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剣を舞う男の娘
2話
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・」

「それはね」

 ヘルトと一緒にいる少女はルビア・フォン・エルステイン。

 彼女はヘルトの疑問を教えてあげた。

「授業が少ないのは、アルバイトで生活費を稼ぐためって先生が言っていたわ」

「なるほど」

「そういえば、シェルマイスは・・・」

「ヘルトで良いよ。俺の名前は師匠の名前を捩ってるだけだから」

「そうなの。じゃあ、私はルビアで構わない」

「よろしく」(^_^)

「・・・よ、よろしく」(◎-◎;)ドキッ!!

 ルビアは頬を紅くしながら、ヘルトと握手をした。

 握手する際、彼は彼女が顔を紅くするのか分からなかった。



 ちなみにルビアの実家は人口1000人ほどの村を有する準男爵家で財政は平凡らしい。エルステイン家の長女らしいけど、女の子という理由で家を継げずに魔力持ちなので魔法使いとして将来は冒険者を目指してるらしい。

 あと、妹がいて、近い自分を追いかけるように冒険者の志すそうだ。何でも、妹も魔法使いの素養があるらしい。



 2人はあるポイントまでやって来たところで

「そろそろ、事務所が教えてもらった辺りだと思うけど・・・流石にここまで来れば、他の冒険者がいないな」

「そうだな・・・ん?」

「どうした、ヘルト・・・」

「――静かに」

 ヘルトはなにかを勘付いて、探知魔法を周囲に展開する。

「『探知魔法』か・・・私も扱える。貴方ほどの範囲は無理だな」

「こればかりは場数だからな。俺は海に流された土地からここに来るまでに実戦経験を積んでるだけだよ」

「なるほど。今のは、その経験からくるのだな」

 探知してると

「――いた。あの木立の向こう」

「分かった」

 ヘルトはルビアと一緒に走っていき、彼が発見したポイントにやってきたら、猪が自然薯を探してるのか土を耕していた。

「大物ね」

「・・・だな」

 弓に矢を携えるヘルトとルビア。

 その矢には、ヘルトが矢に『ブースト』をかけて――。2人同時に矢を放ったが、急所じゃないところに刺さる。

「驚くかな」

「いや・・・どうやら、もの凄く怒って突進してきた」

(猪突猛進かな?)

 ヘルトは1回はそう思ったけど、振り切って猪を仕留めることに集中した。

(むしろ、正面を狙えて好都合かな)

「ルビア、もう一回『ブースト』しよう」

「ええ」

 又もや、2人同時に矢を放ち、今度は猪の脳天に突き刺さった。

 ブギャアア――・・・ッと断末魔をあげたのだった。

「スゲぇな。脳天に命中してる」

 倒れた猪を視ながらヘルトは呟く。

「ルビアって弓の腕も良いんだな」


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