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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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チート達の牛退治

無事に空中ダンジョンに入り込んだ俺達は第一層単眼巨人型ボスをリオレウス・ジンオウガ・アッシュ・カロン+放り込まれた来人がチョチョイと倒して、第二層を一気に駆け抜けて再びボス部屋まで到達したがーーーーー
そこで出会ったのはミノタウルス型邪神だった。
しかも二体。右が黒、左が金で双方ともバトルアックス。
物理攻撃一択なので、単眼巨人型よりかはマシかと思ったが、黒の方は魔法耐性が、金は物理耐性がとんでもなく高く設定されていた。
従って、黒ミノを一気に倒して、時間をかけて金ミノを倒すと言う作戦を建てたのだが、このミノ、意外なほど絆で結ばれており、黒のHPが減ると、金が憎悪値を無視して守りに来る。その間に、黒はHPを回復するので、意外に腹が立つ。
そこで、俺達は黒が回復してる間に、金を倒そうと言う作戦を慣行した。

「……全員、チート発動用意」
来人が指示を出すと、滞空していたリオ、アッシュ、カロンが下がり、地上で超帯電で攻撃していたジンオウも下がる。
途端、銃系統を持つ、来人、リン、サナが前に出る。
「………GO!!」
「<バレット・ビット>!<ビーム・ビット>!!」
「アイビス!!」
「<ビート・ブラスターク・マスターエンフォーザー>!!!」
三人の銃撃が金ミノに投下され、HPゲージを大幅に減らしていく。
「ゼツ!!リナ!!」
「「OK!!」
そう言うと、ゼツは炎剣レヴァンティンの伝説級呪文<ラグナロク>を、リナは<ヴォーパル・ストライク>で追撃する。
「リオン、ミヤビ、キリト!!」
「<槍投擲(ジャベリン)>!!」
「<ジ・アビス>」
「<ライトニング・メテオストリーム>!!」
それに続き、リオン達が連撃を加えていく。
「アクト、スノー、ダーク、レイト!!」
「<シールドバッシュ>!!」
「<デスサイズ・オーバードライブ>!!」
「<世界(ワールド)崩壊(カタフストロフ)>!!」
「<焔と氷の始まりの演舞>!!」
アクトがスタンさせると、裏スノー達が一気に削る。
「ライト、俺に合わせろ!!」
「任せろ!!」
すると、来人は雷のゲートを三つ展開し、ライトはモーションに入る。ライトエフェクトは漆黒。
「食らえ、金ミノ!!<勇者の絶対進化>!!」
「鳴り響け、業の雷、肺塵と化せ、鳴り響くは雷神の怒り、轟くは号雷の調べ………<雷神皇ノ鬼神天戟槍>!!」
ライトの勇者剣最上位500連撃ソードスキルと、来人のチートエクストラソードスキルは、金ミノに突き刺さる。
金ミノのHPゲージは、真っ赤に染まりながら左端に向かって減少しーーーーーーー消えた。
邪神の動きがピタリと停止する。その彼方で、瞑想によってHPを全快させていた黒ミノが勝ち誇った様に大斧を振りかざす。だが、その直後、今まで黒牛を守っていた相棒は甲高い悲鳴を放ちーーーーーーー硬質のサウンドエフェクトと共に、巨体を四方へと爆散させた。
……… え。
と言うような表情で眼を剥く黒ミノに対し、十三人は一斉に視線を向けた。
「……よし、黒野郎。そこに正座しろ」
来人は門を展開させ、手を向けたまま言った。 
 

 
後書き
……え、何ですかこの酷いチートは。
ライト「募集掛けたの、お前」
確かにそうですが……同姓同名の人達がやたらとチート過ぎる………
ライト「これ以上長くすると愚痴になるから〆るな。次回もお楽しみに!!」 
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