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ラブライブ!~満身創夷の龍と9人の女神~

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第1部 音ノ木坂高校、俺の青春の始まり
序章~俺の、不本意な高校生活、始動~
  第2話・突然の電話と俺の断る理由

それは、突然の話だった。
「剣谷龍哉君。貴方は、我が音ノ木坂高校の男女共学化の試験生として、本校に入学してもらいます。」
「...は?」
(え?何?あの音ノ木坂に?入学?俺が?あそこ女子高だよな?は?待て待て待て待て)
はァァァァァァッ!?
ちょっと待て!話が全く理解できねぇよ!理解不能!理解不能!アアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァ((
(待て俺!冷静になれ!とりあえず今のは聞き間違いだ!落ち着け龍哉のアホ!とりあえず聞き返せ!)
とりあえず心の中で俺の謎の混沌状態を抑えて、聞き返す事にした。
「...サーセン、もう一度オナシャス」
とりあえず冷静になれ。もしこの話が本当だったら間を開けず超速攻で断って切る。違ってたら切る。どっちにしろ切る。これを見てるお前ら。これが剣谷流電話テクニックDA☆...え?何で断るかって?だって面倒臭ぇし、女子高に男子投入とか絶対白い目で見られる。それに何より...怖いんだよ。
...
あの時みたいな事になったりしたら、面倒になるし、
   ....
もしあの野郎みたいな奴、或いは本人がいたら、俺は、また..................

___ああ、考えるだけで嫌気が刺してくる。
とりあえず、俺は何があっても音ノ木坂高校には入らねぇ。いや、俺はどこの高校にも入んねぇ。絶対に認めたくねぇ。

...つーか理事長の返事遅ぇな。何があったし。こちとら早くス○5の続きやりてぇんだよ。まぁKO○13も捨てがたいけど。ラ○フ強いし。
そんな風に、また雑念に近い何かが脳内で暴れ始めた時、理事長からの返事が来た。
「...ごめん、少し娘と話してたら遅くなっちゃった。」
...は?電話のマナー知らねぇのかコイツは。面倒だな。というか理事長に娘いんのか。
....ん?待てよ。そういや理事長の名字は南だよな。
                 ...
___南さんの娘?.....いや待て。何であいつを思い出すんだ。
「えーと...それでさっきは何を言おうとしていたの?」
...あ、そういや電話してたな。忘れてた。俺って一度物事考え出すと止まんなくなるのな。悪い癖だな。
「...いや、先程言ってた事がよく聞き取れなかったんで、もう一度言ってほしいな...と思いまして。」
「あぁ、はい。」
理事長が、呆れた様な口調で言う。
「...それじゃもう一度言います。剣谷龍哉君。あなたは本校、音ノ木坂高校の共学化試験生として、入学して貰う事にしました。」
...はい事実だな。畜生面倒臭い。まぁとりあえずこういう時に取るべき行動は只一つだ。本心を晒し、事実を言えばいい。そうだろ?
こんなの断るに決まってんだろうが。


「...すみません。俺そういうの嫌なんで、お断りします。そんじゃ失礼しました。」
そう言って本心を出した俺は、とりあえずスマホの通話終了ボタンを押す。そして、再び掛けられない様に、スマホの電源も切り、充電器に置いた。
「...よし。KO○13やるか。」
俺はそう言いながら、再びゲームを始めた。


___理事長side

「...困ったわね...」
私、南 雛子は、そう言いながら、スマホを片手に、自分のベッドへ倒れ込んだ。その時
       ....
「お母さん!龍哉くんの件どうなったの?」
そう言いながら、一人の少女が私の部屋に顔を覗かせた。
「...駄目だったわ。全く動じそうも無かった。」
そう私は言うと、その少女は、少し残念そうな顔をした。
「声だけでも、昔とは雰囲気が違っていたわね。...何と言うか、あらゆる物を嫌う様なオーラ。そんな風な物が、電話越しでもはっきりと伝わったわ。」
「そっか.....
...龍哉君、ことり達の事覚えてるかなぁ...」
そう言ったその少女、南ことりは、とても残念そうな表情をした。

