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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十一話 断罪王Σと美少女飼育員アカネ。動物園の飼育員たちはなぜ動物が好きなのに動物を檻に閉じ込めて自由を奪うことに対して見て見ぬふりをするのだろうか?
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犯罪者の犯行動機と大して変わらないよね、動物たちのことを本当に思っているなら、故郷に返すか、動物園から解放するべきなんだ。つまり君たちは犯罪者だ」
「犯罪者に犯罪者なんて言われたくありません!」
「残念でした、僕は犯罪者じゃないよ。だって僕は人間を超越した存在だからね。人間を超越した存在に人間達のための法なんて無に等しい」
「もう、とっくに他の飼育員たちが警察に通報しているはずよ!」
「あっそ、でもぜんぜんこないですねぇ〜警察」
「きっと、外に逃げ出した動物を捕まえるのに大変なのよ!あなたが自分のことをどう正当化しようと、あなたは犯罪者なのよ!私は負けない!」
「私は負けない?じゃあ、どうしたら君は僕に勝てるのかな?」
「あなたが警察に捕まって法で裁かれた時よ!」
「シンゴォォォォォォォォーッ!」
僕の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆う。
断罪王Σと化した僕の姿に、アカネちゃんが恐怖に全身を震わせている。
「この姿を見ても、まだ僕を愚かな人間達の方で裁けると君は思っているのかな?」
「な、なんなのよこれは!こんな動物見たことない」
「せっかくだからさ、警察がくるまで僕のことをアカネちゃんが飼育してくれよ」
「は?」
「だって、アカネちゃんは飼育員なんだろ?」
アカネちゃんが携帯で動物園内のスタッフに連絡を取っている。
「ちょっと待ってなさいよ...ねぇ!いつになったら警察来るのよ!」
「そ、それが、もうとっくに通報したんですが未だ、サイレンの音一つしません!」
断罪王Σと化した僕の超聴力がアカネちゃんの話し相手の言い訳の音声を拾い上げる。
「ほら、僕の言う通りだったでしょう?だから早く飼育しくれよ〜」
「なら、条件があるわ」
「なに?」
「私があなたを飼育したら、ちゃんと警察に自首して」
「わかった。わかったから早く飼育してくれよ」
「ちゃんと携帯に音声を録音したからね。それで、飼育って具体的にどうすればいいの?」
「それは、こっちのセリフだよ。アカネちゃんは飼育員なんだろ?いつも動物たちにしてるみたいに飼育してくれればいいのさ」
「はぁ?あなたさっき、自分のことを人間を超越した存在って言ってたわよね?それなのに動物たちと同じように扱ってほしいってこと?もう、意味わかんなすぎ」
僕はアカネちゃんの腹部に軽く拳をぶち込む。
「さっきから、うだうだ言ってんじゃねぇよぉッ!おめぇ飼育員だろ?プロだろ?だったらできるだろうが!とっとと僕を飼育すればおめぇは僕に勝てるんだぜ!わざわざこっちからハンデを与えてんのに、なんだその態度は!この動物園は客に対する態度がなってねぇよ!だから、動物だって脱走するんだ!」
「痛っ... !動物を脱走させたのはあなたのせいでしょ?」
「人のせいにするな!
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