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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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剣、槍、調合

『んじゃ、二回戦第二試合!!』
その声と共に、ユキ、リオン、ルーグの三人が現れる。
「行きますよ!」
「どっからでも」
「僕は調合で援護しますね」
それぞれがスタンバイすると、ユキがドライバーを腰に装着する。
そしてカウント。
3
2
1
ファイト!
『Complete』
先に仕掛けたのはユキ。
ファイズに変身した瞬間に粒子による加速ですぐにルーグに接近する。
「くっ!閃光玉!!」
調合で生み出した閃光玉を投げると、当たりが白く染まる。
「コレで!!」
そこにリオンが奪命槍投擲をユキに放つ。
「ハッ!」
しかし、ユキはそれを避けた。
「えっ!?至近距離で直撃したはず!!」
「僕には効きませんよ。オメガゲインの先読み能力が在りますから」
普通に言うがな、ユキよ。実際それはそれでかなりチートだぞ大丈夫か?最早うちのライト同様の先読みに近くなってるぞ。
「アンファング!」
ユキが叫ぶと、虚空から白と金の武器が現れる。
『Complete』
そして、更にアクセルフォームになると、ファイズアクセルのスタータースイッチを押す。
『Start Up』
「さて、追い付けるなら追い付いて見てください!!」
途端、粒子併用の超加速が発動し、二人の視界から消えてしまう。
「そっちがその気なら!」
「此方も」
二人がそれぞれネタカを出すと、叫ぶ。
太陽神(カブト)!」
戦神(ガタック)!!」
『Henshin Cast Off』
途端、二人の姿が変わり、それは光速の戦士へと変えた。
『Change Beetle』
『Change Stag Beetle』
「「クロックアップ」」
『Clock Up』
そして、二人も同じく超加速する。
粒子併用の超加速アクセルフォームとタキオン粒子を身に纏う二人の速度はほぼ同等。
「イャア!!」
「セイッ!」
カブトクナイガンクナイモードを投げるリオンとガタックダブルカリバーを振るうルーグに対し、アンファングでそれらを弾くユキ。
『Clock Over』
『3 2 1 Time Out』
そして、互いに超加速世界から出ると、ファイズアクセルフォームが通常体に戻る。
「まさかネタカードで仮面ライダーの力を代用するとは思いませんでしたよ」
「まぁ、な。誰かの助言もあったから、なんだけど」
リオンが言うと、心当たりが在るのか、ユキが苦笑する。
「ああ……なら、尚更負けるわけには行きませんね」
ドライバーを交換すると、手にバイクのミニチュアが握られる。
『シグナルバイク!』
ドライバーにバイクを入れると、閉じる。
『ライダー!マッハァ!!』
「柄では在りませんが……レッツ、変身」
全身をマッハライディングスーツが包み、顔をV-ヘルムで隠し、右肩にシグナコウリンを着けた、マッハに変わる。
「追跡、撲滅、何れもマッハ!仮面ライダァアアア!マッハァ!!」
「……テンション高い」
リオンの一言で、ユキが我に返る。
「んんっ……行きますよ!」
『ズーット、マッハ!』
ブーストイグナイターを押し、加速するユキ。それに瞬時に反応し、リオンとルーグは避ける。
『123』
「ライダーキック!」
「ライダーカッティング!」
『Rider Kick』
『Rider Cutting』
回し蹴りとエネルギー刃がユキを襲うが、とにかく避ける避ける避ける!
「無駄ですって!」
『ゼンリン!』
ゼンリンシューターを取り出し、それで叩いて吹き飛ばす。
「グアッ!」
「クッ!」
二人はすぐに起き上がると、ネタカを再び取り出す。
「ロックシード!」
『戦極ドライバー!』
『ゲネシスドライバー』
同時に腰にドライバーが巻かれると、ロックシードを解錠する。
『カチドキ!』
『レモンエナジー!』
それを、ドライバーにセットする。
『Lock On!』
そして、変身待機音が流れる。
「っ!させるか!!」
アンファングを振り下ろし、斬撃を繰り出す。
が、それは目の前に降りてきたフルーツに防がれる。
「「変身!」」
『ソイヤッ!カチドキアームズ!いざ、出陣!エイエイオー!!』
『レモンエナジーアームズ!ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイト!!』
「行くぜぇ!!」
リオンがカチドキ、ルーグがデュークになると、早速リオンが火縄大橙DJ銃をぶん投げた。
『いやだからそれ銃だから武器として使ってあげて!?』
ダークネスウィングもカチドキに縁が在るのかリオンに叫ぶ。と言うかアレ?未来のライトも騒いでる。
「リオンさん!」
「おう!」
すぐにリオンが避けると、ソニックアローから放たれた矢がユキに迫る。
「古代障壁!」
ユキが文字列を防御に回すと、ドライバーを変える。
「ベルトさん、行きますよ!」
『OK!Start your Engine!』
アドバンスドイグニッションを捻り、シフトフォーミュラをセットするとそのまま押し上げる。
『Drive!type Formula!!』
途端、上半身がフォーミュラーカーの様な物になり、顔にF1レーサーが着けているようなヘルメットを着け、腕に小型のフォーミュラタイヤが付けられた。
「これがタイプフォーミュラ!新たな姿です!」
『え何あれカッケェ!!』
ダークネスウィング、食らい付くな。
「さぁ、一走り付き合って貰います!!」
「その前に倒す!」
『ロックオープン!極アームズ!大・大・大・大・大将軍!!』
リオンは極アームズになると、極ロックシードを捻る、捻る、捻る!
『大橙丸!パインアイアン!イチゴクナイ!スイカ双刃刀!バナスピアー!マンゴパニッシャー!ブドウ龍砲!キウイ撃輪!メロンディフェンダー!ドンカチ!影松!ドリノコ!クルミボンバー!ソニックアロー!火縄大橙DJ銃!無双セイバー!』
召喚しては投げ、召喚しては投げ、召喚しては投げる。
基本的戦術は間違ってはいないが……障壁に全て防がれてますよ、リオン。
『レモンエナジー!』
そこに、ルーグの必殺技が放たれ、障壁に当たる。
だが破壊には至らない。
「では、そろそろ!」
障壁を解除すると、新たな武器『トレーラー砲』を持って、シフトフォーミュラを先端にセットする。
『フォーミュラー砲!』
「ハッ!」
青いタイヤの弾丸が放たれ、リオンとルーグを吹き飛ばす。
「コレで終わりです!」
シフトスピードとシフトワイルドを入れると、側面にFUIIと赤で書かれた文字が浮かぶ。
『ヒッサーツ!フルスロットル!フォーミュラ!!』
『FUIIFUII Formula 大砲!!』
トレーラー砲から収束した青いエネルギー弾が放たれ、リオンとルーグを飲み込み、HPをゼロにした。
『Nice Drive』
ユキが変身を解くとアンファングを掲げた。
『勝負あり!勝者ユキ!!』
途端、会場が沸いた。 
 

 
後書き
ユキくんの使ったタイプフォーミュラ。実は今日のドライブの放送で全容を現した新タイプです!
と言うか次回のドライブも新タイヤコウカンで楽しみすぎる!!ヤバイ早いフォーミュラ!!でも進ノ介は普通に首やってたけど、よい子はフォーミュラによる必殺技を再現しないようにね!つか出来ないか。
まぁ、兎に角、今日もドライブお疲れ様でした。 
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