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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!

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プリキュアは3人から6人へ
新しい伝説が始まる
  第24話 フレッシュVSダークフレッシュ!キュアメロン&キュアココ誕生!!

 
前書き
 お待たせしました!前のエピソードでスウィーツ王国と契約を結んだナナとレイカがプリキュアに変身します。これにより、フレッシュプリキュア!は6人に増員します。一方、ラビリンス軍女幹部3人は、6人に増員したプリキュア隊に偽プリキュアに扮して戦いを挑みます。この偽プリキュア隊を「ダークフレッシュ!」と、言います。詳しくは本題へ。 

 

 赤塚公園・ドーナツカフェ

 「カオル、売り上げ集金に来たよ。」
 「こ、これはジュリア-ノ様。」
 「どう言う風の吹き回し。ガッチリとした大男がいるね。」
 「へい、ラビリンスの投稿者でい。」
 「そう。君、名前は。」
 「西隼人と申します。」
 「これまでどんな悪事を行ってきた。」
 「ヤワな怪物を繰り出しては、不幸を追い求めて嫌がらせばかりしていました。」
 「思い出したわ。君、カツラの怪物を出したでしょ。」
 「はい。」
 「この当時、カオルと一緒にいて大笑いしたわよ。」
 「本当でい。」
 「はい。」
 「他、どんな犯罪を実行した。」
 「この店の営業妨害と美女ダンサーに暴力を振るおうとしたことです。」
 「その女性の訴えは。」
 「ないでい。」
 「なら、本人に謝罪すれば問題ないね。」
 「はい。」
 「他、大きな犯罪を犯してないね。」
 「はい。」
 「ならば、自首しましょう。」
 「自首ですか。」
 「今なら、法の裁きを受けても不起訴になる可能性大だわ。問題は、凶悪犯罪を犯した東せつな他のラビリンス兵士たちとの共犯の有無だわ。」
 「なーに、最後は孤立して投降して来てるワケだから、ここは否定し続けるんでい。」
 「一緒に行動している感じでは無かったわ。大丈夫でしょ。さあ、一緒に行きましょう。」
 「はい。」
 「合点でい。」
 カオルちゃんとジュリアーノは、隼人を連れて高島平警察署へ向かい始めた。

 スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所

 「フゥーーーッ、良かった。隼人君の命を助けることに成功して。」
 「所長、6人目のプリキュアのキュアスティックが完成しました。」
 「そうか。早速、向かうぞい。」
 ショコラは、隣にある工場へ向かった。

 高島平警察署

 「畏まりました。まだ、逮捕と言う段階ではありませんが、身柄を預からせていただきます。」
 「隼人君、何もかも正直に話すんでい。」
 「時々は連絡を入れるからね。」
 「はい。」
 こうして、西隼人は身柄を拘束されたのであった。

 ナノ研究所隣にある工場

 「おおっ、これか。」
 「ココリコーダーって言います。」
 「そうか、横笛のフルートに対して縦笛タイプにしたのだな。」
 「そうです。」
 「はい。」
 「早速、メロンガンとバズーカと一緒に威力テストを行うぞ。」
 「はい。」
 ショコラはココリコーダーを持って射撃場へ向かった。

 ラビリンス首都ピョンピョン内総統官邸内謁見の間

 「ご苦労、我が僕たちよ。本日から、除名したウェスターを男から女に代替の上、対日本戦幹部要員を追加派遣する。良いな。」
 「ハッ。」
 「紹介する、ニューウェスターだ。」
 すると、ニューウェスターは謁見の間へ入って来た。そして....
 「ニューウェスターと申します。」
 「ご苦労、ニューウェスターよ、本日から対日本戦担当を命じる。」
 「ハッ。」
 「イース、サウラー、ノーサーよ、これで3幹部から再び四天王と呼ばしていたただくぞ。」
 「ハッ。」
 「それから、四天王全員1階級昇格が決定した。イースとサウラーについては大将となり、最高幹部の一員となり、何らかの大臣を務めていただくぞ。」
 「ハッ。」
 「では、下がってよいぞ。」
 「ハッ。」
 四天王は謁見の間から去って行った。

 数日後、高島平警察署取調室では

 「バン。」
 「君も一緒にやったのかね、笹目橋大破壊による犬怪獣を用いたテロ行為は。」
 「冗談じゃないぜ。ここには俺は行っていない。だいいち、あんな巨大犬怪獣を繰り出せる魔力は持っていない。」
 「そうか、君は高卒だったよな。あの巨大怪獣を繰り出せるには、どの位の学歴を持つ者ならできるのかな。」
 「ラビリンス国立軍事大学です。」
 「これは、我が国で言う防衛大学のことかな。」
 「はい。」
 「なるほどね。幹部軍人だからね。」
 取り調べは続いた。

