暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/WizarDragonknight
1章
”Life is show time”
[5/5]

[9] 最初 [2]次話

 炎の蹴撃。ストライクウィザードたる、ウィザードの最大火力の一撃。
 それは、断末魔を断ち切り、人を襲う怪物の体に、魔法陣という風穴を開けた。
 そして、火のファントムに巻き起こされる、爆発。
 それは、ファントムの最期だった。
 そのままウィザードは、ローブをたたみ、告げる。

「ふぃー」

 ウィザードの体を、魔法陣が貫通する。
 ウィザードは消滅し、その場にハルトが戻った。

「全く。稼げるかなって思ったのに、仕切り直しだよ。今日の寝床も探さないとだし……ん?」

 ぶつぶつ文句を垂れるハルトは、自分の体の異変に気付いた。
 正確には、右手の甲。

「あれ? どこかぶつけた?」

 そこには、血が滲んだような、不気味な紋様が浮かんでいた。

[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