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仮面ライダーディケイドプロトゼロ

作者:末武克之
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第2話 バナナとメダルのライダー

 
前書き
二大ライダー出現 

 
ー司ー


僕は朝ごはんを食べながらカードを1から36番目のカードを見ていた。
1番目が仮面ライダー1号。
そして36番目がドライブ。
これだけのカードを使いこなすにはかなり時間が掛かりそうだ。
僕はそれを思いながら考えていた。
「司くん!」
舞さんが僕を呼んだ。
「何ですか?」
僕は聞いた。
「今から買い物に行くけど2分で食べ終わる?」
そう舞さんは聞いた。
僕は朝食を10秒で食べ終えて食器を下げた。
「お待たせ!」
そう言って僕は舞さんと一緒に買い物に出かけた。


~第七学区セブンスミスト~


僕はディケイドライバーとカードをリュックサックに入れてセブンスミストに向かった。

セブンスミストで舞さんが服を買おうと言った。
僕は服を選んでどれにするか悩んだ。
黒い狼のマークが入った服を選んでズボンは青のジーンズにした。

「ふんふん♪」
僕は舞さんと買い物をしながらそのあとゲームコーナーでゲームをしていた。
「ゲーム上手いね司くん」
そう舞さんは言った。
「よくわからないけど何でかできるんだ」
そう僕は言った。
「そうなんだ」
舞さんはそう言って辺りを見た。
すると前から何か怪しげな男の人達が立っていた。
僕はその場から離れようとした。


~屋上~


屋上に行くと男の人達は付いてきた。
「あの、何かようですか?」
そう舞さんは聞いてきた。
「あんたの命をもらうぜ!警備員さん」
そう言って男の人達はポケットからベルトを取り出した。
「それは仮面ライダーバースとバロンのバックル!」
そう僕は言った。
「「変身!」」
[バナナ!ロックオン!バナナオン、ナイトオブランスピアー!]
くるくるカポン。
「あれが仮面ライダー?」
そう舞さんは言った。
「さてと!死んでもらうぜ!」
そう言ってバロンは舞さんに攻撃を仕掛けた。
僕は舞さんを突き飛ばしてディケイドライバーを腰に装着した。
「変身!」
[カメンライド…ディケイド!]
何十人の人の影が僕の前に出現してそれが一つに重なった瞬間マゼンダーの仮面ライダーディケイドに変身した。
「何?仮面ライダーだと!」
そうバースは言った。
「その力どこで手に入れた?」
僕はバースとバロンに聞いた。
「誰が教えるかよ」
そう言ってバロンはバナスピアで攻撃をして来た。
「よっ!」
僕は避けてライドブッカーからカードを取り出した。
「見せてやるよ!ライダーの強さを!」
[カメンライド…ドライブ!]
タイヤが体に装備された瞬間僕は赤い仮面ライダードライブに変身した。
「いくよ!」
僕はバースに攻撃を仕掛けた。
「っく!」
バースはそれを片手で防いだ。
「兄貴!」
バロンはバナスピアで攻撃を仕掛けた。
僕はライドブッカーをソードモードに変形して攻撃を防いだ。
「やるね!なら取って置きを見せてやるよ!」
僕はライドブッカーからカードをまた取り出した。
[フォームライド…ドライブワイルド!]
僕はパワー重視のタイプワイルドに変身した。
「ころころ姿を変えやがって!」
そうバースは言った。
「君達のやり方は弱いね!そんなんじゃあ誰も守れないよ!」
そう言って僕はライドブッカーでバースとバロンを切り捨てた。
「っぐは!」
バロンとバースは少しふらつきながらどうするか考えていた。
「力には力だ!」
バロンは片手にマンゴーロックシードを取り出した。
[マンゴー!マンゴーアームズライドールハーンマー!]
そう音楽が流れた。

僕はライドブッカーからまたカードを取り出した。
[カメンライド…クウガ!タイタン!]
紫色の仮面ライダークウガタイタンフォームに姿を変えた。
「いくぞ!」
僕はライドブッカーをタイタンソードに変えて二人に攻撃を仕掛けた。
[ドリルアーム!]
バースはセルメダルをバースドライバーに入れて片手をドリルアームに変えた。
「うりゃ!」
バロンはマンゴーハンマーを上手く使えていなかった。
「まだまだだね!」
そう言って僕はタイタンソードで攻撃を防いだ。

