| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ソードアートオンライン4人の剣士たちVer. 1《半永久凍結》

作者:からかん
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

デスゲーム

ここは間違いなく、最初の中央広場だ。

「あ、ユウキは、ユウキ!」

「ボクは無事だよ!」

案外近くにいた。

「良かった。でも、これは、どういう「上を見ろ!」えっっっ。」

その声(誰がいったかは知らない。)にひかれ俺達はう上を見た。そこには、

[Warning]、[System Announcement]の文字が・・・。

システムアナウンス?どう言うことだ?

しかし、直後、気持ち悪い、赤い血液が、ドロッとしたものが上からたれでて、中身のない、大きな フード付きローブができた。 『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。私は茅場昭彦。今や、この世界をコントロールできる唯一の 人間だ。』

ん?どういうことだよ?訳わかんねぇ。回りのやつらも混乱してるし。

『諸君らはメインメニューからログアウトボタンが消えていることは確認済みだろう。しかし、これは不具合ではない。繰り返す、これは不具合ではなく、ソードアート・オンラインの本来の仕様である。』

は? ログアウト出来ないのが本来の仕様!?俺達はここから出られないのか?そんな不安による混乱を他所に茅場は話を進める。

その後数分に渡り、茅場はこのゲーム本来の仕様について語った。まとめるとこんな感じだ。

1.自発的にログアウト出来ない。

2.ログアウトするには、このゲームをクリアつまり第百層のボスを倒すこと。

3.このゲームではあらゆる蘇生手段が機能しない。

4.プレイヤーのHPが0になるとナーヴギアの信号素子によって脳を焼き切る。

5.外部からの切断によっても同様のことが起きる。(病院輸送があるため切断後2時間は大丈夫らしく、その間はシステムに保護され、HPは減らない。)

6.現在以上の警告を無視して、ナーヴギアを外そうなどと言う事件により、213名ものプレイヤーが

アインクラッド及び、現実世界より永久退場しているつまりそれは死んだと言うことらしい。

『最後にこれは私からのプレゼントだ。アイテムストレージをみたまえ。それではこれにてソード

アート・オンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。』

茅場はこう告げると早速と消え、空は元通りになった。

「プレゼント?ってこれか?えーと、手鏡?」

手鏡をオブジェクト化して取り出す。……すると

「うわぁ!?」

この声、ユウキ!?って光に包まれてる!?全員かよ!?ってことは俺も!?

「うわぁ~!?」

纏っていた光は消え、もとに戻る。……SAOから出られる訳じゃないのか。「大丈夫か、リュウ。」

ん?この声はユウキか?

俺はユウキの声がした方を向く。すると

「あなた、誰?」

知らない人がいた。

「おまえこそ誰だよ?」

ふと、周りを見渡す。そこには異様な光景があった。

『あんた男だったのか!?』『17って嘘かよ!?』

俺の知る限りではさっきの二人は若い男女だったが本当はどちらも嘘だったらしい。まぁオンライ

ンゲームで実際の顔が見える訳じゃないからな。……っことは

「お前がユウキ!?」「あなたがヒカル!?」

少しずれたタイミングでお互いの正体を知る。。

「いやいや、そんなことよりなんでだ?」

「体格や顔が現実になってることだろ?ナーヴギアは顔をすっぽり覆っているから顔の形を把握出出来て、体格はキャリブレーションで設定するからな。さしずめここが現実だぞって思わせたいんだな。・・・なぁ、ユウキ。ちょっと来てくれ。」

周りが騒然とするなか外に出る俺達。

「ユウキ。俺に着いてきてくるか?。」

「うん。怖いけど、着いていくよ。」
こうしてゲームクリアを目指した俺達。そして丁度一ヶ月後、
初めての攻略会議が開かれた。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