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俺が愛した幻想郷

作者:茅島裕
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俺は愛せる? 幻想郷...
俺の名前は....
  第六話 天使はここにいます

 
前書き
明日が始業式と言うことで髪を切って来たうp主妹紅だぜ
床屋に行ったときに思ったことが幾つかありまして。普段、床屋に行くとき待ってる間とか切られてる間の時間が暇で仕方なく、嫌いだったんですよ。でも今日思ったことがありまして、この時間はずっと小説のネタを考えていようってね
そしたら案の定、時間なんて直ぐでしたね
あと、店によって違うと思いますが。切り終わったあとになんか空気を吸うホースみたいなやつをやられるのが地味に気持ちがいいと言う
あとは... よくアニメとかドラマとかで、男の人が彼女とのデート前に床屋に行って髪を切ったりする場面がありますが。あれってもし変な自分が納得いかない髪型にされたらどうしようもないですよね。自分で指定したとはいえ切った人によって変わりますからね

あ、ちなみにこの前書きの構成も髪を切ってもらって居るときに考えたものです


おっと話が過ぎましたね
本編どぞ 

 
意味有り気にこちらを覗いている藍さんを無視して橙が(おもむ)くままに頭を撫でてやる

「橙? 君も喋れるか?」

一度も言葉を発していない(猫語は除く)橙にそう聞く。もしかしたら藍さんと違って喋れないかもしれない。だとしたら可哀想だろう?
橙は炬燵から出て、立ち上がった。そして俺に向かい、顔を傾げて天使の微笑みを見せながら言った

「喋れますよ〜♪」

よかった。喋れるんだな。喋れないのは可哀想だし、俺らにとっても嫌な問題だ。もし喋れなかったら俺が言葉を教えていたが... その必要はないようだ

「あと橙、唐突だが。何故君はそんなにも可愛らしいんだ?」

「?」

「それはもちろん、私の式だからだよっ! そうだよなっ♪ 橙♪」

何も言えなく。なんか腹がたったので口を開けてジト目で藍さんを見る
すると藍はなにか思いついたように行動にでる
炬燵の真ん中に置いてあるみかんを俺の口に放り込んだのだ

なっ...!

その光景を見ていた橙もなにか思いついたように行動にでた
俺の口からはみ出しているみかんをとって食べ始めたのだ

なっ...!

俺はいつまでこの体制で居ればいいのだ... とりあえず、誰か。誰か助けてくれ

っとここで変なBGMが流れ始めた
なんと言うか、仮面ライダーの登場シーンみたいなBGMだ。わかるかなぁ...

「いつもニヤニヤあなたの隣に這い寄る賢者.... (わたくし)八雲紫、ですっ!!」

誰だよこの女...



■■■


あのあとなんかいろいろあり(茶番劇)今度は紫にみかんを食わされた
そして何気無く炬燵に中って横になっていたら眠りかけてしまっていたのだ。それを察した紫が言った 『あなたの部屋を案内するわ』と

そして今ここ、今日から俺の部屋になったこの部屋にいる
布団と机、椅子と小さなテーブル、そして服をしまうクローゼット。至ってシンプルな部屋だ

ふと思う。今の幻想郷の季節はなにか、そもそも季節と言うものはあるのか

畳にべたりと横になり、一言

「そこに居るのか?」



「何故バレたし」

そう言って"スキマ"出て来たのは紫

「幻想郷って季節とかあるのか?」

「そりゃもちろんあるわよ。今は冬かしら」

現実世界と変わらないか。まぁ炬燵があるし、ちょっと肌寒いからなんとなくそうとは思っていたんだけどな

「あ、ちなみに八雲家は年中炬燵が出てるわ」

じゃあ炬燵は関係外...と

「俺の家じゃないしお世話になってる...いや、お世話になる立場で言うのは失礼だとは思うけど。人の部屋を覗くのはやめてね。ノックして入って来るのは別としてさ」

プライベートもクソも無いしな
まぁ別に今はまだいいよ、何もないし
眠いだけだし
橙撫でてりゃいろいろ回復するし

いつの間にか紫は消えていた
スキマとか(都合に)便利な能力だこと

そう言えば俺の能力ってなんなんだろうな
寝て次起きたら聞いてみよう



外に出てどっか行ってみたいしな
明日は出かけるかな 
 

 
後書き
その後の紫

「高校生の男の子はツンデレなのね」


寒気がした
布団しいて寝るか 
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