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新オズの腹ペコタイガー

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第四幕その五

「一口に緑といってもね」
「色々な緑がありますね」
「ええ、薄かったり深かったり他の色が入ったりして」
 様々な緑があるというのです。
「本当にね」
「色々な緑がありますよね」
「それぞれの国でね」
 マンチキンでもギリキンでもです。
「それぞれの色があるけれど」
「青にしましても」
「色々な青がね」
「マンチキンの中にありますね」
「そうよね」
「青と一括りに出来て」
 それと共になのでした。
「分けられていますね」
「そういうものなのね」
「そう考えると面白いですね」
「色もね」
「今食べているものも」
 ここで言ったのはドロシーでした。
「オレンジもね」
「はい、これもですよね」
「それぞれの国で色が違ったりするわね」
「ギリキンだと紫ですね」
「そうなっていたりしますね」
「その紫もね」
 ギリキンの紫のオレンジもというのです、今朝のメニューはオレンジの他にはグレープフルーツや蒲萄、林檎に無花果、すぐりに桃、苺と揃えたフルーツの盛り合わせです。西瓜もあります。そこに真っ白なミルクが飲みものとしてあります。
「色々よね」
「オレンジの紫も」
「普通の紫のオレンジもあればね」
「赤紫に青紫」
 そうした色がというのです、紫が。
「ありますね」
「そうよね」
「何かそう考えますと」
「オズの国の色も多いわね」
「はい、本当に」
「最近グリンダはね」
 赤のカドリングの女王もとです、オズマがお話します。
「ピンクも好きなのよ」
「赤の中で、ですね」
「ピンクもね」 
 それこそというのです。
「気に入っていてピンクのハンカチとか集めてるのよ」
「グリンダさんもですか」
「そう、スカーレットのドレスも作っていてね」
「それとピンクですか」
「ピンクの帽子も持ってるわよ」
 そうだというのです。
「赤だからね」
「ピンクも赤の系統ですね」
「桃色もね」
「桃色もですか」
「グリンダは好きよ」
 オズマはその桃色の桃を食べています、そのうえでの言葉です。
「あの色もね」
「そうですか」
「桃色とピンクでまた違うわね」
「微妙に」
「そうよね、色は本当にね」
「様々ですね」
「赤といっても」
 ピンクもあります、そしてそのピンクと桃色はまた違うというのです。そうしたことをお話してです、恵梨香は牛乳を飲みました。
 その真っ白な牛乳を飲んでです、こう言いました。 
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