暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
6練習曲ーcon tutta la forza(全力を込めて強く)
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コーバッツを失った軍は完全に戦意を損失して逃げ惑っていた。それを見て

「だめ…だめだよ…こんなの。」

悪魔に向かってアスナが走り出していた。

「おい!アスナ!」

キリトも駆けだす。

「クライン!僕達も行くよ!」
「あーもう好きにしろってんだ!俺たちも行くぞ!」

風林火山のメンバー達と共に僕も後から駆けだす。
その時ちょうどアスナが大剣で吹き飛ばされているところだった。
それをフォローするためにキリトが必死に片手剣で防いでいるが、分が悪いようだ。

「クライン!僕はキリトのサポートするからそっちは軍の救助を頼む!」
「気を付けろよ!」

僕はそのままグリームアイズに向かって行き、大鎌スキル『チャリオットドライブ』を放つ。

「くたばれ○○♪くたばれ○○♪」

8連撃の乱舞がグリームアイズに放たれるが…

「??やっぱりダメか…」

やはりこの大鎌は所詮中層レベル。敵うはずも無く、数ドットHPを減らしただけだった。

「泣き面を…♪うわっ!」

僕もグリームアイズの大剣をガードし切れず吹き飛ばされてしまう。HPも6割ぐらいまで減っていた。

「スノー??」
「いてて、ヤバイな…普通じゃちょっと厳しいな…」
「普通じゃ?」
「ああ、だから僕は本気で行こう?キリトも全力を出せよ?やって後悔するよりやらないで後悔するのが辛いからな…」
「俺は…」

キリトは考えているとクラインがこちらに合流してきた。それを見て

「アスナ!クライン!10秒間だけ耐えてくれ!」
「僕も同じ〜!頑張って!」
「わかったわ!」
「おう!任せろ!」

2人が時間を稼いでる間に僕は《アリオーソ》の音符の絵をなぞる。よし!準備完了!

「「スイッチ??」」

アスナとクラインが離脱したところで僕は大鎌を振り上げた。

「電光石火の乱撃!だよ♪Grave!(重々しく、緩やかに)!」

僕はまた8連撃の『チャリオットドライブ』を放つ。さっさと比べて鎌の速度が遅く、グリームアイズの大剣のガードが入るが…

「この技はさっきと一味違うよ♪」

グリームアイズの大剣をなんと完璧に弾き返したのだ。グリームアイズの無防備な身体に残りの7連撃が決まる。さっきとは違いグリームアイズのHPが大幅に減る。

「さ、キリト後は頼むよ!」
「スターバースト…ストリーム??」

なんとキリトは両手に片手剣をもつーーー二刀流を行っていた。グリームアイズの反撃を少し受けながらも16連撃を決める。この二つだけで相手のHPは半分以下になっていた。

「キリト!決めるぞ!」
「おう!」

二刀流の乱舞がグリームアイズに与える。さらに…

「僕も16連撃いくで!それゆけチャン
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