| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

リヴァイと私~今日2人が会うと~part1

作者:風神真優
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

疑問兵長と相談する私 6

「体中が痛いわ…… 」


「大丈夫? ハルカ」


ハルカは全身打撲で訓練はおろか、日常生活でさえも活動に支障をきたしていた。こんな状態での訓練は、さらに悪化すると考え、エルヴィン団長には事情は伏せて休養の許可をもらっている。


ハルカが私を見て言った。


「少し外に行きたいんだけど、いいかしら?」


「いいよ!!」


私達は外に出る。ハルカの今の状態は、誰かの支えなしでは自由に行動できないから、私と一緒に外へ来た。



でも、どうして外に行きたいのだろう?


ハルカを見ると風景の、ある一点を見つめていた。そこには、建物などの隙間から巨大樹の森が見える。

今頃、104期の皆は訓練中だろう。そろそろ終わりの時刻だ。



本当はハルカも訓練したいんだよね……



私は訓練を休む事は出来ない。でも、ハルカの付き添いで特別に訓練を早めに終わらせる事が出来る。


だから、皆より早めに切り上げてハルカの所に来ていた。


「おーい!! エネー、ハルカー!」


バタバタと複数の足音が聞こえてきた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