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リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~

作者:setuna
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Another103 寒冷地で大暴れ

 
前書き
寒冷地エリアで大輔達がO☆O☆A☆BA☆RE!! 

 
今回は太一達がいないために大輔達メンバーのみで戦うことに。
今回は寒冷地エリアで戦わなければならないらしく、今回は大輔、アリサ、ルカ、賢のメンバーで出撃することになった。

大輔「ぐわああ…やっぱり寒冷地エリアの寒さは凄まじい物があるな…」

アリサ「ええ、そうね。でもあんたらは平気なのね」

賢「これでも炎熱の魔力変換資質持ちだからね。」

ルカ「同じく、僕も炎熱の魔力変換資質持ちですから寒さには耐性があるんです」

フレイモン[俺は炎の闘士だぜ?これくらいの寒さはへっちゃらさ]

コロナモン[オリンポス十二神に進化する者としてこの程度の寒さなら平気さ]

アリサ「何よそれ?」

大輔「俺は電気の魔力変換資質だから寒さに耐性はないけどアリサ程ではないぜ?」

ブイモン[い、いいい、いいなあ]

ワームモン[じゃあ常に寒いのは僕達だけかい…?]

アリサ「さ、差別だわ…」

大輔「ほら」

コートの予備を出すと、寒がっているアリサのために着せる。

アリサ「あ…ありがとう」

大輔「女の子は身体を冷やしちゃいけないからな…大事な奥さんだから」

アリサ「ば、馬鹿…」

赤面するアリサ。
賢とルカは生暖かい視線で見つめる。

ルカ「お熱いですねえ」

賢「見せつけてくれるねえ。」

アリサ「うっさい!!」

茶化してくる賢とルカに赤面しながら怒鳴るアリサを大輔は可愛いと思ったり。

大輔「おっと…来るぞ」

向こうを見遣ると、寒冷地エリアで暮らすユキダルモン、モジャモン、イッカクモン、ズドモンなどがこちらに向かってくる。

大輔「今回の敵の大半は炎に弱い。ブイモン、ホークモン、アルマジモン、ワームモンは勇気のデジメンタルで暴れろ。完全体のズドモンはアリサ、ルカ。頼めるか?」

アリサ「任せなさい。」

ルカ「ヴリトラモンとフレアモンなら対等以上に渡り合えます。大輔さん達は成熟期の殲滅をお願いします。」

ブイモン、ホークモン、アルマジモン、ワームモンが勇気のデジメンタルでフレイドラモン、アロモン、ボアモン、シェイドラモンにアーマー進化する。
本来ならワームモンはブイモンが愛情のデジメンタルと相性が最悪なのと同じように、勇気のデジメンタルとの相性が最悪なのだが、暗黒進化により耐性が出来ており、その力を存分に振るうことが出来る。

フレイドラモン[ナックルファイア!!]

アロモン[ディノバースト!!]

ボアモン[ノーズブラスター!!]

シェイドラモン[フレアバスター!!]

勇気のデジメンタルでアーマー進化したアーマー体部隊による一斉攻撃。

ヴリトラモン[コロナブラスター!!]

フレアモン[紅蓮獣王波!!]

ヴリトラモンとフレアモンが次々とズドモン、アノマロカリモンと言った完全体を薙ぎ倒していく。
やはり実力差は歴然としており、次々に敵が吹っ飛ばされていく。

大輔「よし、フレイドラモン!!セトモンにアーマーチェンジだ!!」

フレイドラモン[分かった!!アーマーチェンジ!!セトモン!!喰らえ…ヒートストーム!!!!]

咆哮と共に繰り出された超高熱の竜巻に、ユキダルモン、イッカクモン、モジャモン、アノマロカリモン、ズドモンが巻き込まれ、超高熱竜巻の洗礼を受ける。
特に熱に弱いユキダルモン、イッカクモン、モジャモンからすれば効果は抜群だ。

賢「フッ…魅せてくれるじゃないか大輔」

圧倒的な強さで敵を薙ぎ倒していく親友に不敵な笑みを浮かべる。

シェイドラモン[賢ちゃん。僕も行くよ!サイ・フレアバスター!!!]

