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ドリトル先生の水族館

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第三幕その十

「何で野球選手なのにそうしたことしたの?」
「格闘家のトレーニングするとか」
「野球知らなかったの?」
「そうだったの?」
「おかしなことだよね、僕もその人の考えはわからないよ」 
 その元野球選手のそれがというのです。
「おかしなことしたよ」
「かえって怪我が多くなって」
「守れなくなって走れなくなって」
 チープサイドの家族も呆れています。
「打つ方もおかしくなって」
「いいことないじゃない」
「そうだよね。それで今その人はね」
 その元野球選手はといいますと。
「引退して不摂生な生活をして家族にも縁を切られておかしな身なりになってね」
「どんどんおかしくなってるんだ」
「そうなんだ」
「うん、皆とバランスのいい食事をって言ったけれど」
 お話がここでこのことに戻りました。
「それもしていないことは間違いないね」
「先生以上にそうしたことはしっかりしないといけないのに」
「元とはいえスポーツ選手だから」
「けれどなんだね」
「そうした風になってるんだね」
「おかしなことに」
「そうだよ、僕もその人をテレビで観ていると」
 その日本のテレビで、です、
「しっかりしないとって思うしどうしてマスコミも誰も止めなかったのか」
「そんなことをしたら駄目だって」
「野球選手が格闘家の訓練をしても」
「うん、残念に思うよ」
 とても、という口調での言葉でした。
「止めていたらよかったのに」
「というか人気選手だからってね」
「間違ってることをしても止めないのは駄目だよね」
「ましてや持て囃すなんて」
「最悪だよ」
「人気チームにトレードで入ってね。その人気チームが何をやっても持て囃される状況だったから」
 このことも残念そうに言う先生でした。
「余計におかしかったんだ」
「何か日本のマスコミっておかしいね」
「イギリスのマスコミよりずっとね」
「おかしなことをしても持て囃すとか」
「人気チームにいるからって」
「それで人気選手だからって」
「何か違うよ」
 間違っていると、です。動物の皆も思うのでした。
「僕達だって先生に言うのに」
「おかしいことはおかしいって」
「言うのに」
「食べるものだって栄養のバランスを考えてって」
「あと早寝早起きもね」
「うん、皆がいないとね」
 先生がここでお話することはといいますと。
「僕はね」
「とにかく世事のことはからっきしだから」
「お料理にしてもね」
「それで僕達もね」
「先生にしっかりと言って用意してるのよ」
 栄養のバランスのいいお料理にしてもです。
「お食事はしっかりと」
「味と量だけでなく栄養バランスも考えて」
「そしてそのうえで」
「作ってるのよ」
「そうだよね、やっぱりしっかりしたものを食べないとね」
 栄養バランスのいいものをです。 
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