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新オズの腹ペコタイガー

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第四幕その六

「何か今日は朝から」
「色のお話をして」
「色々考えました」
「色鉛筆や絵の具のことに」
「はい、それとオズの国の色も」
 そのことについてもというのです。
「考えました」
「そうなったわね」
「そうです、色って面白いですね」
「ええ、私もそう思うわ」
 オズマはにこりと笑ってでした、恵梨香のその言葉に応えました。
「純粋に決まっている色は二つだけね」
「黒と白ですね」
「それだけね」
「そういえば五人はあれだよね」
 腹ペコタイガーもです、フルーツの盛り合わせと牛乳を臆病ライオンと一緒に楽しみながら会話に加わってきました。
「それぞれいつも同じ色の服を着てるね」
「私はピンクで」
「私は黒で」
 恵梨香とナターシャの女の子二人がまず応えてです。
 ジョージと神宝、カルロスの男の子三人もです、それぞれ腹ペコタイガーに応えてそうしてこう言いました。
「僕は赤」
「僕が青で」
「そして僕は黄色だね」
「うん、それぞれ好きな色の服を着てるけれど」
 それでもと言う腹ペコタイガーでした。
「それぞれの好きな色でも違うね」
「私はピンクが好きだけれど」
 恵梨香が腹ペコタイガーにお話します。
「ピンク系っていうので」
「桃色とかも着てるよね」
「桜色もね」
「その時で違ってきてるよね」
「そうよね」
「いつも同じなのは私だけね」
 ナターシャが微笑んで言います。
「私は黒だから」
「そうだね」
「けれどそれはメインの色で」
 このことは五人共です、ナターシャだけでなく。
「黒と合わせて他の色も身に着けてるわね」
「そうだよね」
「黒一色の服の時も多いけれど」
 ゴスロリの服等です、ナターシャはファッションとしてはゴスロリの服が好きでよく着ているののです。今は黒のドレスですが。
「黒以外の服も着るわ」
「そうだね、それで黒が好きな理由は」
「ロシアは寒いからよ」
「黒は熱を集めるから」
「それで着てるの」
 そうだというのです。
「それで寒さが全然違うから」
「暖かくなる為でもあるんだね」
「それでロシアにいた時から黒でね」
「今もなんだね」
「そう、日本にいる時もね」
 そうしているというのです。
「ずっとね」
「成程ね」
「着ているうちに好きになったの」
 その黒がというのです。
「私はね」
「そうした理由だね」
「ええ、そうなの」
「僕も黒は好きだけれど」
 腹ペコタイガーは自分の好みもお話しました。
「黄色と一緒じゃないとね」
「それで縦縞ね」
 恵梨香は腹ペコタイガーにすぐに言いました。 
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