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『吐瀉物』

作者:零那
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『砂時計Ⅱ』



僕が大事にしてる砂時計。
其の蒼い砂は狂わない。
いつもいつも潔く時を刻む。

いつまでも過去の記憶にしがみついてる僕。
其れが良いことじゃないことは解ってる。

現実は毎日が流されるだけ。
そんな現実から逃げ出す。
あの頃に還りたくなる。

現状打破できない。
とことん過去にすがりついてたい。
未練がましく。

其れが例え闇の世界だろうと、僕を救ってくれてる事実は変わらない。


 
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