暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第122話 真夏のプライベートビーチ!イッセー、美女たちの水着姿にタジタジ!?
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勿論私もよ。


「アザゼル、貴方も立っていいわよ」
「おう、やっと足のしびれを治せそうだぜ」


 アザゼルはそう言って正座を解いた。


 なぜアザゼルが正座をしていたのかというとグルメ馬車のカジノで借金を作りかけたからなの。なんでも勝って良い気になっていたアザゼルにナミとカリーナっていう女性二人が声をかけてきたらしくてかなりの美人だったから一緒にお酒を飲んだらしいわ。


 それで煽てられて調子にのったアザゼルは誘われるがままに賭けをしたそうなんだけど、惨敗して危うく借金を作りかけたそうよ。アザゼル曰くその二人はプロで絶対にイカサマしていたと言い訳したけどそこでやめなかったアザゼルが悪いとイッセーに言われてしまったの。


 結局イッセーが借金を立て替えて彼は反省として今日まで禁酒して正座で過ごしていたって訳なの。まったくいい大人が情けないわね。


「今日は良い『漆黒米』がグルメ馬車にあったので贅沢しちゃいました」
「おお漆黒米!めっちゃ美味いんだよな!」
 

 漆黒のお米を見てイッセーのテンションが上がった。


「ふふっ、それだけではありませんよ。この乾燥させた『ジュエルミート』を何でもふりかけに出来る『ポケットフードプロセッサー』に入れて……味付けに『雪塩』、『味付けのり虫』、『ごま魚』を少々足して……出来上がりです!」
「更にジュエルミートのふりかけかよ!ヤッバいな!」


 ジュエルミートの良い匂いがして私もお腹が空いてきちゃったわ、私達は直に席に着いて合唱の準備をする。


「この世の全ての食材に感謝を込めて頂きます!」
『頂きます!』


 そして私はジュエルミートのふりかけをかけた漆黒米を食べる……はぁぁ?モチモチとした触感に甘いお米の味が広がっていくわ。そこにジュエルミートのズシンとした濃い味が加わって舌の上で濃厚な味のダンスが始まった。


「美味しいわ。流石小猫ね」
「おかずもいっぱいあるから沢山食べてくださいね」


 私達は食事を楽しみながら今日の日程を話し合うのだった。


「ならガツガツカレーの出るお店が開くのは明日なのね」
「ええ、今日は目一杯海で遊んで明日カレーを楽しむって感じですね」


 イッセーの言葉に私は良い考えだと思った、折角海に来てもお腹が膨れていたら水着を着こなせないから。


「夜はバーベキューの準備も出来ているから期待していてくださいね」
「やったぁ!今からお腹が空いてきちゃったわ!漆黒米おかわり!」
「ああ、十分に腹を空かせて置かないとな!私もおかわりを頼み!」
「お腹空かせるって言ってるのに膨らませてるにゃ」


 小猫の言葉にイリナとゼノヴィアは目を輝かせておかわりを要求し
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