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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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3章 最終回 都市は生きている


直哉達が急いでシャノワールに向かっている頃・・・

シャノアール地下司令室・・・

「一体あれは何なんだ?」

「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」

「何を言ってるんだい?エリカ君」

「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」

「コクリコ君もなのか?」

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団既に、君達の役目は終わった」

「さあ大いなる母へその身と魂を捧げる時が来た」

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

「オーク巨樹だと」

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

そう言って、サリュは消えた。

「皆、急いで出撃するぞ」

大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」

「ごめんなさい大神さん」


「くそ何なんだ、この気持ちは」

「何故私の体が動かんのだ?」

「ごめんイチロー」

「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」


その時直哉とさくら、なのはたちが、地下司令室にやって来た。

「先輩何しているんですかこう言う時こそ、先輩のしてきた事が大事ですよ、そうだよねさくらちゃん」

「そうね、大神さん自信を持ってください。今エリカさんたちを救えるのは貴方だけなのだから」

「直哉、さくらくん」

「皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

「ムッシュ何を・・・」

横槍を入れようとするグラン・マを直哉が止めた。

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

「貴公はなんと言う男だ」

「ヘッ悪くないなそういうのも」

「大神さん素敵です」

「イチロー大好きだよ」

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

「ああ、エリカ君」


よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

「「「「「了解」」」」」

こうして巴里華撃団は、最後の戦いへ出撃した。

大神達は、リボルバーキャノンでオーク巨樹の体内に潜入することが出来た。

オーク巨樹内部・・・


「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

「行くぞ!!エリカ君」

「はい、大神さん」


そのころ直哉とさくらも、なのはたちの使う魔法を利用し、オーク巨樹の体内に潜入していた。


「あ、あれはコクリコと花火さんだわ」

「さくらちゃん二人を助けよう」

「うん、破邪剣征・桜花爛漫」


神桜武の攻撃に、コクリコ、花火を囲んでいるポーンは全滅したのだった。

「「さくら」さん」

コクリコと花火は、意外な救援に驚いていた。


「「さあ二人共急いで大神さんとエリカさんの元に行って」」

「「でも」」

「私達なら、心配しないで」

「君達は君達の使命を果たすんだ」


「「はい」」

コクリコと花火は直哉とさくらと別れた。


そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」


そしてサリュは、最終手段を使った。


ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。


そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

「正義」

「友情」

「勝利」

「平和」

「そして、愛」

「消えろ巴里に仇名す敵よ」


そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

「馬鹿なこの僕が消える」

そしてサリュも消えていく。

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

それから一週間後、直哉とさくらは、なのはたちと共に、帝都に戻って行った。




 
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