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『性犯罪』

作者:零那
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『加害者=依存症?』



『SEX依存症』を書いていて気付いたこと、感じたことが在る。

性犯罪の加害者達もSEX依存症である可能性が在るのではないか。
だとしたら一方的に殺意を抱くのは酷いことなのだろうか...と...

考えすぎかもしれない。
けれど、もし、もし、そうなら...

そう思うと、もやもやもやもや、やりきれない思いがします。

レイプは、被害者立場からすると、一生背負っていかなければいけないイタミです。
あっけらかんと笑って許せるものではありません。

レイプといっても内容は様々でしょう。
年齢、相手、場所、人数、状況や時間(期間)、やり方さえ様々で...

数分おとなしくしてれば済む場合から、長期間監禁での拷問、命すら奪われる場合も...

たとえ生きて解放されたとしても其れは助かったとは言えません。

命を奪われた方には申し訳ないけれど、命が助かったからといって今迄通り生きていけるなんて有り得ないですから。
だったら殺してくれた方がマシだったと思う方も居るでしょう。

性犯罪被害者の多くは一生其の傷を背負っていかなければいけない。


同時に、性犯罪加害者もSEX依存症に悩まされて加害者としての罪を一生背負っていかなければいけない人も居るのだろうか。

私は、生憎、寛大な心など持ち合わせていません。
ですから、加害者が被害者と同じ様に一生苦しむなら其れで良いと思います。
一生苦しみ、一生悔いて、二度と過ちを犯すなと思います。

人を痛めつけて喜んでる猟奇的で快楽主義な加害者や、性犯罪をゲーム感覚で楽しんでる加害者は許せない。

けれど、やはり、加害者本人が後悔してるにも関わらず歯止めが利かない、実はSEX依存症だった等、そういった場合は...憎しみや殺意も半減してしまうかもしれない...

単なる同情とかではなく、自身の意に反することをしてしまう後悔の念というものは...解る気がするので...

もし、私をレイプした加害者達が皆さんSEX依存症だったとしたなら...自身の意に反して、してしまったと未だに後悔していると知ったなら...

養父以外は許してしまうかもしれない...
いや、養父すら、もしかしたら...

実際、真実が解ることは無いけれど、性犯罪加害者が単なる利己的な犯罪者で無いとなると、被害者の傷も少しは軽くなるかもしれない...

其れは私が甘いのか、それとも、そう思う人も...?


 
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