つぶやき |
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ちょっと残業続きでまだ五千字くらいしか書けてませぬ。 少なくても必ず今週中に続き上げるのでどうかお許しを…… |
お久しぶりです。 覚えていらっしゃる方は少ないと思いますが、リアル事情が落ち着きだしたのでまた暁のほうに顔を出しに参りました。 長い間放置してしまい申し訳ありません。 八月中には乱世の確率事象改変の次話を上げる予定なので もし、お付き合いいただけるのでしたら……完結まで、待って下さると幸いです。 おかえりです 待ってました! 楽しみにしてます!! |
ポケットモンスター二次創作「Rの証明」 レッドのロケット団√でガチシリアスモノ ポケスペではありません。 お気に入り限定つぶやきでUPしていた奴ですが、なんとか第一話が出来上がったので。 更新は恋姫優先なので本当に遅筆です。 息抜き程度にやっていきますよー。 幽州√は……牡丹ちゃんごめん。 とりあえず恋姫本編は間に合えば明日にでも投下します。 |
ただいまインフル真っただ中のこばやかわです 結論 今年のインフルもしんどい 会社から治るまで仕事くんなってお達しを受けたので次話は次回ウチに上げられそうです 出来ればもう一話くらいは上げたいですね キャラデザとか気になってる人居ないと思いますけどオリキャラの見た目についてどんな感じか説明したい 劉表 龍造寺隆信 戦国武将姫MURAMASAで画像検索すると出てきます。 金髪灼眼のロリ、可愛い 夕ちゃん http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39531350 同じく戦国武将姫MURAMASAのキャラ。宍戸ばいけんちゃん。ロリ巨乳、可愛い。 明 この子はあれです。東方の小町です。鎌使いですし。 赤髪の巨乳、可愛い。 牡丹 適当に妄想してください 朔夜 この子は……完全に私の頭の中にしかありませんので説明が難しい。 とりあえず白髪に藍髪を混ぜた子 ちなみに私のPNの由来ですが小早川秀秋です。 戦国武将姫MURAMASAというソシャゲの小早川秀秋が可愛くてですね…… うわ、こばやかわってソシャゲ厨かよとか言わないでください。 最大で月五万とか使ってたなんて人には言えないんです…… はい ではまたー |
昨年は拙作を読んで頂きありがとうございます。 本年もよろしくお願いいたしまする。 今年の目標と致しましては第二章の完結までこぎつけたいなと思ってます。 新しい仕事にも慣れてきましたのでいろいろと忙しさが増すかもしれませんが、其処まで辿り着ければ後は最終章を残すのみとなりますので。 予定では最終章は第二章の半分くらいの話数で終わります。 第二章が終われば完結が見えてくる感じです。 現在は第二章の五分の三くらいまで来てます。益州が終わり、西涼が終わり……ね。 年末に上げた話では拙作の大きな部分について波紋を広げられたかなと。 思考誘導の罠を一つ二つと。 こばやかわのことなんてぜってぇ信じないぜ! なんてお考えを持っていただきましても答えには辿りつけなかったりします。 どこまで信じて、何処まで疑うか。 そうやって思考して頂き、物語が紡がれていく内に、 『あ、そういうことか』 なんて思って頂けたら嬉しいですね。 直ぐに惚れたやら、直ぐに恋人関係やら、そんな薄っぺらい恋なんて書くつもりはありませんが……やはり恋姫は戯曲的恋愛模様を描くことも大事なので、イロイロとそういった方面も書かせて頂きます。 雛里ちゃんの愛情も、ゆえゆえとえーりんの淡い恋心も、星さんの切ない恋も、朔夜の盲目な恋模様も、他の子達の感情にしても…… 恋愛部分も楽しんで頂けたら幸い。 正直、雛里ちゃんとえーりんとゆえゆえの三人の恋愛模様については現時点で思い通りに書けたかと。 えーりんとゆえゆえはちゃんと準メインヒロインになってますね。 あれだけ秋兄様秋兄様言いながら準メインに上げて貰えない朔夜ちゃんの不遇さ…… ちなみに、もう一人準メインヒロインがいますね。 誰かなんてのはご理解されていると思いますが。 はてさて、無駄話が過ぎました。 また私情で遅れたり、なんやかんやと起きるかもしれませんが 今年もよろしくお願い致します。 そして、乱世の確率事象改変を少しでも楽しんで読んで頂けたら幸いです。 ではまた |
