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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第4箱 「ここから…めだかちゃんが初まったんだ。」
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くれるキミなんだよっ!?」


僕がそう言うと善吉が続けた。



「うん!!きっときみは みんなを幸せにする為に生まれたんだよ!! それに、きっとりゅうくんも幸せにしてくれるよ!!」



善吉は、笑顔で今日一番の笑顔でそう答えた。





「!!!!」




めだかの表情が一気に変わる。

先ほどの無表情がまるで嘘の様……。



「ぜんきち………くん…………。」



僕も表情が変わったと感じた。


それに……。



(覚えて……くれたんだね……。)



自然と、その場にいた全員笑顔になっていた。

そして、めだかは。



「私はお前達の様な……見知らぬ他人を幸せにする為に…生まれてきたんだな……。」



そう自分に言い聞かせるように呟いていた。

今日この瞬間から




箱庭学園(・・・・) 生徒会長(・・・・) |黒神めだか(・・・・・) に繋がる人生がスタートしたのだった。







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