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遊戯王 最小の可能性~小さいって言うな!~

作者:KOTAKA
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オベリスクブルーの華

 
前書き
感想や誤字報告。あと、使って欲しいカードがありましたら教えてください。全力で努力します。 

 
さてと、私とシャルルさんは荷物を自分達の部屋におくと、すぐにオベリスクブルーの歓迎会が行われてた。
オベリスクブルーの寮はかなり大きく。どこか西洋のお城のような佇まいであった。
だからなのか、出てくる料理もかなり豪華でどこかの高級レストランのようなものがたくさん出てきた。

「はぁ~。すごい料理ばかりだな」
「本当だね。何かこの場の空気もちょっと上品だね」
そんな風にシャルルさんと話していると
「ちょっと、貴方よろしくて?」という何かこの場にはかなりマッチングしている声とセリフが聞こえてきた。
見るとそこには金髪の髪をツインテールにしている女の子が立っていた。その周りには取り巻き?のような人達もいた。

「貴方が今回オベリスクブルーの女子寮に配属された。女装癖のある変態さんですわね。全く学園として受け入れたのが不思議でたまりませんわ!」
「人を大勢の前で変態のように言うな!」
「変態じゃなくて?女装癖の持ち主など変態以外の何だと言うのですか?」
「うるさい!こっちだって色々と理由があるんだ!貴方には分からないだろ!男の私が男性服を来たらアレルギーで倒れた時の気持ちが!」

私達がケンカをしていると相手の金髪の女の人が指を突然パチンとならした。
すると、男子生徒が光の速さでここまで走ってきた。
「まぁ、ここで互いに、はしたのない口喧嘩を続けてもいいのですが貴方もそれは嫌でしょう。だから、慈悲深い私が貴方にはチャンスを差し上げますわ。もし、貴方が勝てば私は貴方の事を変態扱いしないと誓いますわ。しかし、貴方が負けた時はそうですね……。せっかくですから私のメイドにでもなって貰いましょうか」
「はぁぁぁぁ!!何で私が負けた時の条件がそれなんですか!そもそも、私は変態と呼ばれなくなるだけなのに卑怯じゃないですか?」
「別に良いんですよ?私は貴方の事を変態と呼び続けても」
「分かりました!こうなったら私がその減らず口を塞いでやりますよ!デュエルだ!」
「ありがとうございます。そのために審判として我が下僕を呼び出したのですから」
あれ?今何かおかしな事を言った気がするけど。まぁ、気にしない!

「「デュエル!!」」

「いきますわよ!私のターン。私は手札から調和の宝札を発動しますわ。手札の 伝説の白石を墓地に送りカードを2枚ドローしますわ」

伝説の白石。あのカードは確かあの伝説のカードのサポートカードのはずだ。
「私は墓地に送った伝説の白石の効果を発動しますわ。デッキから青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を手札に加えますわ」

手札に加えられたの伝説のカード。知らないデュエリストはほとんどいないと思われる伝説のカード。伝説のデュエリストの1人である海馬さんが愛用したカード。伝説のデュエルキングである武藤 遊戯さんを苦しめたカード。
数々の伝説を残したカードである。
一時期は海馬さんだけが所持していたが、今は一般にも流通している。なんでも『ふん、俺を超えるブルーアイズの使い手など現れるものか!フッハハハハハハ!!』と言ったそうだ。

「いきますわよ!私は手札から 古のルールを発動。このカードはレベル7以上の通常モンスターを1体手札から特殊召喚出来ますわ。私は手札から青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を特殊召喚しますわ!更に手札から 正義の味方 カイバーマンを召喚しますわ。そして、このカードの効果を発動!このカードをリリースして手札から青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を特殊召喚しますわ!そして私はカードを1枚セットして、ターンエンドですわ!」

目の前の金髪ツインテールの人は1ターンに2体の青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を召喚した。かなりの実力者かもしれない。とにかく警戒して挑もう。

「流石ですわ!お姉様のブルーアイズもお美しい!私とも今度デュエルを!」
「ブルーアイズが2体も並ぶなんてあの子も可哀想に!」
「可哀想ね、あの子も分をわきまえなかったからよ」

など言われていたが知ったことか!

「私のターン。ドロー!私はアンサイクラーを召喚!」

私の場にはモンスターが現れた。しかし、周りの人達は今にも吹き出しそうな顔をしている。笑うなら笑え!私はこのカードに誇りを持ってるんだ!

「私は手札から装備魔法 下克上の首飾りをアンサイクラーに装備する!そしてバトルだ!」

周りの生徒は『自爆か?』『バカなのかアイツは!』などと散々言っていた。周りの生徒も笑っていた。二人の生徒を除いてだ。
1人はシャルルさん。そして、もう1人は目の前の金髪ツインテールの人だった。

「下克上の首飾りの効果は!」

「知ってるわ。下克上の首飾りは装備モンスターがバトルする時にそのモンスターとのレベルの差×500分の攻撃力をアップさせるカード。私のブルーアイズのレベルは8で、貴方のモンスターは1だから3500の攻撃力があがる。よって、私のブルーアイズは破壊される」

金髪ツインテールの人 LP4000 →3400

「私はカードを1枚伏せてターンエンドです」

「中々やりますね。これは本気でいかないとマズイかな。私は手札からサイクロンを発動!貴方の下克上の首飾りを破壊するわ!そして私は手札から 死者転生を発動!墓地のブルーアイズを手札に戻すわ!そして、手札から おろかな埋葬を発動!私はデッキから伝説の白石を墓地に送る!そして伝説の白石の効果発動!デッキからブルーアイズを手札に加える。そして手札から融合を 発動!フィールドと手札の3体の青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を融合!現れろ!青眼の究極龍(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)!」

金髪の人の場には3体のブルーアイズの融合体が現れていた。
その力は神を倒す力も秘めているとも言われているカードだ。
はぁ~。実際に見てみると迫力あるな~。

「バトルですわ!私はブルーアイズ・アルティメットドラゴンでアンサイクラーに攻撃!これが通れば終わりですわ!」

「そうですね。でも、それは私はじゃない貴方です!トラップ発動!ディメンション・ウォール!このカードの効果でこの戦闘でうけるダメージは全て先輩にうけてもらいます!


「なるほど。下克上の首飾りが破壊される可能性はちゃんと配慮していたのね。仕方ないわ。私もこの手は使いたくなかったのだけど私もトラップ発動!破壊輪!私はブルーアイズ・アルティメットドラゴンを破壊して互いはブルーアイズ・アルティメットドラゴンの攻撃力分のダメージ。つまり、4500のダメージをうける!これで終わりですわ!」

瑞季・金髪ツインテールの人 LP0


「引き分けの場合はどうするんですか?」
「私もそこまでは考えていませんでしたわ。まぁ、私、相手に引き分けなのですから貴方の事を変態扱いしない事で妥協しましょう。これで私は失礼しますわ!ごきげんよう!」

「「「ごきげんよう!」」」


あの人は取り巻きを連れて嵐のように去っていった。


あの人が何者なのかは次の日になって知り驚く事となった。 
 

 
後書き
すみません、今回は禁止カードである破壊輪を使ってしまいました。個人的に海馬が使っていた事もあり使ってしまいました。
更に、謝る事があります。次回はデュエルがございません。しかし、それをはね除けようなサプライズを用意していますのでご期待ください。 
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