白雪が舞い散る城壁の上。たった一人で立ちすくんでいる男が一人。 真っ黒な様相は白に彩られたその場にこの上なく映えていた。 だから、彼女にとっては見つけるのは容易く、おしゃれ好きな友達に選んでもらった可愛らしい冬服のままとてとてと駆けて近づく。 「寒くなってきたなぁ……」 彼女が近づいて来たと分かっていながら、そちらを見ることなく呟いた。 「“ぱぁてぃ”が始まっちゃいますっ。皆さんが待ってましゅよ」 城から此処までは結構な距離があった。それでも、きっと此処にいると思ったから彼女は迎えに来たのだ。 寒さから鼻を朱色に染めて、得意ではない走りで息を切らして。 そんなことは彼とて分かっていた。彼女は――雛里はきっと自分を追い掛けてくると、彼は分かっていた。でも、どうしても此処に来たかったのだ。 「……なぁ、雛里。今日は何の日か知ってるか?」 「急に“ぱぁてぃ”をしたいとおしゃったので特別な日だとは思いましたが……」 「まあ、知らなくて当然か」 「……知りたい、です」 きゅっと袖を握る。見上げた瞳は涙で滲んでいた。彼の全てを知りたいなんていうのはきっと傲慢に過ぎる。けれども求めずにはいられない。 そんな目で見つめられては、さすがの彼も感慨にふけっている事も出来なくなる。 袖を握った手を取って、毛糸の手袋越しの温もりを感じた。優しく物見台に誘えば、二人できゅむきゅむと雪を踏みしめる音が鳴った。 辿り着いた其処で、彼は椅子に腰を下ろす。雛里はごく自然な動きで彼の膝の上に陣取った。 腕を回した。小さな背中は力を入れれば壊れてしまいそう。優しく優しく、彼は彼女を包み込む。 「……今日はな、クリスマスってんだ」 「くりすます?」 「ああ、遥か遠くの国で神の子が降誕した。その日を祝う為の日なんだよ」 「か、神様の子、でしゅかっ」 驚きをそのままに見上げてくる雛里に優しく微笑んで、秋斗は小さく苦笑を零す。 「今から二百年くらい前、マリアという人物が神様から啓示を受けて腹に子を宿した。夫も居なかったマリアに子供など出来るはずも無かったのに」 あんぐりと口を開ける雛里は言葉を紡ぐことさえ出来なかった。 「詳細は知らない。でも、羅馬では有名な話だよ。其処からキリスト教という宗教が生まれたわけだが、クリスマスってのはキリスト教徒にとっては特別な日ってこった」 「秋斗さんは……その“きりすと”教徒なんでしゅか?」 当然、そんなことを知っているからには信心を持っているのだと思った。しかし、彼は首を小さく振る。 「いんや? 俺は違う。仏教だけど自分の家の宗教の詳細さえ知らない罰当たりさ」 「仏教?」 「色んな宗派がある。まあ、この話は置いておこう」 ポンポンと優しく頭を叩いて、彼はまた雛里を抱きすくめた。 「ただ、俺の生まれた国は宗教の自由があって、クリスマスだって祝っちまうような国だった。 家族で過ごしたり、恋人と過ごしたり、一人ぼっちで寂しく過ごしたり……それでもやっぱりクリスマスを特別だって思っちまう。 だから今日は、皆でパーティをしようと思ったんだ」 なるほど、と雛里は頷く。 イベントが大好きな彼が、そんな日を特別にしないわけがない。夏祭り然り、体育祭然り、ハロウィン然り、雛祭り然り……今までもいろいろな事をしてきた。 だが、どうして今になって言うのかと疑問もわく。 「去年にしようかとも思ったけど……やっぱり年末って忙しいし。去年はまだ仕事が山のように残ってたから」 「そういえばそうでした」 「まあ……本当はさ」 少しだけ込められた腕の力。幸せな気持ちが胸に湧く。いつも抱きしめられているけれど、雛里は未だに身体が火照ってしまう。 「城壁の上でこうして、皆に伝えたい言葉があっただけだったりする」 寂寥が響く。もう居ない者達を想う彼は、失われた人々も含む。 乱世と平穏のハザマのようなこの場所は、彼にとってどこよりも特別な場所だから。 「……私も、いいですか?」 「うん、そうだな……二人で言おう」 耳元でその言葉を教えた。 不思議な言葉の羅列の意味は分からない。後で教えて貰おうと思いながら、彼と同時に雛里は息を吸い込んだ。 もう居ない誰かの為に、今も生きている誰かの為に。 二人で祝詞を世界に届ける。 「「メリークリスマス」」 白い白い雪が降り注ぐ夜のこと。 この年末の忙しい時にパーティをしたいというから人を集めたというのに、発案者が居ないとなっては示しがつかない。 どうせ雛里と二人で過ごしているのだろう事は分かっているけれど。 