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平凡な日常はたった一日で崩れ去る。

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第六話

 
前書き
第六話、「Il bell'uccello che appare in crepuscolo」 

 
side 雲雀恭弥

あの平凡への執着………。
やっぱり、只者じゃないね、黒城終夜。

「ここが応接室だよ。」

と言って扉を開けて中にはいると黒城終夜も着いてくる。

「そこ、座って。」
「分かった。」

僕は何も用意せず黒城終夜の向かいに座る。
率直に言わせてもらうよ………。

「久しぶりだね、Il bell'uccello che appare in crepuscolo((宵闇に現れる綺麗な鳥))」
「一体なんだそれは?」

ふぅん、しらばっくれるのかい………。
なら、こう言えば認めてくれるのかな?

「君、誰かの暗殺を依頼された暗殺者でしょ?」
「どうだろうな?」

やっぱりダメか。
ならもう、実力行使(咬み殺す)しか無いよね。

「物騒だな!風紀委員長さんよ!」
「君がしらばっくれるからね。咬み殺せば吐いてくれるかと思って。」
「俺はただの一般人だ!」
「一般人なら咬み殺されるしかないんじゃないのかい?
僕の攻撃が避けられるはずないんだけどね」

黒城終夜に向かってそう言い放つと顔を歪めた。
核心でも突けたかな。

キーンコーンカーンコーン__

ちっ、時間切れか。

「また応接室においでよ。今度は咬み殺してあげる。」

黒城終夜、面白いね。
でも、気にはいらない。

 
 

 
後書き
第七話、「宵闇での戦闘は俺に分があるんでな!」 
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