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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十一話 断罪王Σと美少女飼育員アカネ。動物園の飼育員たちはなぜ動物が好きなのに動物を檻に閉じ込めて自由を奪うことに対して見て見ぬふりをするのだろうか?
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きりぶつけた。
アカネちゃんの頭部から流れていた大量の血がアカネちゃんの顔面を真っ赤に染める。
「これで私の勝ち逃げよ!どうだ!ざまぁみろ化け物!悔しかったらあの世まで追いかけてきなさいよ!」
頭からたくさんの血を流して僕に勝利宣言をしたアカネちゃんが倒れる。
自らを殺すことで、僕から解放されたアカネちゃん。
でも、自らを殺すことは決して勝利なんかじゃない。
言葉でも暴力でも僕には勝てないという現実から逃げるために自らを殺すのはむしろ敗北なのではないかと僕は思う。
冷たくなったアカネちゃんの顔は僕から解放されたせいか、とても安らかで幸せそうな顔をしていた。
だから僕はアカネちゃんの死体を食べて、動物園を退園した。

次回予告 第三十二話 断罪王Σと婚活美少女アヤカ。相手に尽くせば、尽くした分だけ相手から見返りが必ず返ってくることが当然だと思ってる女は俺とラップバトルを繰り広げながらジャズセッションしろ!
 

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