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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第19話:エアボーンミッション
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名は列車に向けて降下・制圧だ。 列車前方はスターズ03および04、後方はライトニング03および04だ。
 いいな?」

「「「「はい」」」」

「降下完了後、先行した2名は上空警戒。
 前方部隊のリーダーはスターズ04、後方部隊は俺が直接指揮する。
 スターズ04は逐次状況を報告するように。
 また前方部隊は先頭車両を制圧後に列車を止めろ」
 
「なぜですか?迅速な列車全体の制圧が優先されると思いますけど」

ティアナが首をひねりながら尋ねる。

「列車が高速走行していると、揺れるし走行風もバカにならんからな。
 万が一屋根の上でバランスを崩したら崖下にまっさかさまという
 事態にもなりかねん。なので、安全に作戦を遂行するためにも列車は止める。
 いいな?」

「了解しました」

ゲオルグの言葉にティアナは大きく頷く。

「また、列車内という狭隘な空間に多数のガジェットが展開していることから
 列車内のAMF濃度はかなり高いと推測される。十分注意しろよ」

「「「「「「はい」」」」」」

「以上が作戦骨子だが、何か質問は?」

ゲオルグがそう訊くと、なのはの手が挙がった。

「ロングアーチ01の配置は?」

「俺は、リイン曹長とともに現場における全体状況の把握と指揮に専念する。
 ただし、列車内での戦闘において問題が発生した場合に備え、
 ヘリからは出撃して、上空で待機する。
 リイン曹長には広域警戒を担当してもらう。
 両隊長は知っての通り俺の空戦能力は実戦に耐えうるものではない。
 よって上空警戒は両隊長に依存する形になる。十分注意してくれ」
 
「「わかりました」」

「他に質問がなければ、以上だ。全員待機」

ゲオルグはそう言うとなのはに近づく。

「なのは、4人の実戦用デバイスの起動テストは終わったのか?」

ゲオルグがそう聞くと、なのはは首を横に振った。

「今日の午後にテストを予定してたから、ぶっつけ本番だね。ごめん」

「仕方がない。お前のせいじゃないから気にすんな」

「うん、ありがと」

「ゲオルグさん。列車が視界に入りましたよ!」

操縦室のヴァイスからゲオルグに報告が入る。

「よし、両隊長は出撃してくれ。気をつけろよ」

「「了解」」

なのはとフェイトはそういうと、後方のドアから出撃していった。

後には、緊張で固くなった新人たちが残された。
ゲオルグは、彼ら4人に話しかける。

「俺からちょっとアドバイスがあるんだけど聞くか?」

ゲオルグがそう言うと、4人は一斉に俺を見た。


 お前らはこれまでなのはの厳しい訓練を1カ月頑張ってきたんだ。
 だから,実戦くらいは頑張らなくて
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