 四ツ葉町桃園家ラブの部屋

 「皆に会うのが楽しみだなあ。今晩、ファミレスで女子会だよ。」
 「ええなあ。わいは留守なんて。」
 「タルトは動物である以上、連れて行けないのよ。」
 「しょうがおまへんなあ。」
 「スルスルスル。」
 「ラブ。」 
 「お母さん。」
 「さあ、行くわよ。」
 「はい。」

 高島平警察署内留置所

 「ラビリンスの牢獄よりは居心地いいなあ。でも、取り調べは厳しかったぜ。イースが指名手配を受けた国立競技場テロ事件の件では警視庁四ツ谷警察署で、川崎燃料タンク大破壊事件では神奈川県警川崎警察署で取り調べを受けて大分振り回されたぜ。それにしても、イースはこんな恐るべき凶悪犯罪を犯していたなんて驚いたぜ。カオルちゃんが良い事言ってくれたぜ。『警察が陥れようするなら、いつでも弁護士を呼んでくれ。』って言ってくれて。」
 現在、隼人君には3人の弁護士がついている。

 桃園家ラブの部屋

 「あーーーあ。女子会なんて退屈やなあーーーっ。」
 「ホンマでんなあ。」
 「そうだ、女子会に対抗して男子会でもやろうかなあ。」
 「オトン、それええなあ。」
 「残念だけどタルト君はお留守だよ。」
 「そりゃあらへん。」
 「飲食店へ動物を連れて行くワケには行かないぞ。」
 「ガックリ。」
 「さあ、正先生のところへ連絡入れよう。」

 山吹家

 「もしもし、圭太郎君か。家の尚子と祈里が女子会へ行ってしまって寂しかったところだよ。」
 「先生、女子会に対抗して男子会でも開催しませんか。」
 「それは良い考えだね。焼肉店が良いかな。」
 「焼肉ですか。」
 「暑い夏に焼肉食べて汗を掻きまくるのも良いかもしれんぞ。」
 「そうですね。」
 「どうだろう、息子ぐらいの若い衆たちも呼ぼうか、大喜びするぞ。」
 「良いですね。」
 「よし、若い衆、私はまず健人君から順次連絡を入れておくぞ。」
 「はい、僕は大輔君から順次入れましょう。」
 「頼んだぞ。」
 通話を切った。

 一方

 ラブとあゆみはココス板橋四葉店へ到着した。
 「さあ、入ろう。」
 「はい。」
 「こんばんは。」
 「あら、千香ちゃんとお母さん。」
 「私たちもスウィーツ王国から行くように言われたの。」
 「そう。」
 「ラブお姉さん、こんばんは。」
 「こんばんは、千香ちゃん。」
 ラブと千香は会話を弾ませている。
 「今回の女子会はスウィーツ王国主催だからね。」
 「プリキュア隊メンバーが大幅に増えたからね。」
 「メンバー全員を知っていただかないといけないのよ。」
 「なるほど。」
 「そろそろ入ろうか。」
 「ええ。」
 「ラブ、千香。入るわよ。」
 「はい。」
 「ウーーーン。」
 「いらっしゃいませ。」
 「ご予約をした蒼乃家のお連れです。」
 「畏まりました。それではご案内します。」
 ラブとあゆみは、ウェイトレスに案内され奥のテーブル複数へ案内された。
 「ラブちゃん、あゆみさん待ってたわよ。」
 「嘘、こんなにたくさん来てる。」
 「ラブ。」
 「ラブちゃん。」
 「あっ、シフォンちゃん。」
 「キュアー。」
 「ミキタン、ブッキー。」
 「ラブ、千香、こんばんは。」
 「こんばんは。」
 「あゆみさん、ラブちゃん、こんばんは。」
 「こんばんは。」
 「お母さんたち、こんばんは。」
 「こんばんは。」
 「ところで、まだ、トリニティの3人が来ていないわ。」
 「もうすぐよ。」

 高島平駅

 圭太郎と正はここにいる。
 「皆、来るのかなあ。」
 「大丈夫、焼肉おごるって言ったら、皆目の色変えたよ。」
 「皆、育ち盛りだからね。」
 すると
 「おじさーーーん。」
 「おおっ、早速、例の3人が来たぞ。」
 大輔、裕喜、健人の地元四ツ葉高校の男子高生3人が姿を現した。

