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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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花組特訓!!後編

直哉とさくらが、仙台から帝劇に戻る前日。大神とマリア、カンナは同じタイミングで帝劇に戻って来た。


「やあ、マリアにカンナ君達も今戻ったのかい?」

「「隊長もですか?」」

「ああ、そうだよ、地元に戻って特訓だったよ。


そして3人は、帝劇の自分の部屋に戻り、大神は支配人室に、向かい特訓から戻った事を伝えた。

「大神です失礼します」

「開いてるよ」

「え、どうして米田支配人がここに?」


大神は、支配人室に米田がいる事に驚いていた。

「おいおい、大神忘れてたのか?俺は正月に、顔出すと言ったろ」

「あ、そう言えば」

「そう言えば直哉はどこへ?行ったんですか自分の仕事を放棄して」

「直哉は、緊急の用事で帝都を離れている。その為俺がここにいるのさ、大神」

「え、それでは直哉が戻ってきたら、支配人は出て行くんですか?」

「そうだ」


「納得できません。支配人と、総司令は、米田司令がするべきです」

「大神一つ聞かせろ、お前は何故、直哉に対するライバル意識が強いんだ?別にそういう気持ちを持つことは、悪いわけじゃないがな」


「俺と直哉は、一年違いで入ったんですけど海軍に、何故か直哉の周りの仲間や教官達が、何時も周りにいて、どう見ても軍の学校とは思えない雰囲気だったんで、俺は直哉の所に行って、注意したんですけど」

「先輩まだ学校なんだから、皆と楽しみながら勉強したほうが良いですよ」

「と言われ、唖然としましたよ」

「どうしてそう思った?大神」

「国を守るんですよ。俺は、その時に直哉の中にある国を守る意識が薄すぎるのに、何故か、自分と主席争いしてたので、負けたくないという気持ちが強くなりました」


「成る程な、それとお前さくらに恋をしてるだろう大神?」

!!「なッ何故それを、知ってるんですか?」


「ああ、あやめ君から聞いた、大神が恋心を抱いてると聞いてな」

「まあ、頑張れよ大神」

「はい、失礼します。米田支配人」

大神は支配人室を出て行った。


そして翌日・・・

直哉とさくらが、仙台から帝都に着いた。


「ほらさくらちゃん着いたよ。帝劇に戻るよ」

「うん、直哉君」

帝劇内・・・

「漸く帰ってきたか、直哉何処に遊びに行っていた?」

「別に、僕がどこに行こうが、大神さんには、関係ないはずですが?」

「ああ、確かに関係は無いが、米田支配人に仕事を押し付けるなよ」

「・・・」

大神がそう言った直後、劇場内に緊急出撃を知らせるサイレンが鳴った。


「チッこんな時に敵か」

そう言いながら、大神は地下司令室に向かった。


「さくらちゃん出撃だよ、行かないの?」


「うん行かない、行きたくない」

「大神さん、直哉君が苦労して、私達の為に神武と、桜武を作ったのを知らないで、あんなこと言うなんて」

「それに米田さんがいるなら、直哉君は出番ないはずだし」

地下司令室では・・・


「司令敵はどこに現れたのですか?」

「大神降魔は、銀座に現れたぞ、急いで出撃しろ」

「ですが、光武がありません。一体どうすれば」


「心配するな、紅蘭みんなにあれを見せてやれ」

「了解です司令」


そして、紅蘭は大神達を、格納庫に連れて行き新型量子甲冑を見せた。

「こ、これは・・・」

「大神はんこれが、うちらの新たな力その名も、神武や」

「神武・・・紅蘭ちょっと待ってくれ、どうしてさくら君の神武が無いんだい?」

「大神はんそれは・・・」

「どうせ直哉のせいだろ?紅蘭」

「直哉がしっかり仕事をしてれば、こんな事には、ならなかった筈だしな」


!!「大神はんいい過ぎや」

「別に言い過ぎなもんか、事実だろう」

「大神早く出撃命令を出さないか」

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座」

「「「「「了解」」」」」


こうして新型量子甲冑神武での初出撃となった、帝国華撃団は銀座に現れた、降魔に勝てるのか?
 
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