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ガンダムビルドファイターズ ~try hope~

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三人の希望《トライホープ》と三人の挑戦者《トライファイターズ》 前編

「アサルト……」

グラディウスとルミノックスに粒子を纏わせ、グラディウスを構えてガンダムアルカナムに突き出しながら突進した。

「!どっち!? 」

ガンダムアルカナムは最終的にグラディウスが間合いに入ってきた所を七聖刀 南で斬り払おうとするも、直前に回転してそのままガンダムアルカナムの懐へと潜り込んだ。

「アインス! 」

ルミノックスを横一線に振るうと、予想通りに七聖刀 北で受け流され、そのまま七聖刀 南を降り下ろしてきた。それをグラディウスで受け止め、ルミノックスで反撃すると七聖刀 北で防がれた。

「ぐううぅぅぅ…っ!! 」

「うううぅぅぅ…っ!! 」

お互い一度武器を相手から離し、もう一度同時に降り下ろすとそのままつばぜり合いをした。

「双天流!参の型!! 」

「!まだあるのかよ! 」

七聖刀 北と南を一瞬手離して逆手持ちに持ち替えて柄頭で胴体を攻撃し、そのまま七聖刀を左右横から振り払われた。それを体勢を崩しながらもグラディウスとルミノックスで防御すると、すぐさま逆手持ちから切り替えてまた左右横から振り払われた。

「ちっ…! 」

ギリギリのところでグラディウスとルミノックスで受けると、体勢を崩していたため吹っ飛ばされた。

「おお~!初見のはずなのによく防いだね! 」

「そりゃあ、あんだけバトルさせられれば嫌でも腕が上がるわ」

「へ~。でもまだまだこれからだよ! 」

「当たり前…だろ! 」

グラディウスとルミノックスを地面に突き刺して立ち上がり、ガンダムアルカナムと向き合う。





ーーー--





「まだよ! 」

右肩にビームサーベルが突き刺された状態でロングシューティングライフルⅡのビームサーベルを振りかざし、ガンダムセレナの左腕を斬り落とした。

「!?…くっ……! 」

ガンダムセレナはそのままビームサーベルを右肩から右腕へと降り下ろして切断し、そのあと右側のメガランチャーの砲頭を切断してきた。

「逃さない! 」

切断された直後に後方へと下がったガンダムセレナの間合いを詰めて、ビームサーベルを降り下ろすと右足を切断した。

「……ならこっちも…! 」

ガンダムセレナも、セレナキャノンで右足を吹き飛ばしてビームサーベルで頭部を斬り落とされた。

「はあああああ! 」

ヴェスパーの砲門をガンダムセレナに向けてセレナキャノンと右サイドアーマーを破壊した。

「………負けない……! 」

ガンダムセレナが胴体にビームサーベルを振り上げてきたが、こちらもビームサーベルで防いだが、そのあとのビームバルカンによりもう片方のメガランチャーが破壊された。
こちらもマイクロミサイルポットを放ってガンダムセレナの胴体部分を狙うも、途中でビームバルカンで撃ち落とされ一つしか命中しなかった。
爆風によりお互いが結構な距離を飛ばされた。