聞いた話だ。 目的を聞かなければ許可などしない。当然のことだ。だから、今日が何の日かは知っている。 “くりすます”、神の子の降誕を祝う異国の催し。わざわざ祝ってやる義理など無いが、あいつも楽しめばそれでいいんだと言っていたから許可した。 イライラする。本当に、あいつは、なんでいっつも―――― 大体の行く先など決まっている。城壁の上か、店長の店か、街の公園か、きっとその辺り。 今日は……多分城壁の上。 そういった祝い事をするのなら、自分達だけでは満足できない大バカ者は、城壁の上で乱世を思う。別にそれは問題ない。 雛里が来ると思っているなら皆で行こうかとも思った。 でも止めた。家族で過ごす日なんだから、此処に戻ってくるはず。また私が待たされる側なのは癪だが、一家の大黒柱たるもの腰を据えていることも必要だ。 ただ待つだけなんてまっぴら。仕返しは盛大にしてやらないと。 そう、せっかくなのだ。 今日は……店長にさえ教えていない催し。私達が主催するからと、店長は来ていない。 あいつから聞いた料理を流琉として、あいつから聞いた飾り付けを真桜として、あいつから聞いた歌を天和達と練習して……あいつから聞いた“げぇむ”の為に“ぷれぜんと”も準備した。 此処までさせて置いて……なんなの? 私をここまでコケにしたのはあいつくらいだ。本当に……絶対、絶対に許さない。 「ねぇ、月? 私達はいつまで待てばいいのかしらね」 「なんで雛里ちゃんとだけなんでしょうね?」 隣に問いかけてみるも正しい返答は無かった。返ってきたのは柔らかい微笑み……ではあっても恐ろしい笑み。 渦を巻く赤紫の瞳に冷気を携えて、可愛い私の妹も怒りを溜めこんでいるようだ。 戯れに教えてあげたせいだろう。くりすますは家族と過ごす日がほとんどの認識だが、恋人と二人きりで過ごす特別な日でもある、と。 初めてのくりすますを雛里と過ごす、きっとそれはいいことなのでしょう。 だが、私達には許されない行為だ。 何せ、あのバカには前科がある。 雛祭りの日に、あいつはあろうことか雛里と二人きり!で過ごしたのだ。二人きりで! 楽しい催しを教えずに、二人きりで! ああ、今思い出しても腹が立つ。 答えを出さないままで逃げてばかり。それでいて見せつけられるこっちは堪ったモノではない。 風はこの前、勝手に一緒に寝たと言っていた。朝に風から手を出して籠絡しようとする前に誤魔化されたらしいが。 詠はこの前、二人きりの“でぇと”をしてきた。それも遠征にかこつけて二週間も。肝心の所で言葉が紡げずに保留となったらしいが。 朔夜はこの前、服を脱いで寝台に潜り込んでいたと聞く。布団ごと丸められて風と稟の相部屋に届けられたのは少し可哀そうに思う。 他の子もいろいろある。でも、やはりあいつは雛里とだけしかそういった関係にはなっていない。 これだけの華を前にして、あいつは……っ イライラする。本当に、本当にいらつく。 雛里には悪いけれど、これだけは譲れない。 そうこう思考に潜っている内に、廊下に二つの足音が聴こえてきた。 やっと帰ってきた。皆も嬉しいようで、一様に笑みを浮かべている。 ほら、春蘭なんかすごくかわいいじゃない。いいのよ、今は大剣に戻っても。 秋蘭もいいわね。やっぱりあなたには弓が良く似合うわ。 霞、今は“すてい”よ。例えあなたであろうと、神速を使うことは許さないわ。一番槍は……分かってるわね? 風に稟、扉の前に仕掛けられた桂花の罠を取っておきなさい。何? 口答えするの? 可愛い桂花? あなたは私の王佐よね? だったら大人しく“すてい”よ。 朔夜、詠。あざとい服を準備してるのは分かってるわよ。一番槍が終わってからね。 真桜、沙和……凪が脚に溜めた氣をどうにかしなさい。さすがに部屋が壊れるのは看過出来ない。螺旋槍と双剣は許す。 明? 鎌は止めなさい。私と被るから。そう、それでいいの。鉤爪で十分。 流琉と季衣は見てなさい。あなた達にはまだ早い。これはね……遊びじゃないのよ。ええ、気が利くわね。料理は端にやって布をかぶせて置いて頂戴。せっかく作った料理は冷めてしまったけれど、ちゃんと残さず食べるから。 さあ、月。弓を構えて。そう、偉いわ。 ほら、はやく扉を開けなさい。 一番に言う言葉は決まってるから。 確かに雛里に秋斗の呼び出しを命じたのは私で、それを許したのも皆だけれど……もう日没を過ぎてるのよ。 約束の時間から一時間も待たせるなんていい度胸じゃない。 