| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

銀魂 銀と黒の魂を持つ夜叉

作者:怪獣王
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

竜宮編
  二訓

銀時sid

「むっかしーむっかしーうらしまはー♪
トーバツしたかめをーつかまえてー♪
りゅうぐうじょうへいってみればー♪」

「やめてくれません、その歌?」

「きゃっほーい!竜宮城で夏休みアル!」

「いやー、まさか竜宮城が実在してたなんて。浦島さんも実際にいた
んですか?」

「ええ。僕は知らないっすけど、初代の亀が連れてきた人が浦島さんって人で、以来僕らはお客さんのことを浦島さんって呼んでるんす。」

「聞きました銀さん!僕らのこと浦島さんだって!歴史に名を残しましたよ!」

今、俺たちはボートに乗り竜宮城を目指している。なぜこうなったのかというと、前回捕まえた亀、名前は亀梨だってか?が実は、竜宮城のガイドをやっていたのだ。それで罪を見逃す代わりに竜宮城へ連れて行ってもらっているところだ。

「それはいいが、お客さんって俺たちから金を取るつもりじゃねえだろうな。」

「ギクッ、めめ、めっそうもない!確かに、竜宮城は一部のセレブのみが訪れることのできる桃源郷。しかし、亀はこう見えても仁義を通す生き物!寄せては返す波の如くきっちり恩を返すのが海の掟!」

「掟って、お前みたいな亀見たことねえよ。つーか本当にお前、亀なの?」

他の亀もこんな感じなんかねえ。

「皆さんには特別にドリンク飲み放題サービス券わお付けします!」

「「タダにしろよ!」」

俺と神楽が亀梨の顔面に蹴りをかます。

「ぐはっ!では、今回特別にポイントカードにスタンプが2倍つきます!」

「「タダにしろよ!」」

「ぶはっ!分かりました。ローションつけます!」

「なんの店だよ!」

こりねえな〜。どんだけ金をとりてえんだか。

「いつまでこいでんだよ。かれこれ二時間は漂ってんぞ。船舶免許もってんだろ?もっと一気にブワァッて行ける船もってねえのかよ?」

「以前、イルカと人身事故起こして、まだ裁判中なんですよ。」

「何やってんだあんたは!」

新八のつっこみ。

「まじかよ〜こりゃあいつ着くか分かんねえなー。ん?」

なんだあれ?なんか、ものすごいスピードで動いてんだけど。クルーザーか・・・・・つーかあれって!

「姉上!?そして久兵衛さん!」

「あら?どうしたの新ちゃん、こんなところで?」

志村妙。みんなからはお妙と呼ばれている。新八の姉。見た目はおしとやかだが、とんでもなく凶暴な女。
柳生九兵衛。お妙の幼なじみ。剣術の名門、柳生家の跡取りで神速と謳われている。以前勝負したが異名に違わぬ実力を持っている。名前は男っぽいが一応女だ。だが今まで男として育てられてきたので立ち振る舞いは男そのものだ。お妙が大好きで男になり結婚したいとも思っている。

「どうしてこんなところに!?久兵衛さんとショッピングに行ってたんじゃ・・・・」

「お妙ちゃん、九ちゃん、いいカジキマグロが釣れたよ。竜宮への道すがら、さばこうか。」

「なんだあの亀はー!」

「ちょーカッケェ!黒光りしてるネ!」

「胸毛生えてるよ!カジキつってるよ!」

「つーか亀なのか、あれ?」

「もしかして、姉上たちも?」

「この者の娘が悪い男に引っかかっているのを助けてな。いいって言ってるのに聞かんのだ。」

「きだいの悪だねありゃ。ちょっと飛ばすよ。この時期の竜宮城、混むから。」

「じゃあね、みんな。何をしてるか分からないけど危ないから早く陸に戻るのよ!」

「待って姉上ー!」

「俺たちも乗せてくれー!」

「姐御ー!」

「おいぃぃぃ!どうことだよ!なんで亀が複数存在してんだよ!そう簡単には行けないんじゃなかったのかよ!?」

「まずいですよ!あの亀、混むっていってましたよ!」

このままじゃ入れなくなって時間を無駄にするだけだ!

「くそやろー!負けてたまるかあぁぁぁぁ?」

いきなり横に巨大な黒船が現れた。一瞬、前世では俺ってこの黒船のように見えてたのかななんて思ってしまった。

「見てください、あれ!」

「マダオだあ!」

「つーかとなりの亀はなんだ?ぜってーいじめられねえだろあんなの!?」

彼の名は長谷川泰造。あることがきっかけで無職になったダメ人間だ。もう、グラサンと借金しか残っていない。みんなは彼のことを、全くダメな大人、略してマダオと呼ぶ。

「やあ銀さん。俺が身を投げようとしたら、この亀が助けてくれたんだ。」

お前が助けられたんかいぃぃ!

「長谷川さん、いい澄まし顔が手に入った!竜宮がてらにさばこうか?」

「いい澄まし顔ってなんだー!どうやってさばくんだそんなもん!」

「艦長ー!上空に謎の巨大飛行物体が!」

「何?」

巨大な飛行物体?・・・・・・なんか、知ってる奴が乗ってる。
桂小太郎。あだ名はヅラ。攘夷戦争が終わってもなお幕府に仇なす攘夷志士。実力は狂乱の貴公子という異名があるほど。俺の幼なじみ。性格は糞真面目だが、かなりの馬鹿。いつもどこか人とずれている。

「あれは、まさか!・・・・・・スッポンだな。」

なんであんな巨大なスッポンが空に飛んでんだよ!まさかあいつ怪獣か!?

「なんか、少し間違ってるんですけど。」

「いや、俺たちだって乗り物はボートだぜ?
そんでガイドは・・・・・・・・・・・・」

ヅラと一緒にいるのは・・・・・・・サル、キジ、イヌ、そして桃太郎だ。

「やっぱり間違ってるよ!昔話間違ってるよ!」

「銀時!こんなところで会うとは奇遇だな!俺はこれから、きびだんごをもらった礼に天竺に行くところだ!」

どこのところの昔話!?そう思った時だ。横にいた黒船がスッポンに向かって砲撃を開始した。

「竜宮城に行くのは長谷川さんだあ!生きる希望を無くしたマダオに光を与えてやるんだぁ!」

「誰が竜宮城などに行くか!我々が行くのは天竺だぁ!」

スッポンも炎を吐き応戦し始めた。この間にいる俺たちってかなりのまずくないか?

「おめえらー!海の帝王と言われる俺の前で何しとるんじゃあー!」

「ちょっと待って!」

さっきのクルーザーに乗ってた亀まできた。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・

ドガアアアアアアアアアアアン!!!

みんな爆発の餌食となった。
 
 

 
後書き





























 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