「アクロトモフィリアも残り時間わずか…。オマケに損傷も激しいけど、それはあの子も同じなはず」

考えていると、先程破壊された右腕に持っていたロングシューティングライフルⅡが浮遊しており、すぐにそれを取りに行って砲頭を戻す。

「全てをこの一撃にかける…」

ガンダムセレナもセレナシールドを取りに行き、そのあとすぐにピットを展開してきた。

「プラフスキーパワーゲート……」

ピットは集まり、一つのゲートとして展開された。そのあとガンダムセレナはシールドを投げ捨てビームサーベルを発生させる。

「どうやらあっちも同じみたいね。ならお互いこれが最後の一撃なのね」

ロングシューティングライフルⅡを構え、そのままエネルギーをチャージする。

「ロングシューティングライフルⅡ、バスターライフルモード」





ーーー--





「当たれーーー!!! 」

レクイエムの砲頭内で高速移動を開始し、その中ミサイルハッチ、ヴァルキリーウェポン、高エネルギービームライフルで攻撃をしていた。

「ちょこまかと…! 」

ゴッドガンダムヘリオスは回避行動に専念し、一向に反撃してこない。そして攻撃していると、ゴッドガンダムヘリオスはレクイエムの奥深くまで潜っていった。

「逃がさない! 」

高エネルギービームライフルを連結してゴッドガンダムヘリオスに向けて攻撃するも、ゴッドガンダムヘリオスがファンネル四基を射出してビームシールドを展開して防がれた。

「いったい何をしようとしてるんだろう……とにかく行ってみるしかない」

ヴァルキリーフリーダムもレクイエムの奥深くまで潜り込んでいると、通路の奥から何やら丸い光がこちらに向かってきていた。

「!石破天驚拳!?誘われた! 」

回避するにも狭い通路のため限りがあり、ビームシールドを両腕から展開して受ける。

「くううぅぅぅ…!! 」

本体の損傷は軽度だったが、ビームシールドからはみ出していたヴァルキリーウェポンと高エネルギービームライフルが破壊された。

「それでも! 」

エクスカリバーVをバックパックから取りだし、レクイエムの最深部へと向かった。

「……無事だったようだな」

最深部まで来ると、ゴッドガンダムヘリオスがハイパーモードの状態で待ち受けていた。

「おかげさまでやられそうになりましたけどね」

「だが、どうやら武装はあらかた破壊したようだな」

ゴッドガンダムヘリオスが両手首にヘリオスナックルを装備し、ファンネルを射出して前面にフィールド…プラフスキーパワーゲートを発生させた。

「次元覇王流…! 」

「オーバードライブ!発動! 」

ヴァルキリーフリーダムの各部から金色の光の翼が発生した。それと同時に、エクスカリバーVの刀身が金色の光で包まれた。

「流星螺旋拳!!!! 」

「エクス……カリバーーーーー!!!! 」

ゴッドガンダムヘリオスは両手首が回転し、炎を纏いながらプラフスキーパワーゲートに潜り込み、エクスカリバーVに纏わせた巨大な光をゴッドガンダムヘリオスに向けて降り下ろした。

ゴッドガンダムヘリオスがプラフスキーパワーゲートを潜ると、一匹の炎の鳥と化してエクスカリバーVと激突した。

「「はああああああああ!!!! 」」

そのままエクスカリバーVとゴッドガンダムヘリオスが激突していると、次第にエクスカリバーVの放った攻撃にヒビが入ってきた。

「!? 」

「くらえ!! 」

エクスカリバーVの攻撃は砕け散り、そのままゴッドガンダムヘリオスがこちらに向かってきたので、すぐにエクスカリバーVに光を纏わせて振るってゴッドガンダムヘリオスの攻撃を受けようとするも、耐えきれなかったのかエクスカリバーVは呆気なく折れてしまった。

「な……!? 」

「終わりだ」

咄嗟にビームシールドを展開して後方に下がるも、勢いは止まることを知らずにそのままレクイエムの外壁まで押し返されて、そのまま外壁を貫通していって宙域へと放り出された。

「ぐっ……! 」

バックパックはビームカノンごと右側と左肩が潰れ、両腕はねじ曲げられてないとは言えビームシールドは発生出来ず、バックパックはもう戦闘機としては使えそうにない。

「………まだ耐えきるか。いい加減にしつこいな」

「まあ…諦めが悪いのが取り柄なんで……痛っ! 」

「だが……もう一発くらわせれば終わりのようだな」

すると、ゴッドガンダムヘリオスが再度前面にプラフスキーパワーゲートを発生させた。

「残念ですけど…ここで終わる気はない!! 」

バリアドラグーン二基と、ギリギリ形を保っているヴァルキリードラグーン一基と左側のヴァルキリードラグーン一基を前面に射出し、ゴッドガンダムヘリオスと同じようにプラフスキーパワーゲートを発生させた。

「それがどうした!次元覇王流! 」

「ハイパー……」

ふくらはぎのクリアーパーツから△の形をした粒子が六つ溢れだし、それを両手首のところに設置した。

「流星……! 」

「ヴァルキリー……」

ゴッドガンダムヘリオスが両手首を回転しながらプラフスキーパワーゲートに潜り込むと同時に、こちらも両手首に虹色の光を纏わせて、両手拳を突き出しながら進むと、手首に△の粒子を三つずつ形成した極小のプラフスキーパワーゲートを潜らせて、ドラグーンによるプラフスキーパワーゲートに潜り込む。

