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幸運E-のIS学園生活

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ISで個人的に一番好きなキャラはセッシーとラウラウ

「~~っ♪」
「妙に機嫌良くない篠ノ之さん?」
「確かに、明るい笑顔してるし鼻歌まで歌ってる。良い事でも言ったのかしら?」

はぁ~い皆さん、遂に平穏を諦めて命が燃え尽きるまで精一杯生きてやろうと覚悟してやった衛宮、衛宮 心で御座います。そして先日箒嬢と交際を始めました。んでリーリーにこの事話したんですけど………

『………そうなのっ!?おめでとう心!』
『あ、ああ有難う………』
『なんか納得行ってないみたいだけど如何したの?』
『い、いやだってリーリーって俺の恋人になりたいって散々言ってたのに……』
『そうよ?結婚を前提に交際したんだから箒が正妻でしょ?』
『………いやちょっとまて、それってまさか………』
『だから私は恋人!これで万事解決ね!!』
『なんでさぁああああああああああああああああ!!!!!!!!?????』

もうマジでなんでさですよ、魂の底から叫んだ気がする。その後飛んできたテニスボールが顔面に直撃してその直後に腹部に超次元的サッカーの必殺技の火炎竜巻シュート的なものが突き刺さり、ふらふらとした10秒後

『そこの生徒!大急ぎでそこを退いてくださああああい!!!』
『ふぇ?ドルべヴァ!!!!』

自主練習していた2年の代表候補生のISのブースターが急に逝かれたらしく俺に落下してきた。正に不幸だ………。そしてすぐさま保健室送り、生憎俺の体内にアヴァロンは無いんだよ………。んで一日寝込んでましたはい。ってか良く一日寝込むだけですんだと思いますよ、あっそう言えば俺の体内には束さんが作ってくれた特殊多目的ナノマシンが入ってるんだ、そのお陰で一日で済んだのかな。助かりました束さん!!

「如何したんだ心、元気ないなぁ?」
「ん………いや、ただ自分の運命力のなさを改めて実感させられただけさ………」
「な、なんだか良く解らないけど頑張れ?」
「んぁ、サンキュ」

改めての俺の幸運がE-であることを自覚した瞬間でもあったな。これからも調子に乗らずに頑張っていく事としよう、慢心せずにいられるのもE-のお陰なんだが妙に喜べないのは何でだろうな。スペックマジキチインチキ財宝(絶対に慢心するセット込みです)と、スペック平均宝具は結界と深紅の槍、どっちが良い!?うんどっちも微妙!!!んで報告です!

「えっと、君が衛宮君で良いんだよね?僕シャルル・デュノア、宜しくね!」
「んっ。ああ、そこのいっちーから聞いたと思うけど俺は衛宮 心だ、宜しくなシャーリー」

うん俺がベットで寝ている間にシャーリーこと、シャルルが来てたみたいっす。そしてラウラさんも。あ~もうそんな時期なの~と思いましたよはい。正直言って俺個人としてはシャルル、いやシャルロットは可哀想だとは思うがそれは俺個人のほんの一部が抱いた感情だった、それ以外の感情で俺が抱いたのは"敵意"だった。まあシャルロットの本当の目的は俺かいっちーのISのデータの回収だからそう思ったんだろう。

「一夏から聞いたけど、衛宮君ってあの篠ノ之博士の助手って本当なの?」
「本当だ、助手兼家政婦兼束さん限定の正義の味方ってとこか?」
「あはははっなんだか凄いね」

今浮かべている笑顔も恐らく虚偽の物なのだろう。彼女の場合そうしなければならないのだろうが俺からしたら知ったこっちゃない、俺の二柱の英雄も白式のデータは絶対に貴様には渡さん。こう俺が此処まで好き勝手やっているのだから原作の流れなど崩壊していても可笑しくは無い。

「なぁシャーリー、提案があるんだが良いか?」
「それは良いけどさ。シャ、シャーリーって僕の事で良いんだよね?」
「ああシャルル気にしないでくれ、心は人にニックネームをつけて呼ぶ癖があるんだ。でもそれは友好的なサインでもあるんだ」
「へぇ~、にしてもシャーリーか。中々可愛いね、うんそれでいいよ、それで提案って?」
「なぁにちょっとしたもんさ、今日のいっちーの訓練を手伝ってくれ、そのついでに