 ココス板橋四葉店

 「いらっしゃいませ。」
 「ご予約をした蒼乃家のお連れです。」
 「畏まりました。ご案内します。」
 「あっ、来たわよ。」
 「本当だ。」
 「ミユキさん、ナナさん、レイカさん。」
 「皆さん、こんばんは。」
 「さあ、こちらへどうぞ。」
 「ありがとう。」
 「これで皆揃ったわね。」
 「はい。」
 「周り誰もいないね。」
 「ラブたちは辺りを見渡した。」
 「いないよ。」
 「ならば、お話させていただくよ。」
 「今回は、スウィーツ王国主催のプリキュア女子会よ。」
 「フレッシュが6人、スウィートが3人、チビッコが3人計12人いるわ。」
 「す、すごーーーい。」
 「今回、集まった理由はプリキュア隊の皆様1人1人の顔を覚え、絆を深め、団結力を高めることにあります。」
 「それでは皆様、あゆみさんから順に自己紹介していただきます。」
 「はい。」
 「皆様、こんばんは。」
 「こんばんは。」
 「私は、キュアピーチマザーこと桃園あゆみと申します。」
 「次。」
 「はい。私は、キュアピーチこと桃園ラブと申します。」
 「次。」
 「あたし、キュアベリーマザーこと蒼乃レミと申します。」
 「次。」
 「はい。あたし、キュアベリーこと蒼乃美希と申します。」
 「次。」
 「私は、キュアパインマザーこと山吹尚子と申します。」
 「次。」
 「はい。私は、キュアパインこと山吹祈里と申します。」
 「次。」
 「はい。あたしは、キュアチェリーこと知念美幸と申します。」
 「次。」
 「はい。私は、キュアメロンこと渥美奈菜と申します。」
 「次。」
 「はい。あたしは、キュアココこと磐城麗華と申します。」
 こうして、自己紹介は続いた。そして....
 「アハハハハハハハハハハッ。」
 「○×ちゃん、本当に幼いわね。」
 「これで、よく頑張れるからね。」
 「最後。」
 「はい。あたしは、キュアチビピーチこと千香です。」
 「本当に大所帯になったね。今後もラビリンス軍撃退目指して頑張りましょう。」
 「はい。」
 すると、お食事メニューが到着した。
 「お待たせしました。」
 幼女以外のメンバーはサーロインステーキセット、幼女の3人はお子様ランチをそれぞれ提供された。ステーキの付け合せの野菜に幸い、ラブの嫌いな人参とあゆみが苦手なほうれん草は無かった。
 「ふうーーっ、助かったわ。」
 「ココスはほうれん草使わないからね。」
 「それでは皆様、乾杯をしましょう。」
 「はい。」
 「乾杯。」
 「乾杯。」
 「カキン。」
 「うほーーーっ、待ってました。」
 「ラブ姉さん、やたらハリキッてる。」
 「にんぢんぎゃないきゃらね。」
 「コラッ。」
 「アハハハハハハハハハハッ。」
 「んもーーーう、この子ったら。」
 こうして、女子会の会食が始まった。
 「アグン。」
 「美味しいーーーー、お肉トロケちゃいそう。」
 「やっぱり、お店の味は違うわ。」
 「千香ちゃんたち、スープは熱いからゆっくり飲んだら良いよ。」
 「はーい。」
 「ラブお姉さんも、慌てて食べにゃいように。」
 「また、この子ったら。」
 「とっても美味しいわよ。」

 一方

 男たちは焼肉店へ到着した。
 「自転車があるぞ。和希君、来てるな。」
 「この車はあの方の。」
 「とりあえず、店に入るぞ。」
 「いらっしゃいませ。」
 「オッ、兄弟、待っていたぜ。グハアッ。」
 「カオルちゃん。」
 「来てくれたのか。」
 「そうでい。」
 「おじさん、こんばんは。」
 「和希君。」
 「ここまで自転車で来るとはな。」
 「下赤塚駅前近辺に住んでるからな。」
 「兄弟、テーブル押さえといたぜ。」
 「ありがとう。」
 「君たち、好きなメニュードンドン注文して良いぞ。」
 「はい。」
 「おじさんたち、ありがとう。」

 千代田区内ラビリンス総連

 「占いの館が利用できなくなってから、ここから行き来するしかなくなったわ。」
 「何、ここから行きたい場所へワープすれば良いじゃない。」
 「そうか、その手があったか。」
 「これから、どこへ行く。」
 ノーサーは地図を持って来た。

 ココス板橋四葉店

 「本当このスープおいしいね。」
 「他の料理もどんどん食べて。」
 「よ~し、私も食べまくるぞ。」
 「ラブ。」
 「ラブちゃん。」
 「アグッ、シュルシュル、アグッ。お母さんご飯おかわり。」
 「ラブ姉さん、きょきょはファミレチュよ。」
 「アハハハハハハハハハッ。」
 「嫌だあ、ラブったら。ここ家じゃないのよ。」
 店内は更にざわめいた。
 「嫌だあ~っ、私ったら。うん~ふふーーーん。」
 「アハハハハハハハハハハッ。」
 「本当、ラブったらおかしいでしょ。」
 「ハハハハハハハハッ。」
 「ウフッ、も~う自分でも笑っちゃお。アハッハッハッハッ。」
 「何よそれ。」
 店内は笑いの渦となった。

