つぶやき

N.C
 
文章って
匙加減が大事ですよね。感情描写は、あまりに感情を入れすぎると読者に引かれます。だからといって入れなさすぎると感情移入もクソもない。
戦闘描写だって同じです。
どの部分でこの戦闘からキャラを引かせるか。それならどのようにキャラを引かせれば映えるか。あるいはどこまで粘らせてどのような損害を相手に与えるか。それらを緻密に計算しなければならないんですから大変です。自分の場合はそういう想定の計算なんて出来ないので頭に浮かんだアイディアを繋ぎ合わせて戦わせているだけなのでクオリティはお察しなのですが(
しかし、匙加減を一番使うのって、作品で何かしら伝えたい時なのでは。そう思いました。
例えば、自分が『普通の大切さ』を伝えようとして、ひたすらそれに徹するように作品を書いたら、それはただの自己満足作品に墜ちます。全員が普通の大切さを口々に言っていったらつまらないことこの上ありません。そこの匙加減を間違えると、自分の伝えたいことが満足に伝わらないかそもそも人に見られないという結末に至るでしょう。
匙加減、大事ですよね(尻切れトンボ