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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四十話 断罪王Σと性格最悪美少女エリナ。職場で言葉を使わずに行動のみで嫌がらせをしてくるやつはニンニクを大量に食って深夜に自宅のトイレ故障しろ!
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加減にしなさいよ!私は私を殴ってないわ!」
「君は大きな勘違いをしている、君はエリナちゃんじゃないんだよ」
「じゃあ、私は誰なのよ!」
「君はハルナちゃんだ」
「ハルナは昨日アンタに殺された、同じことを何度も言わせないで!」
「違うよ、君はエリナちゃんじゃないし、ハルナちゃんを殺したのはハルナちゃんだ」
「あんたと話してると、頭がおかしくなるわ!」
エリナちゃんが両手で頭髪を掻きむしる。
僕はエリナちゃんの前に立ちふさがる。
僕は両手でエリナちゃんの両肩を掴む。
「エリナちゃん、おじさんともっとお話をしようよ」
「あんた、今認めたわね、私がエリナだって」
「おじさん、寂しいんだよ」
「認めなさいよ!私がエリナだってこと!あんたが私に負けたことを!」
「エリナちゃんに負けたのは僕じゃないよ、エリナちゃんだよ」
「あんた、はっきり言って頭おかしいわよ!離してよ!」
「じゃあ、僕の出す、クイズに答えてよ」
「クイズに正解したら、解放してくれるの?」
「ああ、もちろん。それじゃあ、第一問、ハルナちゃんを殺したのは誰ですか?」
「あんたに決まってるでしょ!私は私の大事な親友を殺したあんたを絶対に許さない!」
「不正解ですね。このクイズの答えはエリナちゃんです」
「ふざけんじゃないわよ!人のせいにするな!」
「それでは第二問、このスーパーの駐輪場の自転車を倒したのは、誰ですか?」
「あんたに決まってるでしょ!バーカッ!」
「不正解ですね。このクイズの答えはエリナちゃんです」
「人のせいにしてんじゃねぇぞ!このクソバカ野郎!とっとと肩からその汚い手を離しなさいよ!」
「それでは第三問、今、僕のクイズに挑戦しているのは誰でしょう?」
「私よ、エリナよ!」
「不正解ですね。このクイズの答えはエリナちゃんです」
「死ね!」
「それでは第四問、今、エリナちゃんにクイズを出しているのは誰でしょう?」
「宅間セメル!」
「不正解ですね。このクイズの答えはエリナちゃんです」
「死ね!」
僕はエリナちゃんにクイズを出し続ける。
僕はエリナちゃんがクイズに正解すれば、答えを無理矢理変更する。
僕はエリナちゃんがクイズに不正解になれば、次のクイズを出す。
これが早朝から深夜まで続いた。
周りの人びとは僕とエリナちゃんの狂気に満ちたやりとりを見ても、見て見ぬふりをして通り過ぎていく。
「どうして、だれも助けてくれないのよ!」
「それでは次の問題です」
「もういいわ!私が悪かったわよ!自転車を蹴り倒したのも、ハルナを殺したのも私だって認めるから、もう家に帰らせてよ!」
「不正解ですね、このクイズの答えはエリナちゃんです、それでは第12660問です」
「だーかーら!エリナは私でしょ!」
「不正解ですね、それでは
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