 ラビリンス総連
 「決めたわ。」
 「どこ。」
 「埼玉県さいたま市にある大宮駅前へ向かうわ。付近に教会のベルの塔があるわ。」
 「あら、それだったら文京区護国寺駅前付近にもあるわ。」
 「文京区護国寺駅前は都心にあるけど、意外と人が集まりにくいわ。それに比べ、さいたま市大宮駅前は陸上交通の要所にもなっており、かなりの人が集まっているのも確か。」
 「不幸のゲージが溜まる効果が全然違うわ。大宮駅前へ行きましょう。」
 「ハッ。」
 イース、ノーサー、ニューウェスターの3人は一斉にワープした。到着時には東せつな、北繭螺、西文子に戻っていた。
 「すごい賑わいね。」
 「今回は、とっておきの姿で悪さしてやりましょう。」
 「イース様が指名手配を受けている影響もあるからね。」
 「スイッチ・オーバー。」
 「ボン。」
 「どう、これでプリキュアの名を語って、一連の悪行を彼女たちのせいにしましょう。」
 「名付けて『ダークフレッシュ!』だ。」
 「ダークフレッシュ!ね。よく考えたわ。」
 「さあ、教会へ行くよ。」
 「OK。」

 高島平駅前付近にある焼肉店

 「ロースちょうだい。」
 「カルビちょうだい。」
 「タンちょうだい。」
 「ヒレちょうだい。」
 「本当に君たちが息子だったら大変だよ。」
 「グハアッ、俺もいただくぜ。」
 次から次へと、肉がドンドン提供されている。
 「予算、大丈夫かい。」
 「良いんだよ。カツラバブルのお陰だから。」
 「ハハハハハハハハッ。」

 さいたま市内大宮駅前付近にある教会

 「これね。」
 「では、名乗るわよ。」
 「OK。」
 「我が名はイース。」
 「同じくノーサー。」
 「同じくニューウェスター。」
 「ラビリンス総統メビウス様が僕。」
 「ところで今回、誰がナケワメーケ仕立てるのよ。」
 「あたし、ニューウェスターよ。」
 「ニューウェスターのデビュー戦ね。」
 「やるわよ。」
 「OK。」
 「クビリストーラ・デ・ナケワメーケ5号、我に仕えよ。」
 「シューーーーッ、ペタッ。」
 「コーーーン。」
 「リンリーーーン。」
 「さあ、大宮駅東口へ行くのよ。」
 「ドスンドスンドスンドスン。」
 「うわっ、教会の鐘が塔ごと動き出している。」
 「逃げろーーーーーっ。」
 「キャーーーーッ。」

 ココス板橋四葉店

 「ああーーーっ、美味しかった。デザートに入ろう。」
 「すると。」
 「ピーーッ、ピーーッ、ピーーッ、ブルッブルッブルッ。」
 「プリキュアメンバーに緊急メールが入った。」
 「何々、『埼玉県さいたま市大宮駅東口にて有事が発生。直ちに急行せよ。』だって。」
 「エエッ、ラビリンス。」
 「まずフレッシュの6人、向かって。」
 「ここで変身するワケには行かないから、外へ出て人目の付かない場所で変身して。」
 「はい。」
 ラブ、美希、祈里とトリニティの3人はココスから出て外へ向かった。
 「大丈夫かな。」
 「6人もいるから案ずることはないよ。」
 「ねえ、デザート注文していい。」
 「いいわよ。」
 「ワーーーーイ。」

 四ツ葉町内建物の陰

 まず、ラブ、美希、祈里の3人が変身し始めた。
 「チェンジ。プリキュア・ヒーーーートアーーーッッップ。」
 ラブ、美希、祈里の3人が変身を終えた。
 「次はあたしたちの番ね。」
 「見ていてよ。」
 「はい。」
 ミユキ、ナナ、レイカの3人はリンクルンを出した。付属の外部メモリを差し込み90度に捻った。
 「チェンジ。ダンシングプリキュア・ヒーーートアーーーーップ。」
 「ダンシングプリキュア。」
 「4人目以降は、3人共ダンサーだから。」
 「違いがあるのね。どんな姿になるの。」
 「格好良さそう。」
 「素敵。」
 ミユキ、ナナ、レイカの3人は変身を終えた。

 「ナナさん、レイカさん、初変身ね。」
 「お手柔らかにお願いします。」
 「OK。」
 「さあ、飛び立つよ。」
 「OK。」
 フレッシュ6人は一斉に飛び立った。

