暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第6話 また迷子!?
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来やがったのよ。家族で車で遠出しているとき、信号待ちしてたら突然前後左右からダンプが突っ込んできた。ありえなくない!? いったい何がどうしたらそんな状況になるんだか。信号無視とかじゃ説明つかないよ? まあこの時も龍巳が人には見えないようなスピードで4方向からくるダンプの向きを逸らして事なきを得た。いや〜あの時はすごかったね。龍巳の姿が一瞬ぶれたと思ったらダンプが皆車に当たらないコースに移動してたんだから。お父さんとお母さんも龍巳に感謝しつつ、自分の正体を隠して動けるようになった龍巳に喜んでいた。その後はもうめちゃくちゃ龍巳のこと愛でてたよ。見ているこっちが引くくらい。龍巳も褒められたことには喜んでたけどその後の可愛がり攻撃にはちょっと微妙な顔をしていた。

 まあそんな感じでここ最近私の周りは不幸の連続だったんだけど、その不幸もぱったりやんだ。両親も龍巳も私が急にあまりにも不幸になったこと、そしてその不幸がいきなり止んだことに首をひねっていたけど私はその理由がなんとなく想像できていた。おそらくレオナルドが生まれたんでしょうね。原作のレオナルド、魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)の所有者であり英雄派構成員。おそらく彼が生まれるに当たり、世界の修正力? か何かが私を殺して魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)の所有者を空きにしたかったんだと思う。あの怒涛の不幸ラッシュはそうとしか思えない。

 今思うと龍巳との出会いもこの修正力? の1つだったのかな? 選択肢間違えたら死んでもおかしくなかったんだし。そう考えるとあの時一緒にイッセーがいてよかったよ。一人の時に会ってたらどうなっていたことやら。

 まあこの不幸ラッシュが終わってレオナルドが生まれたってことは、レオナルドの英雄派所属フラグが折れたってことだね。私は1人の子供の人生を救えたんだ。次は私自身が英雄派に見つからないようにしなくっちゃいけないわけだけど、そこは今まで通り魔剣創造(ソード・バース)に擬態させて使っていれば見つかっても格段に危険は下がるでしょう。それに龍巳もいるしいざというときもおそらく大丈夫。これで後は原作突入まではほんとに平穏な日々が送れそうね。良かった良かった。

 さて、今私はお父さんと一緒に温泉街を練り歩いて、数あるお土産屋さんを物色している。お母さんと龍巳は別行動で食べ歩きをしてくるらしい。あの2人、ほんとによく食べるからね。逆にお父さんは結構小食だ。普通お父さんとお母さんの食べる量はお父さんのほうが多いんじゃないかな? よくあれだけでそんながっしりとした体型維持できるよね。

 さて、このお土産屋さんはめぼしいものは無かったし次に行きましょうか。そうして私達が手をつないで次のお土産屋さんに向けて歩いていると



ミ〜〜〜〜〜



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