遅刻の言い訳は聞かないわ。弁解なんてもってのほか。あなたは私達を待たせた。だから……償いなさい。 ゆっくり、ゆっくりと扉が開かれる。 聡いあなたは、やっぱり……雛里を廊下に隠して、そうやって、一人で私達を笑うのよね。 手に持った長剣が白く輝いていた。待たせたらどうなるか分かっていてわざと、と言っているようなものだ。 楽しそうに笑うあいつは……秋斗は、私と真っ直ぐに目を合わせてにやりと不敵に変わった。 「すまんな、遅くなっちまった」 「最後の言葉はそれでいいかしら?」 「ああ、いいぞ。待たせたのは俺が悪い。雛里は悪くない。ってことで……掛かって来いや」 あなたのそういう所がむかつく。 なんでいっつも、いつだって、雛里ばっかり。 「……一時間ぶんの罪は重いわよ。せっかくの料理が冷たくなったわ」 「料理して貰ったのに悪かった」 「飾り付けだってちゃんとしたのに」 「暗くなっちまって悪かった」 「ぷれぜんとだって準備してる」 「楽しみにしてくれたのに、悪かった」 むかつく、むかつく、むかつく、むかつくっ 秋斗のくせに、秋斗のくせに、秋斗のくせに、秋斗のくせにっ そんな目で、私を見るんじゃないわよ。 「……次は無い。許したわけでもない。“正月”は必ずこの分を取り繕って貰うから、覚悟しておきなさい」 「ありがと」 甘くなった。私は随分と甘くなった。 いいわよ。今日はめでたい日なんでしょう? 大目に見てあげる。 どうせあなたは、雛里という恋人と過ごすことよりも、他のことに時間を使ったはずだから。 途中でひょっこりと顔を出した雛里の鼻が赤いのは、ずっと外に居たからでしょうに。 そのかわり本当に……正月は覚えておきなさい。 ああ、悪いわね、皆。 武器を下げてもいいわよ。付き合わせて悪かったわね。 でも、拳は下げないでいいわ。 確かに私達は今、怒ってるのだから、甘んじて受けなさい……秋斗。 いいわね……その顔。 殴られることくらい予測済みでしょう? 一番槍は私よ。次は月、その次は詠……当然、皆一回ずつだから。 「動くな、秋斗。これは命令よ」 ほら、伝えてあげるわ。ちゃんと聞こえるように、ね。 耳元に寄せた唇から、いつまで経っても思い通りにならない大バカ者に、今日の為の言の葉を囁いた。 「めりぃくりすます」 |
いや……世代ドンピシャな私としましては、やっぱり凄くグッとくるものがありました。 オメガモンやっぱりかっこよすぎてやばかったです。 敵のアルファモンの造形も素晴らしくて…… 満員満席でしたが、同世代の方々ばかりで ああ、やっぱりみんなデジモンが好きだったんだなぁ、と感動に打ち震えました。 小学生の時に見たからこそ得られた胸の熱さがあり、あの時に出会えた幸運に只々感謝しかありませぬ。 『あの頃を越える熱い夏を、ぼくたちはまだ知らない』 誰かから聞いた言葉ですが、本当にこの通りだと思います。 はい 次話は頑張って書いていきますね。 もう年末ですが、皆様もお身体を大事にしてくださいね。 ではまた |
続きは明日の夕方か夜に上げます。 実は次話書いてあります。 ホントは次話含めて上げるつもりだったのですが、なんとなく切らないと大事な話が軽くなりそうだったので…… 今日上げてないのは推敲まだやからなんやで…… ご容赦を。 ちなみに 次話は久しぶりに一万五千文字越えてまする。 推敲次第では二万近くに…… 頑張りますね。 ではまたー |
投稿しましたー。 ペース上げてますけど文字数は減ってます。 話の区切りを大切にしているので今回はちょっと区切りが多い。 なのでペースが速いのです、お許しを。 この調子でバンバン投稿して行きましょう!って私の脳髄が叫んでいるので いいだろう、ドンドンイク!って感じで書いていきます。 そろそろワンダーランドウォーズの二次書きたいです。 ではまた |
投稿ペースが落ちているのはリアルで忙しくてですね……申し訳ない。 資格試験やら仕事のイベントやら家庭の事情やら何やらと…… 皆さまは如何お過ごしでしょうかー。 とりあえず前にアンケート取った結果として、 1、「蒼髪の幼女を拾ったんだが……」(雛里ちゃんが秋斗君の世界に来た場合の逆接恋姫事象小話) 2、「世界を変えろって? 御冗談を」(雛里ちゃんと大陸を旅するだけのほのぼの平穏小話) 3、「ストーカー、メンヘラ、ロリコン」(牡丹、夕、秋斗が元の世界で生きていた事象の小話) 4、董卓√(ダブルブリッド)のプロローグ 5、幽州√の次話 の内どれかを11月中に上げたいですね。 どれが読みたいですかね……ご意見ございましたらソレを書いてみますね。 ではまたー |