サイキックウェーブとフレアバスターを掛け合わせた一撃を全身から放出した為、避ける事も出来ずかなりの敵が喰らう。

ルカ「流石に大輔さんと賢さんは戦いなれてますね。僕達も負けてられませんよ!!」

アリサ「ええ!!」

まるで競うように敵を薙ぎ倒していくセトモン達。
瞬く間に敵は全滅した。

サジタリモン[ジャッジメントアロー!!]

セトモンからサジタリモンにアーマーチェンジし、ダークタワーに必殺の矢を放ち、ダークタワーを破壊した。

大輔「よし、これでカイザーの介入は防げるな」

ダークタワーを破壊した直後、大輔達に歩み寄る巨体。

ルカ「おや?おやあ?」

アリサ「ヴァイクモン?」

ヴァイクモン[何だ何だあ?ダークタワーが壊れたから何かと思って来てみたらこんなガキ共が集まって遠足かあ!!?これじゃあ本気になれないなあ!!]

賢「ふん、図体ばかりでかい木偶の坊な大人にだけはなりたくないもんだな」

ヴァイクモン[で、木偶の坊お!!このガキめ!!許さねえぞ!!]

アリサ「“誰が”木偶の坊かなんて一言も言ってないじゃない…自覚あったのね」

呆れたようにヴァイクモンを見つめるアリサ。

ヴァイクモン[う、うるせえガキ共!!ぶっ潰してやる!!ヴァイキングアックス!!]

賢「ふん」

賢に向けて繰り出されるヴァイキングアックスだが、賢は簡単にそれをかわし、それどころかヴァイクモンの背後に回る。

ヴァイクモン[なっ!?]

賢「ふっ、いくら究極体の攻撃でも当たらなければ幼年期の攻撃にも劣るということだな」

コロナモン[流石だな賢!!戦闘スペックの差だけが戦闘力の決定的差でないことを証明してくれるぜ!!]

大輔「お前ら!!遠足に来てる訳じゃねえんだ!!さっさと片付けてフェイトが淹れたウィンナーココアを飲むぞ!!」

全員【おう!!】

ヴァイクモン[やかましい!!後悔させてやるぞ!!アークティック…]

ライドラモン[ブルーサンダー!!]

ヴァイクモンが口を開けたのと蒼雷弾が口に炸裂する。
流石にいくら格下のライドラモンの攻撃でも、口の中に雷撃をぶちかまされるのは痛かったらしく悶絶している。

大輔「ピーコックモン、エレファモン!!追撃だ!!」

ピーコックモン[了解!!レインボーシャワー!!]

エレファモン[任せろだぎゃ!!ニトロタービンウェーブ!!]

悶絶しているヴァイクモンにピーコックモンとエレファモンが追撃の必殺技を繰り出す。

ジュエルビーモン[ショットクロー!!]

両腕による突起による打撃を喰らわせる。

ルカ「ではとどめということで大人気な~く行かせてもらいます☆」

アリサ「遊びは終わりよ!!」

デジヴァイスに蓄積した聖なるエネルギーがヴリトラモン、フレアモンに放たれた。

ヴリトラモン[チェックメイトだ。フレイムストーム!!]

フレアモン[紅・獅子之舞!!]

聖なるエネルギーで強化されたフレイムストームと紅・獅子之舞がヴァイクモンに炸裂し、寒冷地エリアに巨大な炎柱が建った。








































フレイムストームと紅・獅子之舞をまともに喰らって真っ黒焦げになったヴァイクモン。

賢「他愛のない」

大輔「ふう、大したことのない奴で助かったぜ」

余裕綽々な大輔と賢。
ルカとアリサも笑みを浮かべながらハイタッチ。
イービルリングに支配されたデジモンはいないのかと確認した後、現実世界に帰った。 
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