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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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翡翠の死神と宇宙の獅子

『第二回戦第三試合、スタンバイお願いします!!』
キリヤ(割愛)
「ミヤビ、行くぞ!」
「了解」
ミヤビとキリトが一人となって<翡翠の死神>ミヤトになると、
「うっしゃあ!!宇宙キター!!」
「宇宙じゃないだろ……」
レイジとリオンが現れる。
そして、カウントが始まる。
『テンテーン!テテーン!!』
『3』
『2』
『1』
「変身!!」
そして、レイジがフォーゼとなったタイミングで、ミヤトとリオンが動いた。
「<槍投擲>!!」
『<ムーンライト・アロー>!!』
互いの遠距離攻撃がぶつかり合い、爆発すると、フォーゼが前に出る。
『コズミック!コーズーミーック・オン』
コズミックステイツとなったフォーゼは、バリズンソードをスラッシュモードにすると、ミヤトに斬り掛かる。
「うりゃああああっ!!」
『<ムーンライト・シールド>!!』
途端、ミヤトの周りに光の盾が現れ、バリズンソードを受け止める。
「やるな!!ならっ!」
『ジャイアントフット・オン フリーズ・オン』
足にジャイアントフットモジュールが展開すると、フリーズモジュールの効果が追加される。
「おりゃあっ!!」
そして、その足で地面を踏むと、氷の足がミヤトの上空に現れ、光の盾を破壊する。
『くっ……<フィーネ・フレイムロード>!!』
『ファイヤー!ファイヤー・オン』
途端、強力な炎の攻撃がフォーゼを襲うが、その炎は吸収され、そこにフォーゼ・ファイヤーステイツが現れた。
これが、ファイヤーステイツの特権、炎吸収である。
『なっ、なんだよそれ!!』
「ファイヤーだ!!リオン!!」
「ああ!!」
すると、リオンはフォーゼの肩を使ってジャンプし、ミヤトに向かって左右に持つピックを放つ。
「<スパークショット>!!」
雷を帯びたピックを、ミヤトは下がって避ける。そこに。
『ファイヤー!!ウウ~!!ウウ~!!リミット・ブレイク』
「<ライダー爆熱シュート>基、<フィーネ・フレイムロードシュート>!!」
ヒーハックガンから放たれた幾つもの火球がミヤトにヒットする。
『くっ……』
コートをなびかせながら煙から出ると、手を床につける。
『<イニジオ・ハイルロード>!!』
『メテオストーム!メテオストーム・オン』
周囲が無差別に凍り付く瞬間、フォーゼはメテオストームステイツに変わると、メテオストームシャフトにスイッチをセットする。
『メテオストーム!!メテオ・リミットブレイク?』
「<メテオストーム・パニッシャー>ァアアアアア!!」
『OK!』
しかし、メテオストームシャフトから放たれたストームトッパーにより、全てが砕かれてコズミックエナジーに変換される。
「リオン!決めるぜ!!」
「おう!!」
途端、フォーゼはロケットステイツとなり、リオンはチャクラムを持つと、フォーゼの背に合わせ、胴体に紐を巻き付けて固定する。
『何を!!』
「決まってるだろ!!フィニッシュだ!!」
そして、右腕のロケットモジュールが分解し、自由になった手でレバーを倒すと、腕を戻してロケットモジュールをマテリアライズし直す。
『ロケット リミット・ブレイク』
そして、ロケットモジュール二基で上昇したのち、キリモミ回転しながら突進してきた。
「「<ライダーキリモミチャクラムスラッシャー>ァアアアアア!!!」」
それに対し、ミヤトは手を出して叫ぶ。
『<フィーネ・ハイルロード>!!』
炎と氷が一斉にフォーゼとリオンに向かってのびていく。
しかし、フォーゼはそれを予想したように上空に戻る。
『何っ!?』
「リオーン!!」
「解ったから叫ぶな!!」
そして、リオンがスイッチを変えると、姿が変わる。
『ファイヤーロケット!ファイヤーロケット・オン』
途端、炎がロケットステイツに纏わりつき、ファイヤーロケットステイツに変貌した。
そして、リオンがレバーを倒す。
『ファイヤーロケット!ウウ~!!ウウ~!!ウウ~!!ウウ~!!リミット・ブレイク』
「「<ライダーフレイムキリモミチャクラムスラッシャー>ァアアアアア!!!」
そして、フィーネ・ハイルロードにぶつかっていくと、炎だけを吸収し、氷は凍り付く前にチャクラムとロケットモジュール二基に炎を纏わせて砕いていく。
『なっ!?』
「「終わりだぁあああああっ!!」」
『ドリル!ドリル・オン ファイヤーロケット・ドリル リミット・ブレイク』
そして、半回転してフォーゼとリオンの足にドリルモジュールが展開されると、炎の渦巻きがドリルモジュールに纏わりつく。
「「<ライダーフレイムロケットドリル大大大キィイイイイック>!!!」」
炎の渦巻きと化した二人には、貫けない物は無く、呆気なくミヤトの作った壁を穿って止めを刺した。
「「メリークリスマス!!」」
そして、巨大な爆発音が辺りに鳴り響いた。 
 

 
後書き
キリヤ「ちょおおおおおおっ!!」
ヒース「……ライダーとはなんとやら。リオン君、必要在るかねアレは」
キリヤ「本気になればマグネットステイツにガトリング・ランチャーモジュール展開して放つ<ライダー超電磁ボンバー一斉掃射>が在りますもんね」
ヒース「但し、今の数千倍は被害が出るのでやってほしく無いものだな」
キリヤ「いえ、ダークやライト(漆黒)を盾にすれば」
ヒース「だんだんと苛つきが伝わってくるよ……それでは次回もお楽しみにな」 
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