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駄目親父としっかり娘の珍道中
第7話 甘い菓子には渋いお茶が一番
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 源外から告げられた内容に激しくショックを受ける銀時。そして、その内容を同様に新八、神楽、ユーノに告げた所、同様に他の皆もショックを受けてしまっていた。
 特に先ほど石つぶてを握り潰せなかった神楽のショックは相等な値になるであろう。

「マジアルかぁ。道理で体が妙にだるかった筈アルよぉ。おい其処の淫獣。ちょいと肩揉むアル。このままじゃ私の肩がガチガチになっちゃうアルよぉ」

 訂正しよう。大して気にしてなかったようだ。しかも彼女の中ではユーノの存在は新八と同程度として見られているらしく、すっかりユーノを手駒の如く使っている始末である。

「あの、僕の手じゃ無理なんですけど……今の僕フェレットだし」
「んじゃ人間に戻って肩揉めよ! 言っとくけど肩意外のとこ触ったりしたら只じゃおかないアルよ。銀魂のヒロインに手ぇ出したって事でお前の会社に被害届出してやるから覚悟しとくアル」
「すんごいハードル高いんですけどぉぉぉ! 僕じゃ無理だ。あんな針山みたいな肩をマッサージするなんて僕には出来ない! あんなの触っただけで僕の両手は血塗れになってしまう。無理だ、僕には絶対に出来ないよぉぉぉ!」

 どうやらユーノには神楽の肩を揉むと言うのは相等難易度の高い事だったようだ。その証拠に神楽のすぐ後ろにてユーノは頭を抱えて苦しんでいる。流石に世界が違うと考え方が違うようだ。

「いい加減にしなよ神楽ちゃん。ユーノ君だってわざとやったんじゃないんだから、それを汲み取らなきゃ駄目じゃないか!」
「し、新八さん……」

 この中に唯一自分に味方が居た事に感動するユーノ。フェレット姿のまま大号泣しながら新八を見ていた。恐らく今のユーノには新八はとても輝いて見えていたのだろう。
 が……

「何同族同士の慰めあいしているアルか? マジキモイアルよ。暫く私から半径50メートル位離れてるヨロシ!」
「察してやれよ神楽。どうせこのガキも新八と同じで故郷じゃツッコミと影薄だったんだろうよ。だから新八ともこうして息が合うんだ。悲しき同族愛って奴だよ」

 そんな二人に対し銀時と神楽の冷たい言葉と言う名の刃が次々に突き刺さっていく。とても鋭利な切れ味だった。その切れ味は一振りで心と言う名の肉を引き裂き、理性と言う名の骨を粉砕していく程でもあったのだ。

「あんたら意地悪も大概にしろよ! どんだけツッコミに恨みがあんだよ! ほら、ユーノ君も何か言ってあげて! こいつら黙ってると調子に乗りまくるから言い返さないと飲み込まれてしまいますよ! カオスと馬鹿と言う名の無限ループの渦に君も飲み込まれちゃうんだよぉ!」

 流石は新八である。長年銀時達馬鹿共達の中を生きぬいて来ただけありこの程度の事では屈しない鋼の魂を手にしていたのだ。
 が、それは新八の話。見も
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