 大宮駅東口

 「うわあーーーーぁ。」
 「キャーーーッ。」
 「リンリーーーン。」
 「ピューピューーーッ。ドカーーーン、ドカーーーン。」
 すると、埼玉県警特殊部隊と大宮警察署警察官たちが大量に大宮駅へ近付いて来た。
 「ウーーーウーーーピュピュピュピュピュピュー。」
 「来たか、ポリども。」
 「クビナケ5号、やりなさい。」
 「リンリーーーーン。」
 「シュッシュッシュッシュッ。」
 「何だ。」
 「ボーーン、ボーーン、ボーーン、ボーーン。」
 「撃てーーーーーーーつ。」
 「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド。」
 「キンコンカンコンキンコンカンコン。」
 「リンリーーーン。」
 「シュッシュッシュッシュッ。」
 「ドカーーーンドカーーンドカーーーンドカーーーン。」
 「うわあーーーーっ、ダメだ、逃げろーーーーーーぅ。」
 「やっぱりプリキュア隊でないとダメなのか。」
 警察隊全員退却して行った。
 「プリキュア隊ならここにいるわ。」
 「嘘付け。」
 「偽者。」
 「こんな季節ハズレな格好してないよ。」
 「あっ、本物だ。」
 「可愛くてセクシー。」
 フレッシュ6人が着地した。
 「あら、こんな厚着して私たちの名を語っているの。」
 「そうよ。女のケチは、世の男たちに対して不幸のゲージが効果的に溜まるわ。」
 「今晩から明日にかけて熱帯夜よね。」
 「ギクッ。」
 「体力持ちこたえるの。」
 「ギクッ、ギクッ。」
 「やかましい。こっちから先に名乗らしていただくわ。」
 「どうぞ。」
 「真っ赤なハートは幸せの証。」
 「赤だけで幸せ断定できないよ。」
 「他の色だって幸せあるわよ。例えば幸せの青い鳥とか、パインが見に付けてる幸せの黄色いリボンとか。」
 「うるさい。続けるぞ。」
 「パンッ。」
 「熟れたてフレッシュ、キュアパッション。」
 「おばさんのキモ果物じゃないの。だいいち、パッションフルーツって赤じゃなくて茶色よ。」
 「熟れたて熟女30歳。」
 「うるさい。」
 「次、あたしが名乗るわよ。」
 「どうぞ、メビウスもどき。」
 「黒いハートは魅惑の印。」
 「パンッ。」
 「狩りたてフレッシュ、キュアアボガド。」
 「腹黒いだけじゃないの。」
 「黒の皮ジャン上下着て暑苦しくない。」
 「嘘つきの印じゃない。」
 「キーーーーーッ、頭にくるねえ。」
 「次。」
 「イエローハートは祈りの印。」
 「パンッ。」
 「刈りたてフレッシュ、キュアドリアン。」
 「レッツ!プリキュア!」
 「ドリアン、キュアパインの真似事。」
 「あの娘、そんなぶ厚いものは穿かないわ。」
 「黒いセーターみたいなの下に着て。」
 「今度は、あたしたちが名乗る番よ。」
 「OK。」
 「ピンクのハートは愛ある印。」
 「パンッ。」
 「もぎたてフレッシュ、キュアピーチ。」
 「ブルーのハートは希望の印。」
 「パンッ。」
 「摘みたてフレッシュ、キュアベリー。」
 「イエローハートは祈りの印。」
 「パンッ。」
 「とれたてフレッシュ、キュアパイン。」
 「真っ赤なハートは情熱の印。」
 「パンッ。」
 「摘みたてフレッシュ、キュアチェリー。」
 「グリーンハートは浄化の印。」
 「パンッ。」
 「とれたてフレッシュ、キュアメロン。」
 「ホワイトハートは誠実の印。」
 「パンッ。」
 「もぎたてフレッシュ、キュアココ。」
 「6色揃って真の幸せの証!フレッシュプリキュア!」
 「何が6色揃って幸せの証だ。ヤレッ、クビナケ5号。」
 「リンリーーーン。」
 「ピーチ、ベリー、パインの3人はクビナケ5号を攻めて。あたしたちはダークフレッシュ!を懲らしめる。」
 「OK。」
 まず、ニューフレッシュに3人は
 ニューフレッシュとは、トリニティの3人が扮するキュアチェリー、キュアメロン、キュアココの3人のことを言います。
 「フッ、あたしたちと戦う気。」
 「もちろんよ。」
 「さあ、かかって来なさい。」
 「行くよ。」
 「OK。」
 「タアーーーーーッ。」
 「バコッ。」
 「ボコッ。」
 「バコッ。」
 「いったあ~い。」
 「フフフッ、大したことないね。」
 「何を。」
 「テヤーーーッ。」
 「オリャアーーーッ。」
 「バコッ、バコッ。」
 「フフフッ。」
 「オホホホホッ。」
 「アハハハハッ。」
 「いったあーーーい。」
 「ちょっと、作戦タイムよ。」
 「ほう、どんな手を使うのかな。」
 「お待ちしておりますわ。」
 「メロン、キュアココ。こうなったら、1対1対決で撃退目指すわよ。」
 「どんな組み合わせで。」
 「あたしはキュアアボガドと勝負するわ。メロンは。」
 「私はキュアドリアンと勝負するわ。」
 「やっぱりあたし、パッションと。」
 「そうよ。5ヶ月前のダンスショーのことを思い出して。」
 「そうかあ、あの女を懲らしめたからね。」
 「ピーチだけでは、あたしの身も危なかったわ。」
 「分かったわ。対接近戦用必殺技で懲らしめてみせるわ。」
 「OK。」
 「オラァ、いつまでヒソヒソ話してる。」
 「1対1で戦わしてくれる。」
 「良いだろう。相手を決めているのか。」
 「もちろんよ。まず、あたしはキュアアボカドをご指名するわ。」
 「エッ、あたしざーます。」
 「コラッ、『ザーマス』って言うな。」
 「ごめん、戦闘モードに突入すると、つい口癖で。」
 「次は私。キュアドリアンご指名させていただくわ。」
 「お望みどおりよ。」
 「じゃあ、あたしは。ゲッ。あのエロブラを付けたショートヘアの女かよ。」
 「おや、エロブラじゃないわよ。キュアココだからココブラよ。気が合うね。」
 「またお前か、ケッ。では行くぞ。」
 「覚悟しな、嘘つきババア。」
 「その前に、クビナケ5号。火の海にしておやり。」
 「エッ、何をする気。」

