| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『自分:第1章』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『アパレル会社の実体』

㈱MJ。
マジのMJらしい。
ふざけとん?
上には3社ある。
MJは子会社。
ひとつ上の会社も大阪。
本社とはまた違う。
その上には商品仕入れ専門の会社がある。
一番上の会社は海外だとか。
毛皮の調達専門。
えっ、狩り?
とか思った。
説明してくれてる人も知らんらしい。
まぁ...会社内じゃ無いし仕方ないんかな?


一番聞きたいことは、どうやって生活しよるか。
会社の寮はマダ無い。
布団も無い。
女1人おったけど、椅子に座ったまま机にうつ伏せになって寝てるらしい。
部長、課長、補佐、の3人男は車とかで寝てるらしい。
ある意味布団があるよりは安心。


御飯はそれぞれ勝手にする。
ポットと冷蔵庫は在る。
売らんと給料は無い。
外で働くのは禁止。
事務所に軟禁。


風呂は皆で一緒に銭湯に行く。
自由は無い。
外出が許されるのは、事務所の横にあるローソンくらい。
事務所の窓から見えるから。


事務所立ち上げに携わるとか貴重な体験。
おかしいくらい妙に前向きだった。
人集めが出来て、寮も借りれたら、商品の勉強もさしてくれるって。


ユウに話した。
『言うても聞かんだろ?やりたいんだろ?頑張ってみぃや。』


納得は微妙やけど、応援するって言ってくれた。


補佐が説明してくれてた。
それを職員にも直接話してくれるか聞いた。
わざわざ出向いて来てくれた。
零那は荷物まとめてた。
説明したら、納得してもせんでも事務所に行く。
金庫の中も無理矢理出さした。
決めたら動く。
周りが見えんなる。

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