少し聞きたいことがあります」

「なんでしょうか?私にわかる範囲であればお答えできます」

「実は、俺に宿っているロードなんですか
実際にこいつはこの世界ではどんな立ち位置になるんですか?」

「それは、困りましたね。私にも答えづらいものです…」

ミカエルさんが少し考えるそぶりを見せ答えてくれた

「それなら、直接本人に聞きましょう。
私の願いとしてはここの世界での聖書の代役をしてもらいたいのですが…
どうでしょうか、異世界の始祖神オーヴァーロード殿」

なるほど本人にこの世界でどうありたいか聞くか…返答次第で決めることか…
さらに天使側の総意は、神の不在を埋めてほしいと、どうするのかなロードは
そして数分が流れたときオルタリングから声が発せられる

『私はこの世界の神、聖書の神になる望みはありません。
ですが私を神とあがめ、祈りたいなら祈ってもらっても構いません
これが私が今考えるこの世界でのあり方です』

なるほどな、自分は神になるつもりはないが
進行するなら、進行してもよいとそうゆうことですか…

「わかりました。私たち教会側は、そう受け取ります」

ロードはアーシアに質問する

『アーシアさん、あなた話この話を聞かれてどのように思いますか?』

「え、そんなこと急に言われましても…」

もちろんここにいる元シスターのアーシアも意見を聞くべきだな

「…私は主の不在を知りました。私もその時は、
どうすればいいのかと悩みましたですが、祈りは続けたいと思います
なので私は祈りを捧げます、ミカエル様に…」

なるほどな、そうゆう答えかアーシアは、
するとロードが優しい声で話し出す

『それでいいのです、アーシア殿。しょせん私は異世界の始祖神であって
この世界での神ではありません。その答えがきっとあなたをより良い
方向へと導いてくれるでしょう。』

ここにいる全員がロードの言葉に感心していた。
さすが俺の世界の始祖神だな。

『それと翔一も含まれますが私の真名は、オーヴァーロードではありません』

「え、本当なのか?」

正直俺も驚いていた、まさかこいつの名前が嘘だなんて

『すみません、まだ自分の真名を語るのは抵抗がありました
私は自分の世界で危うくすべてを滅ぼそうとした張本人ですから』

なるほどな、自分が尊敬されていた時の名前は名乗りずらく
嫌われていた時の名前で名乗っていたのか…

『ですがこのシスターにあってようやく決心がつきました』

「ではあなたの本当の名前を聞いてもよろしいでしょうか?」

ミカエルさんが改めて聞く。まあ俺も知りたいしな

『改めて私の真名は、始祖神テオス。あなたたちの世界でゆうところの聖書の神です』

「改めてよろしくお願いします。テオス殿」

「テオス殿今後とも翔一君を頼みます」

「よろしくな異世界の始祖神テオスさんよ」

これで話は、ようやく終わったか…なんか急に疲れが来たな
とりあえず、俺も改めて

「よろしくな俺の相棒、テオス。」

『これからも助けがいるときは私が助けます
よろしくお願いします』

さてこれで晴れてオーフィスは俺の家族だが…何か嫌な予感がする…

「オーフィス、お前は翔一の何がいいのだ?」

そうだなんか勝手にティアが俺の姉発言したこと忘れてた
こうなるともう、いやな予感が頭をよぎるんだが…
そうして俺の予感が的中したくないのに的中してしまう

「我、翔一の、お嫁さん、そうすれば結婚、できる」

「なっ!!その手があったのか!?、言ってオーフィス遅れをとられたな…」

そして俺はオーフィスの爆弾発言により三大勢力のトップが微笑んでいる姿と
部長、アーシアが温かい目で見ておりそして

「翔一様!に曲者が近づいてる予感がしたのできま…翔一様!!」

翼が部屋に突撃してきて翼の叫を聞きながら気絶しました。






???視点



遠く離れた森の奥。
そこには魔法使いの協会《黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)》の本部があった

「以上で会談の結果とそこで会談で起きた事件の内容の説明を終ります会長」

「ありがとうございます。さてこれは驚きですね
異世界の戦士と異世界の始祖神とは、なかなか面白いことになりましたね」

会長と呼ばれた男が微笑む

「あら会長どうしたのですか?珍しいですわね」

黒いドレスに黒のケープをつけている金髪の少女が話す

「ちょっと面白い方向を受けてね、見てみるかな?
ラケル。それとも金の龍の君主のほうがいいかな」

「見せてもらいますわ会長。それとラケルで構いませんわ」

そう、この少女はラケル・マルメリア。今代の金龍君(ゴイルド・ドラゴン)レイアを
を宿す魔女の少女である。実力は、魔法界若手トップの実力を持っている

「っ!このお方は!」

「どうしたんだいラケル。君が驚くなんて珍しいじゃないか」

「いえ、やっと探していたお方の所在がわかっとので少々驚いてしっまって」

「もしかしてこの少年かね?」

会長と呼ばれた男が映像に移っている翔一をさす。

「ええ、間違いありませんわ。やっと見つけましたわ」

「なら行ってみるかね?」

「いいのですか?」

「近々、若手悪魔たちが集まるパーティーがあってね
私もそこに参加することになっているのでね。護衛ついでにあってみるといい」

会長と呼ばれた男がそう提案するとラケルは

「ありがとうございますわ、お父様♪」

「こらこら、ここでは会長だぞラケル」

会長が注意するがラケルはもうそこにはいない

「まったく、わが娘は…」

会長はあきれながらも微笑んでいた

一方ラケルは、

「フフッフ♪、やっと会えますね翔一♪。あの時の約束
守ってもらいますよ。フフッフ♪♪」

笑みを浮かべながら旅支度をしていた





















 
 

 
後書き
さてどうも天の道です
今回話かなり長くしました。
まあ、この章での出来事をまとめたかったからです。

そしてオーフィスの正式の脱団!そして最後の四天龍の一人の登場
さて次章はどうなりますかな?

そして現在の翔一の強さですが現在のヴァーリよりも一回り強い感じです
これ位がちょうどいいと感じました。

では、次回の後書きで



次章予告!!


「みんな、冥界に行くわよ」

      「部長ぉぉぉぉぉぉ!!助けてぇぇぇ!!!」

「お前の修行相手は、こいつらだ」

        「俺死んだな……」

「お前があの、異世界の戦士か?」

        「白音は、いただいていくにゃん♪」

「これが新たなアギトだ」

「約束を果たしてもらいますよ、翔一♪」

      「俺の過去を少し話そうか…」

第五章 冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神

目覚めろ!その魂!! 
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