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問題児が異世界から来るようですよ 〜固有結界持ちのTS転生者〜

作者:空知 白
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プロローグ:オリ主紹介+特典紹介

 
前書き
オリ主紹介

名前 日滝(ひたき) (なぎ)

性別 男→転生後→女

年齢 15

容姿 腰までの銀髪、琥珀色の瞳

特典 Fate/hollowの衛宮士郎の身体能力と宝具 無限の剣製、魔術回路

魔術回路 528本 (通常回路 264本 封印回路 264本)

封印回路解放時、真紅の魔力を纏う

反動は、24時間の魔術回路の使用不可。









 

 
「……ここは…どこだ…?」

目を覚ますと、見知らぬ場所にいた。

周りを見るが一面真っ白で銀世界かっ! ってツッコミたくなるほど白い…。

まぁ…こんな時には、鉄板の

「しらないてn「そんなお約束は言わせるかぁ!」ってだれ!?」


鉄板である言葉を発しようとしたら誰かに遮られた…。言ってみたかったのに…
気を取り直して声がした方向へ向くと、イケメンがいた。

「俺は、北欧神話で出てくるロキっていう奴だ」

…ロキ……? ロキって甘寧邪智、悪神とかの異名で呼ばれてるあの…?

「そうだ、ところでお前を殺しちまった。悪りいな」

……はぁ…? 殺した? こいつが!?

「おう、俺だ。 今は前世か? そこでお前が不憫でな、こっちに呼んだんだ」

……本音は?

「面白そうだから、呼んでみた。 退屈しのぎになってくれ」
「ふざけんなぁ!なんで僕がお前の退屈しのぎで殺されなきゃいけなかった!」

思わず殴りかかるが、かわされた。くそっ!

「おいおい、言ったろ? 不憫だって、そう思ったのは本当だ。だから、特典を渡して物語の世界に行ってもらおうと思ってる」
「…物語の世界…? 特典?」
「あぁ、特典だ。 なんでもいいぞ? 二つまでなら叶えてやる」

特典かぁ…テンプレならナデポニコポとかやるバカはいるんだろうなぁ…だけど、僕はそんなことしたくないしなぁ。どうせだったら、武器とか使ってみたいなぁ。 じゃあ、あれにしよう

「Fate/hollowの後の衛宮 士郎の身体能力と宝具 無限の剣製をください」
「ん、わかった。 もう一つはなんだ?」
「どうしようか…じゃ、ギフトの無効化ってできる?」
「なら、その二つな。 ……そのままじゃ俺が面白くないし、サービスするか」

………サービス…?

「あ、気にすんな、どうせお前には関係ない。なあ、男の娘」
「人の気にしてることを…」

陶器のような白い肌

腰まである蒼銀の髪

宝石のような琥珀色の瞳

線が細く女服を着たら女に間違えられそうなきしゃな体

小さい身長

自分でもどうかと思うほどに女の子らしい男だ。しかも、家族のおかげで家事や料理も人並み以上にはできるようになったし…
つーか、誰が男の娘だ!

「そのことで、お前の性別女で登録しといたからな?反論及び意見は聞かねえからな」

僕に死ねと言っているのか? こいつは…
絶対に撤回してもらう!

「ふざけんなぁ! 無理、やだ!」
「意見は聞かねえし、もう登録した」
「覆して!」
「する気がねえ」
「鬼畜!変態!!」
「ふはははは、褒め言葉だ!」
「も、もう嫌だ…」

床に手をつきうなだれる。

ちくしょう…変態神(ロキ)のバカ!

「お、そろそろかな?」
「なにが…って、うわっ!?」

突然、光が僕の体を包みこんだ。

身体の構造が変化して行くことが怖かったがほとんどなんにも感じなくて光が消えた。肩が凝るような感じがする。

「へぇ…お前、なかなかだな」

そう言ってロキは等身大の鏡を出して床に置いた。写った自身をみてびっくりした

黒いジーパンに赤いコート、髪と瞳は同じで安心した。
だが、しかし……

「はぁぁぁっ!!?なんでこんなにむねがあるんだよっ!!」

平地だったそこには立派な双丘ができていた。

ギリギリDくらいのサイズあるかもしれない…

「これは、どういうことだぁ!」
「あん…? 俺の趣味だ!文句あるか!」
「あるに決まってるだろうがぁ!!僕は男だ!!」

なにが俺の趣味だ! ふざけんな!!なんでロリ巨乳なんだよ!身長伸ばせやっ!

「それに、立派なもの持っててそれをいうのか?女を的に回すぞ?」
「うぐっ…僕は…男だ…」

希望を消されてうなだれる…こんなことって…

絶望の中にいる僕にロキは更なるふざけたことを抜かしやがった

「あ、これ渡しとくわ。手紙を読めよ?」
「ふざけんなよぉ……」

と言いつつも、受け取って開く。そこには、日滝 和様へと書かれていた

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能ギフトを試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』

そして、僕は光に覆われた

















 
 

 
後書き
次から、小説一話となります。
十六夜たちもチートですが、オリ主もチートですね。
さて、次回お会いしましょう。 
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