「っく!」
バースはセルメダルをバースドライバーに入れた。
くるくるカポン
[ブレストキャノン!]
バースはブレストキャノンをボディに装備した。
「喰らいやがれ!」
バースはセルメダルをバースドライバーに入れた。
[セルバースト!]
ブレストキャノンを放った。
僕はそれをタイタンソードで防いだ。
タイタンソードはギリギリまで防いで僕はライドブッカーから1枚のカードを取り出した。

[カメンライド…アギト!]
僕は仮面ライダーアギトに変身した。
「トドメだ!」
僕はライドブッカーからアギトの必殺技のカードを取り出した。
[ファイナルアタックライド…ア、ア、ア、アギト!!]
僕は片足にエネルギーを集めてジャンプしてライダーキックをバースに撃ち込んだ。

「ぐあああ!」
バースはドライバーが破壊されて装着者は人間の姿に戻った。
しかもバースドライバーが爆発した瞬間バースドライバーからカードが出てきた。
それは仮面ライダーバースの顔が描かれたカードだった。
「兄貴!」
バロンは驚いていた。
「次は君の番だよ!」
僕はそう言った。
「っく!」
バロンは少し後退りして様子を見た。
「どうする?まだやるか?」
僕は聞いた。
「なめんな!」
そう言ってバロンはバナスピアで攻撃を仕掛けてきた。
僕はライドブッカーで攻撃を防いだ。
「なるほど!仮面ライダーバロンの力は上手く使えてないみたいだね!」
そう僕は言った。
「何だと!」
バロンはバナスピアに全力で力を入れた。
「君は逃げてるだけだ!現実から!逃げなければ道は切り開けるよ!」
そう僕はバロンに言った。
「うるせー!」
バロンは戦極ドライバーのバナナロックシードを一回スキャンした。
[カモン!バナナスカッシュ!]
バロンは必殺技のバナナバレットを発動した。
僕はライドブッカーからカードを取り出した。
「騎士には騎士だ!」
[カメンライド…龍騎!]
僕は仮面ライダー龍騎に姿を変えた。
「いくよ!」
更にもう一枚カードを入れた。
[ファイナルアタックライド…リュ、リュ、リュ、龍騎!!]
僕は後ろに居るミラーモンスターのドラグレッターで空をジャンプしてドラグレッターの火炎弾を利用してドラゴンライダーキックをバロンに撃ち込んだ。
「ぐあああ!」
バキィン。
バロンの戦極ドライバーは破壊され中からバロンのカードが出てきた。
僕はそれを手に取ってライドブッカーに入れた。
「辺りには誰もいないか?」
僕はそう言った。
「司くん!大丈夫?」
そう舞さんは聞いてきた。
「うん!」
僕はそう言って変身を解いた。
「それにしても仮面ライダーが二人も敵になるなんて」
そう舞さんは言った。
「あれは仮面ライダーじゃないと思うよ」
そう僕は言った。
「えっ?」
舞さんは少し驚いていた。
「あの人達が変身したのは確かに仮面ライダーバロンとバースだけど正しき装着者じゃなかったから」
そう僕は言った。
「正しき装着者?」
そう舞さんは頭に?マークを浮かべた。
「うん」
僕は仮面ライダーのことは少しは知っている。
でも仮面ライダーバロンとバースのベルトがこの世界にあるのが不思議に思えた。
「とりあえず家に帰ろっか」
そう舞さんは言った。
「うん!」
僕は頷いて袋を持って家に帰った。


ー?ー


「あれが仮面ライダーディケイドか?」
そう俺はダークライダーのシグルドに聞いた。
「いや、あれは仮面ライダーディケイドとは少し違うみたいだぞ!」
そうシグルドは言った。
「何が違うんだ?」
そう俺は聞いた。
「戦い方がまだガキに近い、完全な子供だ!」
そうシグルドは言った。
「そうなのか」
そう俺は聞いた。
「ああ、仮面ライダーディケイドはバランスに特化したライダーだがあいつのスタイルはまだ素人同然だ!」
そうシグルドは言った。
「なら、この世界のライダーを倒すのは数年後だな!」
そう俺は言った。
「ああ、倒しがいがあるぜ!」
そう言ってシグルドと俺は灰色のカーテンに消えた。

続く 
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