暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第133話 突き進めイッセー!禍の団の襲撃!旧魔王の復讐!
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返ってるだけだから今日くらい体を張ってもらっても文句は無いだろう」
「あはは……」


 あっけらかんと言うサーゼクス様にリアス部長は苦笑していました。


 今だに赤龍帝であるイッセー先輩を引き込めだの殺して神器を奪えだの滅茶苦茶言ってくる上層部に魔王様も怒りがあったようですね。


「もし奴らがそれを警戒してこなければそれでよし、ただ旧魔王派は前の失敗を相当引きずってるらしいから来る可能性の方が高いだろう。いざという時の覚悟はしていてくれ」
「分かりました」


 サーゼクス様に警戒していてくれと言われて私達は気合を入れなおしました。


「ところでこの事はイッセーは知っているんですか?」
「いや彼には話していない。やる気を出してる彼に水を刺すのは嫌だったしディオドラ君に警戒されるのを防ぐためでもあるからね」
「ディオドラに?」
「どうも彼は不審な行動をしているらしいんだ、調べてみたが確定的な証拠は出てこなかった。因みに情報の提供者はココさんだ、占いでディオドラが怪しいと出たらしい」
「ココさんの占いなら信じられますわね」


 私はディオドラさんが怪しいと聞いて首を傾げましたが情報提供者がココさんからだと聞いて信憑性が増したと感じました。彼の占いは凄まじいって身をもって知ってますからね。


「どのみちこの決闘が無事に終わろうが彼には一度話を聞く必要がある、だから逃げられないように情報を抑えていたんだ。因みにリアスから見てディオドラ君をどう思った?」
「そこまで交流があった訳じゃないので何とも言えませんが、イッセーに決闘を申し込んだことは理解は出来ますね。愛は理屈じゃないので」
「僕もグレイフィアとは運命的な出会いをしたから彼の気持ちも理解は出来るんだよね。ココさんも自身の占いは完壁ではないと話していたし何事も無ければいいんだけど……」


 愛の為に家を出たリアス部長と情熱的な恋愛をしたサーゼクス様はディオドラさんを疑いたくないって思いがあるみたいですね。


「サーゼクス様、お招きありがとうございます」
「やあ、来てくれて嬉しいよ。サイラオーグ君」


 すると一人の男性がVIP部屋に入ってきました。それはまるで鋼の様に鍛え上げられた体格を持った悪魔の男性でした。


 彼はサイラオーグ・バアル、リアス部長の親戚で若手悪魔の中でも最強とも言われている人です。


「サイラオーグ、貴方も来たのね」
「おお、リアスじゃないか。こうして実際に会うのは久しぶりだな」


 部長とサイラオーグさんは握手を交わしました。


「ミスラ伯母様はどう?」
「相も変わらず眠り続けている……リアス、話は聞いてある。本当に母上を目覚めさせることが出来るのか?冥界の名
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