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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第133話 突き進めイッセー!禍の団の襲撃!旧魔王の復讐!
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て来ていた。


「ナイフ!」


 ナイフで防ぐが横から凄まじい怪力で殴られて地面を転がる俺、どうやらデコの広い女性に殴られたようだ。


「沈みなさい!」
「うおっ!?」


 ハンマーを振り下ろした緑髪の女性の一撃で地面が割れて下半身が埋まってしまった。そこに水色の髪の女性が身体を液状化して俺の顔を覆ってきた。


『はははっ!無様だな!このまま死んでしまえ!』


 ディオドラは楽しそうに笑い他のメンバーも一斉に攻撃を仕掛けてきた。だが俺はメンバー全員の能力を確認すると反撃に移る。


「きゃあっ!?」


 俺の顔を覆っていた液状化した女性が悲鳴を上げた。なぜなら俺が凄い勢いで彼女を吸い込んでいるからだ。


「止めなさい!」


 近くにいた他の女性が助けようとするが俺は吸い込んでいた液体を女性の顔に吐きかけた。そして怯んだ隙にアイスピックに構えた指を体に突き刺した。


(ノッキング!)


 俺は女性をノッキングさせる、そして液状化から元に戻った女性を担ぐと盾にして突っ込んだ。


「こ、これじゃ攻撃できない!」
「卑怯者!」


 女性たちは避難していくが俺は無視してノッキングしていく、そして最後に残ったピンク髪の女性に盾にしていた女性を投げつけた。


「おらっ!!」


 そして二人同時にノッキングして動きを封じ込める。


「俺の勝ちだな」


 そして俺以外の全員が地面に倒れて決着がついた。


「これで満足か?」
『ははっ、容赦がないな。まあこの光景はバッチリとったしアーシアが見れば君に失望するだろうね。それじゃ次の部屋に進んでくれ』


 上機嫌でそう言うディオドラに俺は内心呆れていた、まさかノッキングを殺したと思うとはな。


 俺が最初反撃しなかったのは彼女達の能力を知るためだったからだ、もし変身系の能力だったらノッキングを失敗する恐れがあったからな。


 次郎さんならどんな姿になっても難なくノッキングしてしまうんだろうなぁ、あそこまでの領域に行くには一体何百年かかるやら。


 俺は倒れた女性たちを安全な場所に移動させて次の部屋に向かうのだった。

 
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