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気分屋の初めての転生は織斑?

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番外編 inアメリカ留学
  面倒な気分屋は人の願いを叶えるそうですよ

 
前書き


今回はほんとんどスコールと風琴ですね


ナターシャとイーリスはあと少し先かな?




あ、スコールにはちゃんと恋人いますからね



 

 






やっと、アメリカに着きましたよ

え?事情聴取は、って?

あんなことやるわけないじゃん、スコールもアメリカでは死亡してるし
バレないようにISのステルス機能で移動したので大丈夫です。




「よし、ステルス解除っと……スコールさんもう離していいですよ?てか、離して」


「あら…別に私はこのままでいいのよ?」




スコールさんのISだとステルス機能の共有が無いしアメリカの方にISの反応が出るので
私のISのステルス機能を使う為に私の身体の一部に触れてもらってたんですが……



この人、わざとなのか後ろから抱きついて来ましたよ
現状も抱きつかれてます



スコールさん長身で私は中学生164なのでいい感じに腕に入ってます







「スコールさん、治しませんよ?あとオータムさんに会ったら言いつけます」



「うぅー、狡い子ね…オータムまで出すなんて…」





渋々離してくれたのでステルス機能を解除して


さてと、まずは寝床だけど……スマホで検索しようとしたら12件程メールが…



しかも千冬姉さんと一夏から6件ずつ…
…何だろう怖い



これは一旦見なかったことにしよ
そーだスコールさんにいい寝床聞けばいいんだ!




「スコールさん、何処かいい宿泊先ある?」


「(ニヤリ)……そう、ね…なら彼処かしら」







なんか、背筋が寒くて震える気が…

気のせいだと信じてスコールさんについて行きますか。






「風琴ちゃん、手繋ぎましょ?」


「は?…オータムさんに言いますよ。セクハラで」


「オータムはそれぐらいで怒らないわ…ほら!」



うわっと、いや強制的に手繋がれましたよ


って、ちょっと…


「…腕は組まなくても…」



周りが見見てますからって、なんで誰も居ない!!



「いいのいいの…ほら着いたわ」



「デカイホテルですね…?…あれ、視力には自信があるんだけど見間違いかな?」






……可笑しい…待ってこのホテルって



スコールさん……見たら妖美に笑われましたよ
確信犯だ!誰か!




くそッ!回れ右で……なん…だと…




動けない!はっ!この為に腕を組んだのか


「ほらほら、平気よ……私は常連だし風琴ちゃんなら未成年に思われないわ」



…確かに未成年に思えないってよく言われたけど
いい大人が子供をこんな所に連れて来ていいのかぁ!!




「あぁー、逃げ道が無い………」


「ふふふ、博士が言った通り

一度、信用した人には優しいのね
貴方ならすぐに武術やなんかで逃げ出せるのに手を出さないのね

お姉さんとしては好きよそういう子」




ぐぅ、の音も出ませんよ

否定材料がありませんもの、そうですよ、そうですよ

身内とかに甘いのは自覚してますから







「あら?否定しないのね

ふふふ、じゃあ行きましょうか」



「はぁ〜……」




結局、ホテルに泊まることにしましたよ

スコールさんは本当に常連の様ですぐに部屋が用意されました





廊下を歩いても無音だったので人が居ないのかと思ってたけど
どうやら防音が凄いだけらしい

スコールさんがいちいち教えてくれる




「この部屋よ、さぁ入って」



「……。案外いい内装ですね

ベッド気持ち良さそう!」




子供心は止められず
ベッドにダイブしてしまいました、あははは



あー、飛行機でまともに寝れなかったから
ベッドがフワフワで眠くなってきた





「……風琴ちゃん、誘ってるの?」




「!!…ち、違うって

ただ、気持ち良さそうだなぁ~って」




セクハラ女、ビックリしたじゃ無いか

前世では経験どっちもあるけど
今世はまだなんだよ!!





「お姉さんがもっと気持ちよくしようか?