 一方、フレッシュの3人は

 「ハッ。」
 「ピューーーーッ、ドカン。」
 「ヒョイ。」
 「フゥーーーッ。」
 「ゴーーーン。」
 「リンリーーーン。」
 「シュッ、シュッ。」
 「ハッ。」
 「ヒョイ。」
 「ボン。」
 「ハッ。」
 「ヒョイ。」
 「ボーーーン。」
 フレッシュの3人はジャンプして向かった。すると、クビナケ5号はベル弾を連発始めた。
 「シュッシュッシュッシュッ。」
 「ウワッ、ワワッ。」
 「コンコンコンコン。」
 「ボンボンボンボーーン。」
 クビナケ5号は飛び立ち始めた。更に、空爆を始めた。
 「シュッ、ピューーーーッ。」
 「キャアーーーッ。」
 「ボーーーン。」
 「ピーーーーチ。」
 クビナケ5号は、さいたま市街地を飛び回りながら空爆を始めた。
 「シュッシュッシュッ。」
 「ピューピューピューーッ。」
 「ボンボンボーーン。」
 「ウワアーーーーッ。」
 「キャアーーーーーッ。」

 ニューフレッシュ対ダークフレッシュの戦いの現場

 「何て卑劣なことを。」
 「フフフッ、不幸がどんどんたまって行くわ。」
 「絶対に許さないよ。」
 「悪しき歴史を繰り返す気。」
 「人々の生命・財産を奪い、不幸にしてしまう権利なんて誰にもないわ。」
 「行くよ。」
 「ヤレッ。」

 一方、フレッシュの3人は

 「ピーチ、ピーチしっかりして。」
 「このままでは、さいたまの街が火の海になってしまうわ。」
 「こうなったら、これしかないわ。」
 「ベリー、何か閃いた。」
 「とにかく、あの爆弾を水で湿らせて不発弾化させるわ。」
 「それが良い。」
 「キィーーーッ。」
 キュアベリーはリンクルンを出した。
 「トオーーッ。」
 ディスプレイからキュアスティックが出て来て受け取った。
 「響け。希望のリズム、ベリーソード。」
 「レシド、カチャッ。」
 「プリキュア・レインコール・フレーーーーッシュ。」
 キュアベリーは、天空へ向けてベリーソードをかざした。
 「流石、ベリー。」

 一方、チェリーVSアボガド戦では

 「プリキュア・ファイアーーー。」
 「ボッ。」
 「アチチチッ。」
 「何が闇の属性よ。こんなもん、あたしの炎で照らしてみせるわ。」
 「クウーーッ。」

 一方、メロンVSドリアン戦では

 「バコン。」
 「イテテテッ。」
 「どう、裏拳の威力は。」
 「何、こな、チキショー。」

 一方、キュアココVSパッション戦では

 「バコッ。」
 「ウッ。」
 「いくら、ワープしても無駄よ。こっちには温度センサーがあるからね。」
 「クソッ。」
 「さあ、つかまえた。ココナッツクラーーーッシュ。」
 「何。」
 「バコーーーーン。」
 「イテテテッ。」
 「ドタマに付けたルビー割れているわよ。」
 「ボロッ、ポトッ。」
 「何、そんなあ。」
 「まだやる気。」
 「チキショー、覚えてらっしゃい。」
 「あら。」
 「ポツ、ポッ。ジャーーーーーッ。」
 「雨が降ってきたわ。」

 再び、フレッシュの3人は

 「やった、雨が降ってきたわ。」
 「追うわよ。これで、爆撃は不可能になるよ。」
 「OK。」
 フレッシュの3人は、クビナケ5号を追って飛び立った。

 一方、クビナケ5号は

 「リンリーーーン。」
 「ボン、ボーーーン。」
 「うわあーーーーっ。」
 「キャーーーッ。」
 「ザーーーーッ、ザーーーーッ。」
 「雨だ。」
 「助かったぞ。」
 「これで爆発はないわね。」
 「リン、リーーーン。」
 「シュッシュッシュッ。」
 「コン、コン、コンコロロロン。」
 ベル爆弾は雨により、火薬が湿ってしまい不発弾となった。」
 「リーーーーン。」

