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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十五話 断罪王 対 銀装天使アルマロス!タミエル!サルタエル!金目当ての結婚なんてしてんじゃねぇよ!金が欲しけりゃ自分で稼げ!金目当てで成立した婚姻関係に愛なんてあるわけねぇんだよ!本当に相手を愛しているなら相手の貯金残高とか収入なんて気にせず結婚出来るよなぁ!金目当てに婚活してるやつは全員、立ち食いそば屋でペペロンチーノ食いながら落雷に打たれろ!
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に…」
 「働かざる者食うべからず…悪いけどこの世界は石川マサヒロ君みたいなニートで無職で露出狂の人殺しに居場所を与えるほど甘い世界じゃないの。それに正直アンタキモイのよ、アンタみたいなキモイ男なんか死んでしまえばいいのよ!どうしてこの世界に産まれてきたのよ!多くの人々と私の両親を殺しておいて殺されないだけ、ありがたいと思いなさい!」
 「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!お前はミサキじゃない!ミサキはそんなこと言わないんだよぉ!お前はミサキの偽物だ!うおおおおおんっ!シンゴォォォォォォォォォッ!ダメだ…エネルギー切れで断罪王に変神できない…そうだ…メシアはメシアはどこだ?」
 泣きながら笑うミサキの放った麻酔銃の銃弾が全裸のままうつぶせで泣き叫んでいる石川マサヒロの背中に直撃する。
 その瞬間、石川マサヒロは目の前は真っ暗になる。
                *
 ミサキの操縦するアルマロスは気絶した石川マサヒロを右手で掴み、飛翔すると左手のひらから出したビームの鞭で一般市民を無理矢理進化させたサンゴ礁型のアンノウンを爆散させると至高天の基地に向かった。
                *
 目を覚ますと俺は全裸のまま檻の中に閉じ込められていた。
 目の前にはコップに入った水と食パンが一枚あるだけだった。この程度の食料では断罪王に変神してこの至高天の基地から脱出するのにおそらく百年はかかるだろう。
 至高天の奴らがなぜ俺を生かしたのかについては不明な点は多いが、今俺にできることはとりあえず食料を摂取して生きることだけだ。
 「石川マサヒロ、ようやく起きたみたいですね」
 俺が食パンを食っていると、いったいいつからいたのか、無表情のメシアが隣で体育座りをしながら知恵の輪で遊んでいる。
 「メシア!お前はなぜ俺を助けなかったんだ!」
 「助ける必要がないからです。つまり、この状況を石川マサヒロに身をもって知ってもらうためにはこうするしかありませんでした」
 「一体どういうことだ?」
 「どこの世界に空腹と栄養不足が弱点の神様がいますか?」
 「そ…それは…」
 「つまりまだ、黒の断罪王は完全体ではないということです」
 「完全体?お前はいったい何を言っているんだ?」
 「とにかく石川マサヒロが人間をやめればいいんです」
 「人間をやめるだと?断罪王に変神できる俺がまだ人間だというのか?」
 「そうですよ、だから石川マサヒロは今、至高天の基地の檻の中にいる」
 「なるほど…なら俺はいったいどうすればいい…」
 「これを食べてください」
 メシアが地面に右手をかざすと地面に浮かんだ魔法陣から俺の母親が出てきた。
 「どうして地面から母さんが出てくるんだ…その前になぜ生きている?俺が初めて断罪王に変神した時、断罪王の
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