もう少しお待ちを 家が落ち着くまでちょっと時間が掛かります。 全然書く時間が無いのです。 碌に連絡も出来ずに本当申し訳ない。 |
家族が少し大変な状況なので投稿回数も週一くらいに落ち着くと思います。 申し訳ありません。 |
面白そうなのでしてみたいと思います。 よろしければご協力ください。 |
明日には必ずあげます。 ではまた |
しばらく投稿が安定しないかもしれません。 前のサイクルでしたら最低でもほぼ週一でだったのですけども、どうしても覚えることが多いと時間が足りません……。 前よりも帰宅時間が遅く朝も早いとかどういうことや……その分休みの日数と給料は増えましたけれども。 新しい年度が始まりましたが、皆様もお身体にお気を付けつけてくださいませ。 ではまたー |
しっかりと表しておきますね。 今日は時間が無いので、明日にでも最新話の文章に手を加えておきます。 さすがにオマージュだとしても、ある部分の文章が似すぎとのご意見を別の場所で頂きました。 ご迷惑をお掛け致しました事、此処に謝罪致します。 先達様は大好きな二次創作様なのでご迷惑をお掛けしたくありません。 私は好きな二次創作の中でもいくつかの作品様の考え方に影響を受けて物語を書いているので、これからも似通った部分は多々出てくるかと思います。 細かい部分では、最新話での『真名を捧げる』についてです。 大好きな二次の『真名の剥奪』からヒントを頂いております。 剥奪と捧げるの違いによって……少しだけネタバレをさせて頂くと『役満三姉妹』関連と、姓名を無くした月ちゃんと詠ちゃんの事で話が繋がります。 『あの作品様』を読んだ事のある方にはその点を楽しみにして頂けたら、と考えておりましたが、不快に思われたのでしたら申し訳ありません。 二次では無いですが大きな所を言うなら、 黄巾の乱の最終戦と、官渡での烏巣襲撃などは三國無双2のゲームからヒントを頂いております。 不快に思われたのでしたら申し訳ありません。 最後に プロットが似ているという件について。 この物語の作中内のお話になりますが、 袁家は観測者の介入によってハードモードになっているので、それを本来の恋姫である麗羽が壊す事にこそ意味があります。次話で大きな区切りとなり、観測者の話を出して明かすつもりでしたが、ご指摘を頂いたのでここで先に明かす事をご容赦ください。 先の世の為の布石の意味合いもありますが、同じ事をしていても作者の意図はあの作品様とは別なので、楽しみにして頂けると嬉しいです。 ではまた |
本編の時系列とは全く関係ございません ―――――――― 「皆さんに内緒で……良かったんでしょうか」 「いいさ。今日は雛里と二人きりで行事ごとを楽しみたいからな」 蒼が広がる空の下。 秋斗と雛里は桃の花が咲き乱れる場所でのんびりと過ごしていた。 今日は休日。二人で必ず取る月一回の休日である。 魏での行事ごとは皆で過ごす事が通例となって来ているのだが、三月三日の今日だけはと、秋斗が提案して皆に内緒にしてあった。 実は店長でさえも知らない。まあ、料理は依頼してあったのだが。 簡易で準備した筵の上には白酒とちらし寿司、あられに菱餅……そう、今日は雛祭りなのだ。 「あわ……しょ、しょれはうれ、嬉しいでしゅが……」 頬を淡く染め上げて、いつものように彼女は帽子を下げて俯く。 折り畳み式の座椅子が二つ、されども腰かけているのは一つ。あぐらをかいた彼の脚の間にすっぽりと雛里が収まっていた。 そよそよと吹く昼間の優しい風が心地いい。 雛里の帽子を静かに外した彼は、ゆっくりと蒼髪を指で梳かしていった。 もう随分と前からこうやって頭を撫でられる事が多い雛里であるが、やはり未だになれないのかもじもじと恥ずかしげにしていた。 そんな彼女に、彼は苦笑を一つ。せめて話でもして落ち着かせようと思考を回す。 「……雛祭りってのは女の子の健やかな成長を願う祭りなんだが……それを言っちまうと華琳の奴は皆を侍らせて楽しみかねん」 些か罪悪感がある雛里の心も紛らわせるように口に出したのは華琳の事。 それを受けて、雛里は深呼吸を一度。後に彼の苦手な覇王を思い出して口を開いた。 「ふふっ、春蘭さんや桂花さんははしゃいでいるのではないでしょうか?」 