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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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旅立ち後の帝劇後編


「おっと忘れてたぜ、直哉お前、大神の指令書に、手を加えただろ」

「ギクッ」

「やはりな、大神と共に行った二人の事を聞いて来いと、山口が五月蝿くてな」

「直哉君。何でそんな事をしたの?」

「さくらちゃん落ち着いて、これはなのはたちのことを考えてした事だから」

「どういう事だ直哉?」

「米田さん実は・・・」

直哉は米田に事情を説明した。

成る程な、異世界の犯罪者が巴里にいるということで、大神についていき、調査する為か」

「はい」

「よしそういう事なら、直哉とさくらお前達も巴里に行け、お前達の新型神桜武でな」


「「えええーーー」」

「どうして僕達が、帝劇はどうするんですか?」

「その間俺が、支配人に戻るから気にするな、それに直哉とさくら、新婚旅行に行ってないだろ?」

「だから新婚旅行に巴里に行け」

「米田さんそう言いながら、本当は陸軍に戻りたくないだけでは、無いんですね」

「当たり前だ」

「俺がそんなことする人に見えるのか?」

「「はい」」


「お前達何気に酷いな」

「「すみません」」

「そう言えば、神桜武は完成したのか?」

「ええ、神王の協力のお陰で、後は紅蘭の最終調整の段階です」

「そうか見てみたいものだな」

「じゃあ行きましょうか格納庫へ」

3人は格納庫に向かった。


地下格納庫・・・

「ありゃ直哉はんにさくらはん。米田はん、どないしたんですか?」

「紅蘭すまないけど、神桜武の最終調整後どれくらい時間がいる?」


「何や、神桜武を使うような事がおきたんか?」

「いやそういう事じゃないけど、僕とさくらちゃん急に新婚旅行で巴里に行く事になったんだ」

「ええーー巴里にーー何やきゅうやな」

「そこで、大神さん達より先に着かないといけなくなったから、神桜武の飛行能力で行く事になったから」

「成る程な、そういう事なら後3日待ってや、飛行チェック先にするから」

「直哉よ巴里に行くのはやめておけ」

その時、直哉とさくらの頭に神王の声が聞こえて来た。

「どういう事だい神王?」

「これからの巴里は、帝都と同規模の霊的災厄が起きるからだ」


「「なんだって」ですって」

「お前達は、今までに十分すぎるほど戦っただろ?黒乃巣会や異世界からの敵、そして黒鬼会と、これにまだ自分達の足で、戦場に行くというのか?」


「神王、すまない君が僕とさくらちゃんのことを考えてくれてるのはわかるけど、僕達は受け入れられない」

「ふむ、あえて修羅の道を歩くか・・・面白いぞ直哉、さくらよ」

「「ありがとう神王」」


そして3日後・・・

直哉と、さくらは予定通り帝劇を米田と、かえでに任せ、新婚旅行の目的地の巴里まで、神桜武の飛行能力を使い、巴里に出発したのだった。

「行っちゃったね、姉さん達」

「うん、フェイトちゃんお兄ちゃん大丈夫かな?心配だよ。スバル大食いだから・・・」

「・・・なのは・・・」

果たして、神王が言っていた、巴里で起きる霊的災厄とは、何なのか?








 
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