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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−闇のデュエル−前編−
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、機械戦士たちが黒い泡を止めていた。

「どうなっているのだ黒崎遊矢ぁ!!」
「俺が聞きだいよ…あんた、闇のデュエリストじゃないのか?」
「私は只のマジシャンのインチキ闇のデュエリストだ…」
黒い泡は機械戦士たちに適わないと思ったのか、後退していった。
「みんな…」
そこには、いつも一緒に戦ってくれる仲間たちがいた。
…が。
デッキに戻ってしまった。
「何でだよ!?お前らと話がしてみたかったのに!」
「黒崎遊矢ぁ!泡が人の形になっていくぞ!」
タイタンの言葉に目を向けてみると、黒い泡がボコボコと音をたてて人の形になっていく。
てか、人の形って…
「俺たち!?」
泡は途中で2つに別れ、一つは俺。
もう一つはタイタンの形になっていた。
「そうだよ、俺。」
『俺』が喋る。
「『俺』たちはこの空間から出ると死んでしまうんだ。だからお前らの身体をもらおうと思ったんだが…失敗しちまったな。」
『俺』は、口調と声まで俺と同じだった。
不愉快だ。
「不愉快なのはこっちも同じだよ、俺。」
「ここから出せぇ!!」
タイタンが叫ぶ。
「それはぁ、我らとデュエルしぃ、勝てばの話だぁ…」
『タイタン』が口を開く。あっちもそっくりだ。
「『俺』たちが勝てば、俺の身体を戴く。『俺』たちが負ければ、この空間は消える。」
そう言って『俺』はデュエルディスクを構える。
「やるしかないか…タイタン!タッグデュエルだ!行くぞ!!」
「おうぅ!!私はぁ、こんなところで死ぬわけにはいかんのだぁ!!」
「デュエルだ、『俺』!」
「いいだろう、俺。楽しんで勝たせてもらうぜ!」
「タイタンは私だぁ!!断じてお前などではないぃ!!」
「『タイタン』は私だぁ。これからなぁ。」
全員のデュエルの準備が完了。
「さぁ、タッグフォース・ルール、闇のデュエルバージョンの開始だ。」
「絶対に勝つぞ、タイタン!」
「無論だぁ!!」

「「デュエル!!」」
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