「あいつらは……クク、むしろ互いの脚を引っ張って叱られてそうだけど」 「確かに……では風ちゃんと稟さんはどうでしょう?」 「風はなぁ……なんだかんだでゆるゆるとお断りしてじらして、それを華琳も楽しむ。んで稟はそんな風と華琳に遊ばれて……あ、やべぇ、宴会の席が血の海になるのしか思い浮かばん」 「最近は少し落ち着いてきたはずですが……」 「未だに華琳の閨に行けてないらしいからなぁ……艶本程度では揺るがなくなったにしても、華琳から攻められるとダメなんだろうよ」 すっと、杯から酒を飲み干す。合わせるようにお酌をした雛里の動作はよどみなく、まるで熟年夫婦のようであった。 「飲まないのか?」 「酔ってしまうと眠くなるので」 「その時はその時でいいさ。一緒にのんびりと昼寝するのも悪くない」 「で、では一口だけ……」 今度は彼が雛里の杯を満たした。 子猫のように舌で酒を舐める彼女の可愛さに、彼の頬が緩む。 「あ、おいしいですね。白酒と聞いていたのでもっときついお酒だとばかり思ってました」 次いでコクリ、と一口。 「まあ、普通の白酒とは違うからな。店長に試作して貰ってる“日本酒”の亜種みたいなもんだ」 「そうなんですか」 「雛祭りでの本来の使い方はお供え用だったりする。ま、固い事は抜きって事で。雛里は子供じゃないし、何より“この世界の行事じゃないんだ”、普通の雛祭りに合わせなくていいや」 「……秋斗さんは……」 子供じゃない、と言われて、 ――私よりも……星さんとか明さんとかと一緒の方が……楽しい時間を過ごしている気がします。 続きを紡ごうと思うも少し悩んだ。 こうして二人の時間を作ってくれるのは雛里としても嬉しい。一人の女として自分を見てくれているのも嬉しい。 ――私の事を一番に想ってくれるのは凄く嬉しくて……でも…… ただ、彼に好意を抱いているモノが幾人も居るのは雛里も知っているし、自分でつり合いが取れているのかといつでも悩んでいた。 雛里が多くの内の一人であればきっと違う悩みを持っただろう。されども彼が選んだのは雛里で、他の子に対しては答えを出さずに逃げ回っているのが現状。 華琳が怒るのも無理は無い。それくらいの甲斐性をもって皆の想いに応えろと彼女が言うのは、その程度出来るだろうと認めているが故ではあったが。 胸を見下ろす。女性らしさが余りに少ないその胸にため息が零れた。 「どうした?」 不思議そうに見やった彼は、頸を傾げて問いかけを一つ。 無意識のため息を付いてしまった事に、慌てて雛里はフルフルと首を振った。 「あわっ……な、にゃんでもありましぇ……あわわぁ……」 恥ずかしくて噛んでしまうクセはいつまで経っても治らない。これでは大人な女性になど見られるはずも無い、とまた心が落ち込んで行く。 クスクスと彼が小さく笑った。ゆっくりと頭を撫でてくれる手が優しくて、でも恥ずかしくて、彼女は耳まで真っ赤に染め上げる。 「雛里は可愛いなぁ」 「……そんなことないでしゅ……ない、です」 「そんなことあるさ」 「ないです」 「そうかい」 またゆったりと時間が流れる。 彼は別段何も言わない。何を話そうともせずに温もりを確かめ合っているだけの時間も好きだった。 そわそわと雛里が身体を揺らした後、衣擦れの音が鳴った。 膝の上、身体を反転させて向き合い、じ……と上目使いで雛里が彼を見つめる。 優しい光を宿す黒瞳は桃の花を見ていた。 「桃の花言葉には“天下無敵”とか、“私はあなたの虜”……とかがあるらしい」 「花の王様ではないですから、天下無敵という花言葉は少し違う感じがしますね」 「まあ、牡丹が花の王様って言われてるもんな。どんな意図でそんな花言葉が考えられたのか……聞いてみたいもんだ」 「桃は実がたくさんなりますし、魔除けや供物にもよく使われるのできっとその事も関係しているのではないかと」 「ああ、だから雛祭りでは桃の花で健やかな成長を願うのか」 納得だ、と言いつつ舞っていた花びらを一つ手に取って優しく包み込み、ゆっくりと目を瞑る。 「……どうか、雛里がこれからもずっと健やかであれますように……」 そんな彼の握った手を両手で包み込んだ雛里は、自分も目を瞑った。 「どうか、秋斗さんがこれからずっと健やかでありますように」 「ちょっと待て」 肩を竦めて、彼は雛里を訝しげに見やる。 「ど、どうかしましたか?」 「俺は女の子じゃないから祈らなくていいんだが?」 「でも私も祈りたいです」 「……嬉しいけど、今日は雛里の為の日だ。