 再び、チェリーVSアボガド戦では

 「雨が降ってきたわ。」
 「シメシメ。」
 すると、イースから着信が。
 「もしもし。」
 「ダメだわ、退却して。」
 「どうしたの、これからなのに。」
 「キュアココにやられた。」
 「そうなの。」
 「切るわ。」
 通話を切られた。
 「残念ね、覚えてらっしゃい。」
 「消えた。メロン、キュアココの様子が気になるわ、行こう。」

 再び、メロンVSドリアン戦では

 「何、イース様、敗れたの。」
 「頭がジーンと来るわ。」
 「仕方ないわ。引き上げて。」
 通話を切られた。
 「残念ね。この戦いはお預けざーます。」
 「アボガドも去った。」
 「消えた。」
 「メローーーン。」
 「チェリー。」
 「キュアココが戦っている現場へ向かうわよ。」
 「OK。」

 再び、ココとパッションとの現場では

 「情けない奴め。必殺ココナッツクラッシュを食らわせたら、真っ先に逃げてしまうとは。」
 「キュアココ。」
 「チェリー、メロン。」
 「とにかく、空爆を続けるクビナケ5号を追うわよ。」
 「OK。」

 再び、クビナケ5号のいる現場では

 「追いついたわ。」
 「リンリーーーン。」
 「シュッシュッシュッシュッ。」
 「コンコンコンコン。」
 「トオリャアーーーッ。」
 「ボコン。」
 「リンリーーーン。」
 「シュッ。」
 「ベリー、危ない。」
 「コン。」
 「チェリー、メロン、キュアココ。」
 「お待たせ。」
 「6人で行くわよ、2手に別れて。」
 「OK。」
 フレッシュの6人は2手に別れて一斉にジャンプした。そして....
 「シックスフォールド・プリキュアキィーーーック。」
 「バコバコバコッ、バコバコバコッ。」
 「ウゴーーーーッ。」
 「今度は、1方向にまとめて最強パンチよ。」
 「OK。」
 フレッシュの6人は1ヶ所に固まった。そして、一斉に立ち向かった。
 「シックスフォールド・プリキュアパーーーーンチ。」
 「(6人同時)バコーーーーン。」
 「ウゴーーーーッ。」
 「ドスン。」

 ココス板橋四葉店

 千香とお友達2人は、千香の母の携帯電話のワンセグを見ている。
 「すごい、すごーい。」
 「6人同時ははちゅよ。」
 「ダンスのお姉さんたちカッコいいね。」

 高島平駅前付近にある焼肉店

 「おおう、高校生共。この暑い夏でも食欲旺盛だな。」
 「本当でい。」
 「パクパクムシャムシャモグモグ。」

 再び、戦いの現場では

 「さあ、フィニッシュよ。その前に、雨が止んだわ。」
 「ベリー、キュアスティック出してるね。」
 「は、はい。」
 「この怪物凍らせて。それから唱えるわよ。」
 「OK。」
 「レミド、カチャッ。」
 「プリキュア・ブリザーーーードフレーーーーッシュ。」
 「ピュウーーーーーッ、ガチガチガチガチ。」
 「凍りついたわ。」
 「これで何もできないはずよ。ここから先、あたしたちニュープリキュアの3人に任せて。」
 「OK。」
 「キィーーッ。」
 「キィーーッ。」
 「キィーーッ。」
 ニュープリキュアの3人は一斉にリンクルンを出した。そして、外部メモリーを差し込み横に開きキュアスティックのコマンドを選択した。
 「2秒以上押してください。」
 「何が出て来るのかな。」
 「2秒以上押した。」
 「オーレ。」
 「ハーイ。」
 「ヤアー。」
 リンクルンのディスプレイからそれぞれ異なるキュアスティックが現れた。そして、受け取った。
 「努めよ。情熱のアレグロ、キュアスティック、チェリータン。」
 「真紅のキュアスティック。」
 「あたしの色違いみたい。」
 「浄めよ。浄化のユビローソ、キュアスティック、メロンガン。」
 「ミ、カチャッ。」
 「ボン。」
 「チェンジ。メロンバズーカ。」
 「すごい。バズーカに変化するなんて。」
 「あら、フィニッシュ技はバズーカでやるのよ。」
 「そうなの。」
 「楽しめ。誠実のグラッツィア、キュアスティック、ココリコーダー。」
 「もしかして、縦笛。」
 「そうよ。」
 「さあ、一斉に行くよ。」
 「OK。」
 「ドレミファソラシド、カチャッ。キィーーーン。」
 「まずは、メロンから。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・クリーンフィルターーーーァフレーーーーッシュ。」
 「ボン。シューーーーッ。」
 「ウッ。」
 「コンコロロロン。コロコロコロコロ。」
 「すごい。悪霊を閉じ込めてる。」
 「これで、後のフィニッシュ技がヒットしやすくなるわ。」
 「カプセルの中だけ狙えば良いからね。」
 「次、行くわよ。」
 「OK。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・バッドメモリーリムーーーーブ・フレーーーッシュ。」
 「ピューーーーーッ、シュッ。」
 「ウッ。」
 「悪いの悪いの飛んで行け。プリキュア・ホットハーーーート・フレーーーーッシュ。」
 「ゴォーーーーーーッ、シュッ。」
 「ウッ。」
 「ハアーーーーッ。」
 メロンのみ開いた手の指先を回した。
 「リンリン、オマエラクビダーーーァ、シュワワシュワワーーーーッ。」
 「やったあ。」
 「勝ったぁ。」
 クビナケ5号は、元の教会の鐘の塔に戻った。
 「ついにフレッシュプリキュア!は、6人揃ったわ。」
 「私たちは仲間。6人いつでも一緒の仲間よ。」
 「ピーチ、うまいこと言うね。さあ、皆で手を合わせよう。」
 「OK。」
 フレッシュ、ニューフレッシュ6人、片手を特定の場所で重ね合わせています。
 「やったあ。」
 「いいぞ。」
 「プリキュア隊、ありがとう。」
 「皆様、私たちはこれで。」
 「さあ、引き上げるよ。後のことは埼玉県警と自衛隊にお任せするのよ。」
 「OK。」
 フレッシュの6人は板橋区四ツ葉町へ向けて飛び立った。
 「ありがとう、プリキュア隊。」