今の音ノ木坂高校は、近くの高校の発展により、少しずつ人数が減少してきている。このままだと廃校になってもおかしくはないこの状況を変えるには、男女共学化という道が最善策なのかもしれない。だから龍哉君に電話をした。けれど、応じてくれなかった。

「どうすればいいのかしら...」
そんな事を考えていた雛子は、脳内で幾つもの策を練り始めた。
           ...
(彼なら、いや、もしも昔の彼の様に戻ってくれたなら、きっと音ノ木坂の人数減少も少しは止めてくれる様な戦力になってくれる筈...!だから何としても入れないと...)
そう考えながら、思考回路をフル回転させた時、彼女は、一つの事実をこ思い出した。
「...そういえば、彼の家は、この家のお向かいだった筈よね...

...もう手段は選ばずに、これで行くしかない様ね。」
そう心の中で何らかの決心をした彼女は、とある服に着替え始めた。 ___そう、理事長として音ノ木坂に居る時に、常に着ているあの服に着替え始めたのである。

龍哉side___
「やっぱアルバト○オン強ぇな。スネ夫野郎の癖に」
現在俺はモン○ンのアルバト○オン、通称「ス●夫」とガチタイマンをしている。しかも相手はG級個体、つまり3Gイベクエ限定のアレである。
「そういや俺がまともにゲーマー化したのは不登校して格闘技辞めた時辺りからだったっけな...まぁ考えても仕方ねぇな。というかさっきから同じ様な言葉何回も言ってる希ガs「ピンポーン」....あ゙?」
そう、インターホンが突然鳴ったのだ。普段はA○azonの社員ぐらいしかピンポン鳴らさねぇ筈だが今日届く品は無かった筈だ。なら辿り着く答えは只一つだろ。


「...ピンポンダッシュだな。放っとこ」

そう呟きながら再びモ○ハンを始めた。そして気が付いたらア○バの尻尾切れてた。やったぜ。


\ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン/

「...アァン?あんかけチャーハン?」
\ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポ「うるせェェェェェェェェェェェェェェェェェんだよボゲェェェェェェェェェェ」

...ヤベぇ。柄にも無くつい発狂しちまった。とりあえず玄関へ向かう。...ったく、連打とかどこの糞餓鬼だよ。とりあえず威圧して逃亡させるか。

ガシャンという音を響かせながらドアが開く。ちなみに知ってるか?イギリスの玄関ドアは日本と違って内側に開くんだぜ。余談タイム終了。とりあえず思いっきり威圧感を出しながら前を見る。確かに誰かいる。とりあえず俺の家に手ェ出した落とし前付けて貰わねぇとな。

「...オイ、誰だクソ野郎。」
俺の持ち前の低音を生かした声で、目の前の誰かにそう言う。今日は外がクソ暗いから見えにくいが、俺よりは身長が低い。ちなみに俺は約2mだ。そりゃ勝つわ。デケぇ。よく見たら胸があるな。女性確定だな。後は、見るからに仕立ての良さそうなスーツを着てる。どこかのお偉いさんだと思われる。

そしてその女性が少し俺に近づく。玄関の光が彼女の体を下から、奴が近づく度に少しずつ照らしていく。
そして、俺の目の前まで来た時、ようやく顔が見えた。そして思った事は...

「...誰だお前。」

それだけだった。酷いな俺氏。

だが妙に特徴的な髪型をしている。ロングヘアーとポニーテールを複合させた様な髪型。そしてトサカの如く生えているアホ毛らしき毛。

何処からどう、何十回考えても、あいつと瓜二つな髪型だった。そして、その女性は、遂に口を開いた。そしてそいつは俺の威圧に臆する事無く、優しい様な、何か怖ぇ様な口調で俺に言った。

「...さっき電話したわね。龍哉君。音ノ木坂理事長の南雛子です。」
...理事長かよ。あと何回嫌って言ったら解ってくれるんだ。
「...チッ、面倒臭ぇな...」
TO BE CONTINUED... 
 

 
後書き
【結論】
・龍哉の闇は深い
・作者の文才が0に近い

...まぁ次回も宜しくお願いします。 
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