つぶやき

コバピー
 
下手の横好き…

 歌集「春雪花」が二百四十首、詩集「棘」が二百編…にまで達しました…。

 いつまで続くかは不明な作品ですが、恐らく…諦め切れるか、こっぴどくフラれるか…すれば終わると思います…。

 会えない…擦れ違うこともない…と言うのは、やはり辛いもの…。
 今年の秋は例年より寒く、そんな秋の夜長には淋しくて堪らなくなるものです。夕暮れ時などは、紅葉の始まった山並みが夕陽で紅く染まり、すっかり紅葉したと勘違いすることも…何だか居た堪れない季節です…。

 もう然して時も掛からずに雪が降り始めます。

 彼がここから立ち去った時にも雪が降ってましたが…もう、そんな時節になってしまうんですね…。

 ここで歌集や詩集を書かせて頂いているお陰で、どうにか精神を安定させていると言えますが、やはり下手の横好き…いつかは旅に出て、詩や和歌を勉強して上手くなれたら良いですが、後世に残るような作品は創れそうにありません…。やはり、そこは才能の有無なんでしょう…。

「今生では幸せにはなれそうもないが、天の富も期待出来ない。」とは、以前に見たNHKでやっていたバッハの伝記ドラマの中でのバッハ自身の台詞ですが…私も正にその通りかと。

 ゲイでは子供を残し…と言う訳にはならず、そうしたら何を残せるのか…?
 才能も富も権力もなく、容姿も良い訳でなく…その上、身体も弱いとなれば…生まれてこない方がマシだったのかも知れません…。無いもの尽くしの無い物ねだり…我が儘です(笑)

 しかし、一つだけ神様が我が儘を許してくれると言うのであれば…愛した人と一生を共に在りたい…そう願います。

 確かに、お金や力、学力や才能も必要ですが、有りすぎれば自らを傷付けることにもなりかねません。程々が一番ですね。
 まぁ…私は無さすぎなんですが…。

 なんにせよ、幸せは人それぞれですから、愛より金、金より権力…と言う人もいますよね。それはそれ、その人の道ですから…。

 ただ…私は愛した人とずっと人生を在りたいだけなんですよ…。

 それだけ…。