| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『自分:第1章』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『2人の日々』

こんな2人ではあるけど、普通に観光地デートとかもした。
零那は初めてロープウェイに乗った。
二十四の瞳の舞台になった学校にも行った。
そこに在った、昔のバスも初めて見た。
行ったこと無い処をドライブもした。
普通の恋人みたいに過ごした日も確かに在った。
事実。
同情だけで無く、憐れみだけでも無く...好きって感情?
でも、それは結局、後付けには変わりない。
ユウと比べて、どっち取るかは決まってるから。
もし仮に、龍を信用してユウを棄てたらどうなるか...
考えただけで怖い...


愛情って難しい。
同情も、見方を変えれば愛なんかも知れん。
でも、それは、一生の覚悟が必要だと思う。
無償の愛なんか、此の世には無いから。
産まれもって、無償で愛される子は、それもまた才能だと思う。
いや...運なんかも知れん。
子は親を選んで産まれてくるとか言うけど、愛されんのが解ってたら親に選ばん。
普通に愛されて育てられてたら、零那は歪んだ愛など受けず与えず、まともに誰かを強く一途に愛してたかな?

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