なんなら、手取り足取り…」



「はぁ〜、遊ばないで下さいよ。

それよりスコールさんこっち来て服脱いで見せて下さい」




「あら、やっぱり誘って……ごめんなさい分かったから帰らないで」



ふざける、そっちが悪いんですよ

こっちに来て服脱いでいますけど
スコールさんって小説やテレビでちょこっと見たけど綺麗な人だよね



直で見ると凄いって、変態じゃないからね!



「!……へぇー結構、機械が複雑ですね。

今日中に治せますけど…どうします?」




「…お願いするわ、けどこんな場所で出来るのかしら?」





そこは、問題ないですよ



「ルカ、人体再生の治療するよ」


《了解マスター、対象スキャン…………………………




…………スキャン完了


只今より早急人体再生をします》





「スコールさん横になって…あと、すぐに終わるけど激痛コースか

一年間かかるけど全然痛く無いコースどっちにする?」




「はは、どっちも嫌だけど……
……前者でお願い」




………。うん、私的にスコールさん気に入ったわ
何と無くだけど気に入ったわ





「…はい、手…この時ぐらいなら繋いであげますよ…」




「!……風琴ちゃん優しいのね」






う!そ、それには自覚あるよ
でもね前世のことを踏まえると信用してくれる人は私にとって結構支えだからさ

どうしても甘くなるんだよ!



《……マスター治療始めます》




「オーケー、さてとスコールさん我慢してね」






実体化させた一本のナイフ

これにはある疑念が込められていてね。
あらゆる細胞の再生



けど、急激に再生するから身体に凄い激痛が走るんだよね
もちろん前世に自分で実施したから効果は安心





「え、えーと…風琴ちゃん?」



「おりゃ!」




グシャッと音を立てて身体の一部になっていた機械が粒子レベルになり消えた



その直後、消えた影響でスコールさんが吐血したけど我慢して下さい
今からが一番キツイやまなんですから



「ぐぁ!あ"あ"ぁぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁーーーー!!!」



「あと少しだから…」





機械が無くなりスッポリと空いた穴はグシュグシュと音を立てて
凄い勢いで再生していく


ベッドも血塗れになり新しくできた細胞によりダメになったら細胞は
ボトボトと落ちている



削れていた骨もびきびきと伸び肉が出来た所は神経と血管が通い始める
外見はほぼ綺麗に消えたが中はまだ再生の音がする
スコールさんは少し意識が朦朧としてますね


当たり前かもう音も聞こえませんし治った様です
てか、よく耐えましたね



握ってた手を離さないとか結構信用されてるんでしょうかね
なんか嬉しいですけど





「で、どうですか気分はスコールさん?」



「ハァ…ハァ…さ、すが…はかせの言った人

ゴホッ…フゥ…スゥ…


…ありがとう風琴ちゃん、なんか余分な物が消えた感じよ」




「それならよかった」ニコッ





なんか、久しぶりに笑った気がする
あんまり表情に変化が無いからさ



あれ?
スコールさんなんかビックリしてこっちに凝視してるんですけど…




「えっと…なにか?」




「…いえ、ただ笑うのね

そっちの方が良いわよ?お姉さんもちょっとドキッと来たからね」



「は、はぁ、でもなかなか表情に出したがらない性格なんで」



「そうなの?残念だわせっかく綺麗な顔なのに…」


「いや、悪くは無いって自覚はあるけど
そこまで綺麗って程じゃ無いですよ」




なんか、スコールさん納得出来ない顔してません?

まあ、いいかそれより手離してもらえませんかね?



「あの、手…」



「ふふふ、ダメよ今日はお姉さんに付き添って寝てね」




くそ!激痛で動けないのは知ってますけど
其れを裏手に手を取ってくるなんて…





いいですよ、寝ればいいんでしょ寝れば!



その日抱き枕にされたのは言うまでもない


 
 

 
後書き




どうなんだぁ!上手く出来たんだろうか?


次回はナターシャとイーリスに合わせたい(希望




スコールさんの恋人はオータム
お気に入りは風琴って認識で
 
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