 高島平駅前近辺にある焼肉店

 「ごちそうさま。」
 「グハアッ。こんなに肉食ったのは初めてでい。」
 「カオルちゃんでもそうなのか。」
 「そうでい。ドーナツ屋なんて儲からないビジネスでい。」
 「なるほどね。」
 「和希君、顔色が良いなあ。」
 「そうですか。」
 「お父さん、なかなか帰って来ないでしょ。よろしければ、僕の自慢の料理肉じゃがでも作ってあげるから食べに来て。娘ラブがいなければ、こっそり作ってあげる。」
 「ありがとうございます。」
 「和希君、遠慮することないよ。」
 「はい。」
 「いつも、インスタントものばっかり食べてるとまた貧血で倒れるぞ。」
 「お母さん、お姉さんと縁を切ったと聞いてるからね。」
 「さあ、デザートタイムと行こうか。」
 「やったあ。」
 「待ってました。」
 「グハアッ。」

 一方

 フレッシュの6人は四ツ葉町に到着した。そして、建物の陰で変身を解いた。
 「さあ、ココスへ戻ろう。」
 「皆、待っているわよ。」
 「はい。」
 
 ココス板橋四葉店

 「アイスクリーム、おいちい。」
 「イチゴミルク氷も美味しい。」
 「このパフェも美味しい。」
 「良かったね。」
 「もうそろそろ、お姉さんたち戻ってくるわ。」

 すると

 ラブたち3人とトリニティの3人が店へ戻って来た。
 「お待たせ。」
 「フレッシュ隊6人、只今戻りました。」
 「お疲れ様。」
 「さあ、もう1回ごちそう食べるわよ。」
 「ラブ。」
 「あゆみ、食べさせてあげて。有事でお腹空いているはずだから。お金はあたしが払うわ。」
 「分かったわ。」
 「皆さん、遠慮しなくて良いのよ。」
 「ありがとう。」
 「すいませーーん。」
 「はい。」
 「追加注文です。」
 「ご注文は。」
 「私、チーズペッパービーフハンバーグステーキの和風セット。」
 「あたしは、チキンステーキのAセット。」
 「ソースは。」
 「バジルソース。」
 「私は、スパゲティミートソース。」
 「あたしは、チキンステーキのAセット。」
 「ソースは。」
 「ガーリック醤油。」
 「私は、ころころガーリックビーフハンバーグステーキBセット。」
 「あたしは、チキンステーキ&サーモンほうれん草のグラタンBセット。」
 「ソースは。」
 「ガーリック醤油。」
 「畏まりました。では、復唱します。」

 しばらくして

 「千香ちゃんたち帰るの。」
 「もう遅いからね。パパが心配しているからね。」
 「ラブお姉さん、またお会いしましょう。」
 「また遊びに来てね。」
 「ラブお姉ちゃん。」
 「あら。」
 「またおもしろい話聞かせて。」
 「はいはい。」
 千香とお友達2人の母娘は、店を後にした。
 「お姉さんとお母さんだけのグループが残ったわね。」
 「これからも、ラビリンスとの戦いに勝ち抜きましょう。」
 「はい。」

 しばらくして

 「まあっ、ラブったら。」
 「アハハハハハハハッ。」
 「それではもう一度。」
 「いただきますぁーーす。」
 「アグッ。美味しい。」
    完
 
 
 

 
後書き
 フレッシュプリキュア!は、6人に増員されました。一方、イースこと東せつなは指名手配犯である以上就任不可です。そして、本当の姿が次のエピソードで判明します。彼女は人間ではありません。 
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