だから俺だけに祈らせてくれ」 気恥ずかしくて、秋斗は目線を逸らした。雛里が握る手は振り払うわけにもいかなくてそのままであった。 「嫌でしゅ」 拒否を示す為に決して手を離そうとしない。 少し強く出られるようになったのは成長なのか、はたまたわがままになっただけか。 強い視線に押されて、彼は緩い息を吐き出す。 「……ま、いいか。雛里がそれでいいなら」 彼女の為の日だと言ったからにはそれもありかと一人納得する。 また目を瞑って、雛里は彼が……“このままで居られる”事を願った。 「また“世界”に干渉されないように、でしゅ」 異端の彼がこの世界に居れるように。 もう二度と誰かの思惑に縛られぬように。 偽りの命であろうとこの世界で幸せに暮らせるように。 誰にも話していない彼と彼女だけの秘密の話。 彼が何処から来たのか、そしてどうしてこの世界に来たのかを知っているのは、雛里だけ。 「きっと大丈夫だよ。世界は変わったんだから」 「それでも……もう離れたくありません」 うるうると涙を滲ませる瞳は懇願を表し、彼は優しく頭を撫でやった。 「俺もだよ。それに約束したからな、乱世で失わせた分まで、最大限幸せになるって……だから」 手を離して、腕を回した。此処に居る彼の温もりを感じ取って、雛里の胸にじわりと暖かさが来る。 「私は……あなたと一緒に居られるだけで幸せです」 「俺も雛里と一緒に居らるだけで幸せだ」 見つめ合うこと幾瞬。 自然な動作で、二人の唇が短い間重なった。 互いの想いを分け合う行為は、外であるからかそれだけに留めた。 「でも、秋斗さんはたくさんの人を幸せにしないとダメです」 胸は痛むが、それがいいと彼女は望む。 何度か話しては見たモノの、いつでも彼の返事は一つだけ。 「……考えとく」 まだ時間が必要だった。二人だけの時間を、彼は望んでいた。 その想いを知っているから、雛里の心に歓喜が湧くのは当然で、皆への罪悪感が積もるのも必然。 穏やかな時間が過ぎて行く。 騒がしくて楽しい時間も代えがたい宝ではあっても、せめて彼女の真名を冠したこの日くらいは、彼女と共に過ごしたい。 きっと怒っているんだろうな、と秋斗は皆を思い出して苦笑する。 ――多分、華琳に話していたら準備した雛段の最上段に連れて行かれて、とっかえひっかえカメラの前に並ばされた事だろう。やっぱなぁ…… 「おだいりさまとおひなさまが、ふたりならんですましがお……って柄じゃねぇや」 「……?」 急な発言に首を傾げる雛里。 「おひなさまと二人きりで居たいなんてわがままを言うおだいりさまの方が俺らしいってこと」 恐れ多いけどさ、と付け足す彼の表情は楽しげであった。 まだ肌寒い春の足音が近づく日。 彼と彼女だけの雛祭りはまだ半分が過ぎただけ。 グイ、と酒を呷って、彼は熱い吐息を空に溶かした。 身体を預ける雛里は安心しきった表情で目を瞑り、彼の温もりに寄り掛かる。 平穏な日常の一日を、二人はゆったりと過ごしていた。 ―――― 別に祭りらしい事はしてないですけども。 本編が重たい話ばかりなので、甘めの日常を書きたかっただけです。お許しください。 |
仕事が変わるのでその準備で何かと忙しくなりまして、 どうにかこうにか時間を作ってきましたが今回は無理そうです。 申し訳ないです。 雛祭りフェイズは本編次話後に遅れてでも上げます。去年出来なかったので今年こそは。 考えているのはこの三つの内一つを書こうかなと。 1、ひなりんとの雛祭りネタ。 2、華琳様の百合ハーレム日和(魏) 3、白蓮と牡丹の百合百合雛祭り 1と2を纏められたらいいんですけども、時間が無さそうな気がします。 他に誰かの絡みが見たいとかありましたらご一報を。魏以外の恋姫とも絡ませたらいいのに、とか。 では |
多分ですが、 明日(今日)は投稿出来るか分かりません。 残業が終わらないのでほぼ徹夜です。 昼から仕事も入っているので書いてる暇もなく、もう少しお待ちください。 もうしわけありません。 |