「螺旋拳!!! 」

「ブレイカーーーー!!!! 」

お互いがプラフスキーパワーゲートから出て、ゴッドガンダムヘリオスは先程と同じように炎の鳥と化してこちらに向かってきて、お互いの拳がぶつかり合った。

「ぐううぅぅぅ………ああああああああああ!!!! 」

流星螺旋拳に対抗して、こちらも両手首を回転させると、虹色の光がより溢れだして纏った。
すると、ゴッドガンダムヘリオスのゴッドナックルに今度はヒビが入っていった。

「まさかさっきの時のダメージが残っていたのか!? 」

「いっっっけええぇぇぇぇぇぇ!!! 」

ゴッドナックルを破壊すると同時に、そのまま右腕を貫いて両拳がゴッドガンダムヘリオスの胴体を刺さった。

「まだ……終わらんぞ! 」

「!? 」

胴体に腕が刺さっているのにも関わらず、ゴッドガンダムヘリオスは左手にゴッドフィンガーを発動して右腕を破壊して胴体に突き刺してきた。

「………~っ!それ…でも!! 」

ヴァルキリードラグーンをゴッドガンダムヘリオスに向けて攻撃すると、相手もファンネルで攻撃してきておりお互いに直撃しあった。

「……ちっ。やられてしまったか…………」

「…また勝てなかったか~………次は絶対に勝ちます…」

すると、お互いの機体が爆発した。

けれど…無駄にはしない…。あとは頼んだよヒロヤ君、シノさん。

爆風に飲みまこれお互いの機体が動かなくなってしまったが、爆風の中から何かが飛び出して何処かへと行ってしまった。





ーーー―-





「これで…決める!! 」

ロングシューティングライフルⅡの引き金を引くと、砲頭から巨大なビームがガンダムセレナに向かっていった。
ガンダムセレナはビームサーベルを突き出しながらプラフスキーパワーゲートを潜ると、一つの蒼い槍となって突っ込んできた。

そしてガンダムセレナとロングシューティングライフルⅡの攻撃が激突すると、少しの間だけ動きが止まったが、その後徐々にビームを切り裂いて進んできた。

「……切り裂く……」

「………っ! 」

ガンダムセレナは徐々に勢いをつけてきて、距離を縮めてきて目の前まで近づいてきた。

「くっ…!フ、ル、パワーーーー!!! 」

「!これは……」

ロングシューティングライフルⅡからの出力が更に増大し、至近距離でガンダムセレナを飲み込んでいった。

攻撃が終えると、ロングシューティングライフルⅡの砲頭にヒビが入り、時間切れなのかちょうどアクロトモフィリアが切れた。
目の前には半壊状態のガンダムセレナがいて、どうやらあちらもちょうど時間切れでセレナバーストが終了していた。

「あと一歩っていうのに…アクロトモフィリアの影響で…! 」

ぎこちない動きをするも、やはりうまく動けず次の行動が出来ない。

「…どうやらあなたはもう限界のよう……」

「!? 」

ガンダムセレナもぎこちない動きをしてビームサーベルを発生させた。どうやら、あちらの方は作り込みによるものかV2ガンダムホロスコープほど動きが悪くない。

「う、動いて! 」

コンソールを必死に操作するも、V2ガンダムホロスコープはやはりぎこちない動きしかしない。辛うじて砲頭をガンダムセレナに向けられたが、すぐに砲頭を切断されてゆっくり蹴り飛ばされた。

「……楽しかった…ありがとうね……」

ガンダムセレナがゆっくりだがビームサーベルを突きつけながらこちらに接近してきた。

「どうすれば……はっ!? 」

コンソールを操作し、ミノフスキードライブユニットのガトリングウェポンを操作する。

「…大破は確定だけど、そんなことは言ってられないわよね。他の二人のところには、行かせない! 」

コンソールで光の翼を選択すると、ミノフスキードライブユニットだけではなくガトリングウェポンからも光の翼が発生した。

「いっけぇぇぇぇぇぇ!!! 」

光の翼による推進により、ガンダムセレナに突っ込む。

「………! 」

かなりの勢いでV2ガンダムホロスコープにヒビが入っていったが、そのままロングシューティングライフルⅡからビームサーベルを発生させてガンダムセレナに向けて突き出す。

「避けきれない……! 」

そのままガンダムセレナと激突し、そのまま光の翼の勢いでかなりの距離を押していった。
ロングシューティングライフルⅡのビームサーベルはガンダムセレナの胴体を。ガンダムセレナのビームサーベルもV2ガンダムホロスコープの胴体を貫いていた。

「………そんな…」

「…ごめんね、ホロスコープ………けど無駄にはしないから」

そのままガンダムセレナから爆発が起き、その衝撃でV2ガンダムホロスコープが砕けていき、次第にV2ガンダムホロスコープも爆発していった。そして、爆風の中からヴァルキリーフリーダムと同じ時のように何かが飛び出して何処かへと飛んでいった。

 
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