――――――俺と試合死合いしないか?」

「う~んやっぱり銃って大変だな。でも剣とは違った楽しさがあっていいな!あ~あ、銃欲しいなぁ~」
「作ったりしねぇからな?」
「ちぇっ」

何でもかんでも自分で与えられてばかりではいけないのです!そう私のお母さんは言ってたのです!そしてまあやって来たましたよアリーナに。現在いっちーにまったく別の刺激を与える為にシャーリーの銃を使わせてます。生憎俺の錬鉄の英雄には銃はあるけど大型のライフルだからやめておいた方が良いだろう。銃を使った事が無い奴が俺が唯一愛用しているライフル、『束さん特製超高性能型なんでもぶっ飛ばせるぜ大型ライフル』は危険すぎると思う。このネーミングも危険だと思う。

「っていうかお前にはもう既に剣を二本作ってあんだろうが。我慢しやがれ」
「は~い」
「け、剣でも作れちゃうって相当すごいと思うんだけどなぁ………」

「ねぇ、あれって…」
「ドイツの第3世代型じゃない?まだ試験中だって聞いていたんだけど…」

おっこの会話は?遂に来ますか?来ちゃう?来ちゃうんですかいどっちなんだい!!

「おい、貴様も専用機持ちだそうだな」

キタアアアアアアアアアアアア!!!黒兎来た!これで負ける!!いやぁ生黒兎ですね、いやぁ黒い!色んな意味で!!

「なら、如何した?」
「丁度良い、私と戦え」

あ~、事情とか知らなかったらこの銀髪は戦闘狂なのか?って思うんだろうな~たぶん。

「やだ、今は訓練中だ」
「お前に拒否権など無い」
「人権無視かよ、いやだっての」
「そうか、なら嫌でも戦わせてやる」

あ~黙って聞いてたけど腹立ってきたな。うん解っちゃいるけどイラっと来るぜ!!俺の友人に好き勝手やろうとしているな。うんもう我慢の限界!本気出しちゃって良いですかいマスター?って誰だよ俺のマスター、立場的に束さんかな?まあいいややっちゃうぜ!!


ラウラ・ボーデヴィッヒは迷う事無くレールガンを起動させ即座に一夏に照準を合わせ引き金を引いた。一夏とシャルルの表情は驚きで凍るのを見ながらほくそ笑むラウラ、だがレールガンから放たれた弾は一夏に到達する事無く爆散した。

「何ッ!?」

ハイパーセンサーで目を凝らすと一夏の傍で弓を構えながらこちらを見ている男がいた。その男は恐らくISを起動させているのだろうが赤い外装に身を包んだだけの青髪の男だった。そして彼の足元に一本の剣が突き刺さった。

「貴様、何をした!?」
「何、私の友人が狙われていたのでね。少々射抜かせて貰ったよ」

射抜いた…だと……?あり得ない、レールガンから発射された弾丸を弓で撃ちぬいたというのか?発射されてからでは遅い、では照準や弾道全てを予測した上で射抜いたというのか!?ラウラの脳内では恐らく男、衛宮 心がしたであろう事を計算したが到底、常人では出来る事ではない。

「それとなんだね君は、自分勝手な意見を述べるだけ述べて最後には攻撃?私の友人に随分とふざけた事をしてくれたな小娘」
「ふん、貴様には用は無い。退け」
「やれやれ落ち着きが足りていないな。なら、用があるようにしてやろう」

そう言い心は足元に落ちた剣を拾ってそれを矢として弓に番え、そして射った。それは真っ直ぐラウラへ向かい、先程自分が使用していたレールガンと装甲の間を縫うように掠めた。

「っ!!」
「これでも、私を無視する気かね?」
「貴様、良いだろう。お前から叩き潰してやる!!!」
「来るが良い、格の違いというものを見せてやる」

プラズマ手刀を出現させ斬りかかるシュヴァルツェア・レーゲンに対するは白黒の双剣、干将・莫耶を握りブレード・ウィザードは微笑んだ。  
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