あけおめなのです。こちらでは挨拶してなかった…… こっちでも投稿しておきますねー。 ――――――― 鋭い痛みが自身の腹を襲った。 ゆっくりと顔を下げて見やると……突き出る白刃が血に濡れててらてらと輝いている。 血が気管の奥に込み上げ、気持ち悪さに無意識のうち咳き込んだ。 ぼたっ、と血が落ちる。ストン、と膝から力が抜けた。 大地を染め上げる赤と、横を通り過ぎる赤。 なんら力が入らない。致命傷であると直ぐに理解出来た。もう……生き残る事は出来ないのだろう。 「ダメ……まだ、ダメ、です……私は、まだ救ってない……白蓮様……を、救わ……ないと」 力を入れようとするも、拳には力が入らなかった。流れ出る血と一緒に全てが抜け出ていくかのよう。 頭を埋め尽くしていく白があった。 白、白、白が浸食し始める。 愛しい主の思い出を反芻。繰り返し繰り返し、思い浮かんでくるのは大好きなあの笑顔。 「まだ、死んでたまるもんですか……私は、関靖……白馬の片腕、なんですよ」 何度も何度も、彼女の笑顔を思い浮かべ、もがいて足掻く。 抜け落ちた力を振り絞り、血を吐きながらも立ち上がろうと……しかし出来るはずなかった。 涙が出た。身体が寒かった。恐怖があった。 ――また、救えないんですか…… 頭の中でつぶやいて……違和感を覚える。 抜け落ちていく力に反して、頭には何かが流れ込んできた。 赤い髪が舞っていた。 頸を飛ばされ、赤い髪が舞っていた。 『白蓮様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!』 『お前がっ! お前たちさえいなければっ! 何度繰り返してでもっ……お前達袁家だけは必ず殺してやりますからねっ!』 『袁家に絶望を! 愛しい白馬の君を殺し続ける袁家に永久の苦しみを! 幾たび繰り返し、お前たちを殺してあの人を救えるまで……私の命を呪いと為して!』 ――ああ……思い……出した。 めぐる記憶は幾年もに渡り。 その都度、彼女を救えない懺悔と後悔と慟哭に沈んできた。 それでも愛しいあの人に生きて欲しくて、私はずっとずっと繰り返してきた。 このループと嘗てのループには、相違点があったと気付く。 いないはずの男が居た。自分が慕ってしまった男が居た。 自分だけが知っている、現代の言葉を偶に使う男だった。懐かしい料理を作っていたのだと、漸く気付いた。 ――あいつは……私と同じじゃないですか。 自分と同じ異物のおかげで、この地獄に救いが出来た。 主は、彼女は、あの人は、大好きな白蓮様は……これで救われる。 ――秋斗と一緒なら……必ず最後まで残れる…… どれだけ生きてと願っても袁家と戦う事を選んだ彼女を、彼と一緒なら救い出せた。 彼が与えた不可測と、私の命を以ってして。 きっと彼なら、これからも守り続けてくれるだろう。 殺すことなんて、絶対にない。だって……あんなに大切で楽しい時間を過ごしてきたのだから。 霞む視界に赤い髪が見えた。 憎くて仕方ない敵の声が聞こえた。 意味は何も、分からなかった。 「ふ、ふふふ……私は、あのお方を逃がせたんですよ……死を選んだあのお方を救い出せたんです……ああ、でも、もう手伝えない。そういう事だったんですか……せっかく……戻ったのに」 秋斗の手伝いが出来るはずの私は、死んでしまうから手伝えない。 彼女を生かし続けて、この世界を変える為の手伝いが出来ない。 好きになった。 彼女と同じくらい好きになった。 楽しい楽しい時間だった。 これから彼には、苦痛と絶望が待っているというのに……私はもう手伝えない。 だって……例えもう一度繰り返すとしても……この時の記憶があるかも分からない。 何より彼には繰り返して欲しくない。 こんな絶望を味わってほしくない。 でも彼は、私と同じく、この世界の異物として、一人ぼっちで過ごしていかなければならなくなってしまった。 「……ごめんなさい……もう手伝えません……せっかく……戻ったのに……一人にしてしまいます――――」 だから願おう。 彼の為に。彼女の為に。 大好きな人達の為に。この世界で生きる人達の為に。 「――――せめて……あなたの望む世界になりますように……」 ――秋斗…… 一つだけ、後悔があった。 あり得ないはずの確率のカタチ。そんな幸せな事象があったのなら……。 “もしも” “あなたがずっと白蓮様と一緒に戦おうと決めていたのなら” “私も幸せに、してくれましたか?” ――きっと幸せに違いありません。だって、この時でも、私も皆も、幸せだったんですから…… 白、白、白 最後に思い浮かべたのは大好きな彼女の笑顔。 そして、四人で笑い合っていたあの時間。 ――大好きです。星、秋斗……白蓮様…… |
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2016年 09月 01日 00時 30分